テーマ:不登校の子供と共に(357)
カテゴリ:いろいろ
2か月もご無沙汰しました。
本日仕事中(^^ゞ 転勤してから2カ月が経とうとしています。早かったかなぁ~。 通勤もなんとか慣れてきたという感じでしょうか。 仕事もなんとなくこなすことができるようになってきました。 とは言っても1年経って一通りのことをしてみないと何とも言えないけど。 引っ越し日が31日と決まり現在は少しずつ積み上げられていく段ボールの中で過ごしている感じです いぶきは…運動会を9月に終え、来週から修学旅行となります。ドッジボールの練習ではお別れ会をしていただき、涙が止まりませんでした。 胴上げしてもらったり、泣きながら6年生の友達と一人ずつキャッチボールをしたりと涙涙のお別れ会でした。 スイミングの友達にも一人ずつプレゼントを渡し、お別れをしました。 学校のクラスのお別れ会は26日です。考えるだけで泣けてしまうようです。 現在の学校ではまだアルバムの撮影が終わっていなかったのですが、いぶきの転校が今月だということで、急きょクラス集合写真の撮影予定を早めていぶきと一緒に写真を撮ってくれました。これには私も感激でした。卒業アルバムは転校先のものは買わず、現在の学校のものを購入することにしていたので、とてもうれしく思いました。 それからひびき…今も不登校のままですが、転校先の学校へ行ってから様子が変わりました。 FAXで転校先の教務主任の先生にその日にしたことや考えていることなどを知らせているようですが、私には送ったFAXは見せてくれません・・・まぁ、いいんですけどね たまに先生からもひびき宛にFAXが届きます。 勉強も始めました。苦手な英語を2年生の休み始めた頃・・・ちょうど1年前から一気にやっています。もちろん好きなPCの前で その転校先の教務主任の先生からいただいた初めてのFAXはひびきに見せてもらえました。 「ひびきくん、FAXありがとう。 何もしてないって書いてあったけど、すごいことしたじゃないか。 こうして僕にFAXを送ってくれているんだから。 FAXをもらえるとは思っていなかったから、びっくりしたよ。とてもうれしかった。 FAXの内容から、ひびきくんが新たなスタートをするために もがき苦しんでいることがよくわかったよ。 ゆっくりでいい。焦らなくていいんだ。 一緒にやっていこう。 また手紙送ってね。」 涙があふれました。うれしかった。 何がどうなんて説明できないけど、とにかく、心が温かくなりました。 実は中学校を訪ねたとき、ひびきはとてもイキイキと学校に対する意欲満々だった。 帰りの車の中でも学校行けるかもと胸躍らせていた。 私も期待する気持を抑えるのが大変なほどだった。 でも、一日経って、ひびきから出た言葉は衝撃的だった。 「俺、今までとおり、転校しても学校行かない。」 そしてひびきの気持ちが語られた。 俺は友達を傷つけた。ひどいことをした。なのに、転校したからってはい、それまで。 今までのことはなかったことにして、楽しく学校へ行くなんてできない。 しちゃいけないんだ。俺は楽しいことなんてしちゃいけないんだ。 やりたいことをしちゃいけないんだ。友達苦しめておいて、俺が楽しむなんて… 友達にしたことを後悔していた。今まで口に出すこともできないほど、苦しんでいたことがひびきの口から語られた。やっと語ることができたんだと感じた。 よかった、語ることができて、許されたいんだと分かった。 俺、いいの? ほんとにいいの? もう楽しんでいいの? 許してもらっていいの? と叫んでいるように思えた。 私は言った。「今まで誰にも言えずに苦しかったね。つらかったね。 でも、もう十分苦しんだんじゃないの? 1年間胸の奥にしまいこんで 一人で抱えて苦しんだんじゃないの? 誰もひびきを責めないと思うよ。 もう自分を許してあげようよ。自分を傷つけるのはやめようよ。 今度は自分のために、自分のやりたいことやっていこうよ。」 先生からFAXが届いていたのは、この翌々日のことだった。 ひびきがやっと自分から殻を壊してくれたのかなと感じたできごとだった。 今では「今一番ほしいのは、学力。学力ほし~ぃ。学校の勉強ついていけねぇよぉ」 「高校も行きたいし 大学も行きたいんだよ」と叫んでいます 長くなりましたので、ここらへんで (めっちゃ中途半端) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|