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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.07.06
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カテゴリ:お茶
先日、広州から届けてもらったお茶の中から、湖南省緑茶セットの2つのお茶を試してみました。

パッケージ

君山銀針と君山毛尖


ちょっとマニアックなお茶ですが、いろんな方のブログを読ませていただいていると・・・

君山銀針は、ひょっとしてブームでしょうか?(^^;)


さて、君山銀針は中国十大銘茶に名を連ねる黄茶です。

君山銀針茶葉

君山銀針

黄茶は、弱後発酵茶に分類されます。少しだけ後発酵させたお茶です(そのまんま)
ちょっと珍しいお茶です。


産地は湖南省の洞庭湖にある君山島。
行政区分で行くと、湖南省の岳陽市になるようです。
湖の中にある島なので、霧が多い。銘茶の産地の条件ですね。

この島の中で作られるのが、本物の君山銀針なのですが、最近は、その周辺でニセモノがかなり作られているそうです。

何しろ島というぐらいですから、お茶の樹の数も限られています。
希少価値があるので高いお茶。でも有名なお茶=「作れば儲かる!」となるわけですね。。。


ちなみに、ここのお店のオーナーさんは、現地へ足を運んでいるのだそうで(ブログ)。
このフットワークは素晴らしい(^^♪

#全くの余談ですが、中国茶知識的には洞庭湖と洞庭山というのがあるのでややこしい。洞庭湖は湖南省で君山銀針の産地。洞庭山は江蘇省の太湖にあって碧螺春の産地として知られています。


君山銀針の作り方としては、緑茶の製法に近いのですが、最後に悶黄というプロセスが入って、これで軽い後発酵をさせます。

黄茶は、献上茶に良く用いられていたようですが、後発酵のおかげで緑茶の持つ鋭さが和らぐのです。そういうお茶を皇帝が好んだからなのかもしれません。



さて、もう一方のお茶。

君山毛尖茶葉

君山毛尖

君山毛尖は、君山銀針と同じ、君山島で採れた茶葉を使って作った緑茶です。
毛尖の名の通り、ふわふわの白い新芽が沢山含まれているお茶です。
以前飲んだ、都均毛尖と同じ系統ですね。


湖南省の緑茶はなかなか珍しい(^^♪
私、初めて飲みます。


それでは淹れてみましょう。
まずは、君山銀針。

このお茶の魅力は茶葉のジャンピングなので、ガラス製の背の高いトール蓋碗を使ってみます。

君山銀針トール蓋碗

最初は上の方に茶葉がプカプカ浮いているのですが、これが下に下がっていき、上にまた上がり、ということで行ったり来たりします。

君山銀針ジャンピング中

なかなか優雅なお茶です(^^)


そして水色。
飲杯に移してみました。ちょっと黄色っぽいです。

君山銀針茶水

香りはちょっと独特。少しこもったような香りがあります。

お味ですが・・・ちょっと癖がありますが、アミノ酸?な旨みがビッシリ詰まったお茶で、なかなか美味しい♪
緑茶に比べると、鋭さがないので、のんびりできる感じです。

なるほど、銘茶ですねぇ(^^)

抽出のスピードも遅く、ずーっと置いておいても渋みが出ないので、のんびり楽しめそうなお茶です。


さて、一方の君山毛尖。
こちらはガラス蓋碗で淹れてみましょう。

君山銀針と君山毛尖

いやあ、水色は全然違いますね。
こちらは完全に緑茶です。

香りは君山銀針と似ていて、ちょっとビックリ。
・・・やっぱり、こもった感じなんですよねぇ。

黄茶独特のものかと思っていましたが、これが、このあたりのお茶の樹の個性なんでしょうか。ただ、君山毛尖の方が少しストレートな香りの出方だと思います。

君山毛尖茶水

香りはややこもっていますが、お味は透明感のあるお茶です。
鮮烈さはあんまりないですが、ジワジワ旨みが来ます。
ただ、君山銀針と比べると少しシャープですね。
#でも、日本人受けはあまりしなさそうですが。。。

それにしても、こうして比べてみると同じ産地のお茶だと分かるものですね。
なかなか面白いです(^^)


茶底は、そもそも形状の違いがあるので、やっぱり違いますね。

君山銀針茶底

君山銀針

君山毛尖茶底

君山毛尖


こうした、なかなか飲めないお茶を飲み比べられるのも、現地から直お取り寄せの良さですね(^^)


P.S.
君山銀針については、黄茶だけでなく緑茶のものもあるそうで、荷花さんちょしさんがレポートを書かれています。いつもながら勉強になります(^^)

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Last updated  2007.07.07 00:26:59
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