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都心を歩いていると、街中に刃物店があった。ショーウインドーにうちの山で必要な、斧とナタの中間くらいのサイズの斧があったので、店のちょいやせたおじさんにこのくらいのサイズのものは展示してあるもののほかにもあるか聞いてみた、すると、とても怪訝そうな顔をしながらも表の斧を見せてくれた。 ん???刃物屋さんに欲しい斧のことを聞くのはそんな珍しいことなのかな? 「なに、アウトドアか何かに使うの?」 とやせたおっちゃんはなぜか思いっきり高飛車に言う。 「いや、家の山の開墾用なんですよ」 と答えると急に無言になる。なんで? 頭の中にはてなマークが増える。 その二分後くらいにメーカーの人から電話が来たらしく、おじさんその2に変わった。こっちはでぷっとした人だ。 その2はしばらく「斧とは、ナタとは」論を話した。 「斧は両手で使うもの」とか、ワードは文章を書くソフトみたいな説明をしてくれた。…お腹いっぱいになる。 そこにある別のナタのバランスが思いの外よかった。 一万円か、いいな、買おうかなと心が動き始めたところで、 突然、路上に置いてけぼりをくらってしまった。 なぜか、話していたおじさんその2が 戸を閉めて店内に引っ込んでしまったのだ。 えーーー? ??? わけわからんまま立ち去った。 うーん、世の中にはいろんな商売の仕方があるもんだなあ。 職人っぽい人なわけでもないし、まったくの謎である。 不思議すぎてつい書いてしまった。 たぶん、いい人なんだろうなぁ。なんとなく思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2008 03:18:29 PM
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