「アンティークレンガと熱帯アジアの庭園」 レンガ工房 iあいランド通信
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久しぶりの本格的な雨です。 グラフィックデザイナーから、レンガ屋さんに転進して、 一番の問題は、レンガ屋さんは、雨が降ると、外の仕事ができない事です。 デザイナーは、天気も、朝晩も関係ないけど、 レンガ屋さんは、夕暮れが早くなったら、仕事ができる時間が短くなります。 珍しい、レンガを仕入れたので、紹介します。 穴あきのレンガです、コンクリートブロックよりは、少し小振りですが、 焼物であるレンガにしては、かなり大きな部類に入ります、 穴あきで、凸面と凹面と有るので、塀とかにも使い安いレンガです。 解体業者さんは、レンガを割れないように、大事に、解体しよう などと言う気持ちは、まったく無いので、重機を使って、ゴンゴン つぶして、ダンプカーで、レンガの再生工場に運んできます。 その為、ほぼ、全てのレンガに欠けや割れが有ります。 解体されたレンガは、2つの種類に分かれます。 有毒ぷしつが含まれたレンガは、埋め立て処理されます。 安全なレンガは、レンガ再生工場に運ばれ、材質ごとに分けられます。 その後粉砕されて、再び、レンガの原料になります。 その前に、「ちょっと待った、」と声をかけているのが当社です。 リサイクルレンガは、新品レンガに無い深い味わいを持っています。 工業用の窯に使われていた煉瓦は、その工場の特性に合わせて、 特殊な形をしたものが多々あります。 今回仕入れた、レンガもそのような特殊なレンガの一つです。