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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶
今日は二十四節気の1つ、芒種(ぼうしゅ)です。
お茶好きにとって、芒種といえば、東方美人の収穫の季節です♪ 台湾では本格的に蒸し暑くなる、この時期にウンカが大量に発生し、茶畑の茶の新芽に吸いつきます。ウンカに吸われた茶葉は、ウンカの分泌物によって成長が止まります。 #蚊に咬まれるようなイメージですね。吸われるだけでなく、かゆみ成分を残していくような。 こうしたウンカの被害にあった茶葉を使ってお茶を作ると、独特の香気を持ったお茶に仕上がります。この独特の香気を持った東方美人は、この時期、限定!のお茶です。 #発酵だけでも、それっぽいのは作れますが、やっぱり違うんですねぇ。 というわけで、今日のお茶は、台北の茗心坊で買ってきた東方美人。 東方美人の産地として名高い、北埔の産です。品種は青心大有が使われています。 2年前のお茶ですが、後発酵が進むお茶なので、置いておいてもあまり味が落ちません。 ここのは適度に焙煎もされていますし。むしろ、甘さが増していくような気がします。 さらっと淹れてみましたが、香りの立ち方がとても良いです(^^) 2年前のお茶とは思えません。 先日の上園茶荘では、青心烏龍種の東方美人を購入してきましたが、やはり品種が違うと香りも味も違ったものに出ます。 青心大有の方が、少しさっぱりした口当たりのような気がします。 うーむ、これもいつかは一斉に飲み比べて検証せねば(^^;) 東方美人は、自然な甘さのあるお茶なので、疲れた時には良く効くような気がします。 体調の崩しがちなこの季節には、ちょうど良いお茶かも。 はてさて、今年の東方美人はどのような出来になるでしょうか。 良いものができるとよいのですが(^^) 今日のお茶:東方美人(茗心坊)、黄山毛峰(今古茶籍) もうすぐ美人の季節♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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