|
カテゴリ:読書と自分と
(承前) 「サ-カスナイト」byよしもとばなな。
実は、3.11の地震よりあとに、読了した本がない。 途中までよんで、中断している本が4冊か、5冊か。 集中力がなくなっているのか、 周囲の状況をわすれて没頭することに抵抗があるのか。。。
知り合いの人に、おもしろい本がないかと聞いたらば、 昨年よんだなかから、4冊ほどをリストアップされて、、、 そのなかから、これをよむことに。。。
自分には、よしもとばななさんは、2冊目です。
で、読み始めたのはよいのですが、ちょっと、感想文のプランに変更を・・・。 実は、2~3ページに1つくらい、 毒か、薬かも、わからないような、 でも強力な魅力をもつ「呪文」が混じっている。 普通の小説だと、こんなにたびたびは、 「呪文」は現れないのだが・・・。
あ、そうだ。新聞連載の小説をまとめたのが、この本だって。 連載の1回1回に、メリハリのために呪文が織り込まれていって、 密度が高めになったのかもしれない。
で、読書感想文としては、 1冊全体を読み切ったあとで、全体をみわたしてから書くのが常道。 それはわかるが、 気になるフレーズがでてきtらば、そのつど、感想を書くのも、おもしろいかも。 折々の「呪文」。。。
半村良さんによれば、全体がしっかりと構想された「書き下ろし」とはちがって、 「連載小説」には、偶然の生み出す「楽しみ」があるとか。
で、110ページまでくるあいだにも、30くらいのフレーズが気になっている。 ひとつひとつ、出たトコで、勝負してみるのも、おもしろいかな。。。 とっ!
(つづく)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書と自分と] カテゴリの最新記事
|