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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2015.05.15
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お茶好きの方ならば、「自分の好きなお茶の産地に足を運んでみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、行こうと思っても、現実問題を考えると難しいこともたくさんあります。

まず、茶産地って大体、山奥にあるんですよね。
茶産地の中心となる場所までは公共の交通機関で行けたとしても、そこから茶畑やお茶の工場にたどり着けるかどうか・・・

しかも、茶畑や茶工場へたどり着いたとしても、そこは個人の方の持ち物なので、おいそれと入るわけには行きません。
交渉する必要がありますが、いきなり訪問しても歓迎されるとは限りません。
買い付けをする業者さんだったら、商売になるので接待してくれるかもしれませんが・・・

「言葉も分からないし、やっぱりコネがないと個人では無理かな・・・」と思っている方も多いのではないかと。
#バイクを借りて、走り回ってる方も時々いますが・・・w


私、個人的には、いろんなところで開催されている研修旅行に参加することをお勧めしています。
事前に打ち合わせも済んでいるので、受け入れ側も安心ですし、参加側も移動の足や言葉の問題もクリアできます。


そんなツアーの中で、ご紹介したいものが1つあります。

台湾の高山茶の中でも、ハイエンドとして君臨しております


梨山


に行くツアーです。
7月28日出発・8月1日帰着の4泊5日です。

しかも、ただ行くだけでは無く、


烏龍茶の製茶ができる


というものです。
ちょっと画期的すぎるんですが、あまりにも知られていないみたいなので、宣伝します(笑)

梨山の工場の様子
↑ここ↑ に行きます



<梨山は行くのが大変ですが・・・>
梨山茶区には、大禹嶺、福寿山といった超ブランドネームな産地が揃っています。
ゆえに台湾茶ファンの方の中には、「行ってみたい!」と思う方も多いと思います。

しかし、梨山は台湾の中央山脈のど真ん中。
最寄りとされる台中からでも、クネクネの山道をバスでひた走り、6時間ほどかかります。
しかもバス便は1日に1本とかなので、訪問スケジュールを組むのが結構大変なんですね。

私も梨山へは2006年に突撃しました
街には何とか行けましたが、足がありません。
結局、福寿山農場の茶畑をチラッと見て、お茶屋さんで茶葉を買って帰るのみで撤収しました。
現地の足が無いとどうにもならないんです。

なので、「梨山は、個人で行くのはハードル高いなー」ということを、身に染みて実感しております。

ところが、ツアーならこの点は完璧にクリアできます。

しかも、前日は礁渓温泉泊。
梨山へのアクセス路としては最も道の良いルートなので、4時間ほどで梨山に着いちゃいます。
見知らぬ人ばかりのバスではないので、安心して眠れますしね。


<受け入れ先がステキ>
この旅行の受け入れ先ですが、梨山の華崗地区(標高2500m)に工場を持っている華剛茶業さんです。

こちらの五代目のJohnnyは昨年、東京で講演をしています。

http://plaza.rakuten.co.jp/arukichi/diary/201403230000/

畑の管理という点から始まる、非常に実直なお茶づくりの話を整理して話していました。

彼と彼の会社の茶師さんたちが製茶指導をしてくれるので、かなりお茶への理解も進むのではないかと。
同じ製茶体験でも、作業の意味をきちんと説明してくれるのとくれないのでは、全然理解の度合いが違いますからね。

今回は1人当たり約1kgのお茶を持ち帰ることができるようにしてくれています。
梨山茶を1kgを市価で計算すると・・・
んー、かなり贅沢ですね(^^)

また、彼の会社が管理している畑は梨山茶区の中に広く分布しています。
天候・道路事情と時間が許す限り、あちこちの茶園を見学することもできると思います。
茶園が1カ所しかないという農家さんではないので、そこも魅力です。


<製茶以外の時間もお茶巡り>
このツアー、お茶が目的のオリジナルツアーなので、いわゆる観光スポット巡りがありません。

初日は台北の永康街に立ち寄りますが、これも台湾の茶人な世界を垣間見るお店巡りのためですし、最終日は鶯歌に行きます。
もちろん、時間の許す限り、お買い物も自由にできます。

台北で半日の自由行動もあるので、お茶屋さんや茶芸館巡りもできるでしょう。
お茶に関係の無い項目は、最終日にちょこっと民芸品店に寄るぐらいです。
#これを外すと大分高くなるそうで、やむを得ません・・・

台湾滞在の時間をフルに使えるかと思います。


<私も行きます~>
このように力説できるのは・・・

私もこの旅行に行く

からですw

「台北の自由時間で行くお店の心当たりが無い」とか「鶯歌の茶器屋さんはどこが良いの?」などはアドバイスしますし、状況によっては同行いたします。

Johnnyとも色々話をしているので、意思疎通のお手伝いも多少はできると思います。



<強行日程ですが、梨山行きは稀少>
到着翌日に梨山へ行き、工場で仮眠を取りながら夜通し製茶して、台北に戻ってくるという少し強行日程ではあります。

が、梨山行きのツアーというのは、企画自体があまり無いので、かなり貴重ではないかと思います。
日程が調整つきそうな方は、是非この機会に。


なお、このツアーはNPO法人中国茶文化協会が企画し、旅行実施はHISとなります。

詳細については、こちらのページにある旅行募集書面を確認してみて下さい。

締切は5月22日迄になっていますが、催行は現時点でほぼ決定しています。
もし日程調整に時間がかかるようでしたら、HISさんに相談してみて下さい。


行ける方、是非一緒に行きましょう~(^^)


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梨山好きの方は、お見逃し無く~






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Last updated  2015.05.15 23:55:07
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