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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶の種類・品種
ここ1週間ほど、なんだか頭がもやーっとした状態でした。
風邪でしょうか。あるきちです。 さて、連日、今年の新茶をあれこれ飲んでおります。 今日は金萱茶。 金萱茶というと、「ミルクの香り」「バニラの香り」というような香りばかりがクローズアップされがち。 が、こちらのお茶は、そうした印象からすると香りは控えめです。 蓋碗の蓋の裏に、ほのかに、しかしハッキリとしたミルク感がある感じです。品種香ですね。 その一方で、台湾烏龍らしいフラワリーな香りもします。こちらは発酵の香です。 これが金萱の適正な香りの状態ではないかと思います。 あくまで烏龍茶な香りに、奥ゆかしいミルクな香りが隠れている感じでしょうか。 もう1つ、金萱というと味が軽やかと言います。 ややもすると、余韻がないというような表現をされたりします。 が、このお茶を飲んでみると、軽快なトーンの余韻があるように感じます。 青心烏龍種の余韻がドドドーンという感じなら、金萱種はタタターンという感じです。 分かりやすくはないけれど、きちんと余韻は感じます。 茶殻を見ても、発酵は適正。 良いお茶の仕上げだと思います(^^) こういうのを飲むと金萱というお茶も、きちんと評価し直さないといけないお茶だと思います。 「金萱=ミルクの香り」「金萱=量産品種」「金萱=味が薄い」のような方程式は、そろそろ取っ払いたいものです。 にほんブログ村 まう茶5番デス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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