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「アンティークレンガと熱帯アジアの庭園」 レンガ工房  iあいランド通信

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2001年11月28日
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SOHOのすすめ
いよいよこの日曜日は始めてのオフ会です、いまだに人数が把握できないために準備がはかどらずおろおろしています。
バリ絵画やバリ料理を期待されている方が多いと思いますが、SOHOという業態はどんなものかを理解していただける良い機会に成るのではと考えます。
最近「起業家」と言う言葉がもてはやされていて、IT講習会などが開かれればこの「起業家」と呼ばれる人たちが集まってきます。同じように新規事業を目指していますが、方向性で大きく2分できます。起業家の中でも「ベンチャー系」と呼ばれる人たちは大きく事業を伸ばしていくことを考え、より広い範囲から資金調達を目指しています。最終的には株式公開を目標としています。もう一方「SOHO系」と呼ばれる人たちはほとんど自己資金のみで事業を立ち上げ自宅で仕事を始める人も居ます、会社を大きくすると言うよりも自分の背丈で自己実現を図ろうとする人たちです。弊社は後者に当たります。
私がSOHOと言う形になぜこだわるのか少し述べさせていただきます。
戦後日本は大変な発展をとげてきました。物質的には本当に豊かになりました。医療も充実し平均寿命も大きく伸びました。食料は有り余るほど手に入ります。近隣の東南アジア諸国と比べても10倍20倍の所得を手にしています。しかし100年前の日本人と比べて、あるいは東南アジアやアフリカの人と比べて日本人は幸せなのでしょうか。必ずしも幸せではありません、むしろ豊かさの実感が何処にもありません。人々は「豊かになりたい、幸せになりたい」その思いで懸命に働いてきました。物質的には大変多くのものを手に入れました。しかし心の豊かさはどんどん失われていったのです。
「心の豊かさに」相反するものが「ストレス」だと思います。物質的な豊かさを追い求めた結果「ストレス社会」を作ってしまったのです。人間にとってストレスはとても辛いことです。いくら物質的に豊かになってもストレスを抱えていては本当の豊かさを実感することができません。
私の前職は800人ぐらいの中堅企業の係長でした。上と下のあつれきで大変なストレスを感じていました。縦型組織の生んだ悲劇です。また通勤地獄、都市の騒音などもストレスを蓄積させました。生産性を優先すれば企業の巨大化、人口の都市集中はしかたの無いことでした。
しかしIT革命はは巨大組織、大都市中心の社会に風穴を開ける方法を秘めていました。
ITにより会社が小さいからとか田舎に有るとかと言うことで不利益をこうむることが極めて少なくなりました。
SOHOは産業革命以前のような「村型社会」への入り口です。かっての日本では家族単位で商売は営まれていました。うちは農家だったのですが、何処の家でも家族が単位で働いていました、しかし村の道を直したり土手の芝刈りとかの時は村中総出で仕事をしました。村人が家を建てるときには皆手伝いに行きました。こうした村型社会こそがSOHOの原点であると私は考えています。もちろんかっての村といえば物理的な隣近所のことでしたがSOHOにとっての村人は地球の裏側に居ても良いのである。そして何か大きなプロジェクトが発生するとその世界中に散らばった村人が助け合って仕事を遂行していくのである。
SOHOとは大きな会社を目指すのではなく大きなネットワークを目指す人たちです。
近代化の名の元に蓄積されたストレスを和らげられるのはSOHOの発想です。
緑や花に囲まれ、庭ではウサギか跳ねていたり、その実海外のバイヤーとインターネットで商談がすすんでいたり、またお祭りをすると多くの友人が訪ねてくれるようなそんな環境で仕事をしたいと考えています。そして私なりの構想がほぼ実現しました。商売としては儲かると言うところまでは程遠いのですが、新しい仕事の形態として皆様に私の考えた会社の形態を合わせてご覧頂けたらと思います。
日曜日のオフ会の出席お待ちいたしております。





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最終更新日  2001年11月29日 06時09分34秒
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