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この数日、被災者の方へ送る物資に関する仕事を手伝ってきました。
少しはお役に立てるのかな、なんて思いながら、自分のできることをやってきました。 これだけにとどまらず、今後も、力になれることがあればやりたいと思います。 地域で決められた物資を集めて、仕分け、梱包、保管する作業がメイン。 まさかそのような仕事場で、数多くのトラブルがあるとは思わなくて。 誰もが「被災者の力になりたい」という気持ちのはず、と思い込んでいましたが。 現実はそう甘くありませんでした。 一番多く、悲しかったトラブルは、善意の押し売りです。 例えは悪いのですが、町会の廃品回収のように、現場で物資を集めていました。 そこに、決められていない、集めることのできない物資を持ち込む人が結構いて。 預かることができない、送ることができないので申し訳ないけれど、と断っても、 「せっかく持ってきたのにどうして受け取らないんだ」 という趣旨で、猛烈に文句を言うクレーマーのような人を数多く見ました。 自らルールを破っているのに、善意と言う言葉にすりかえて自己満足の為に強要する。 被災地のためにやっているのではなくて、自分の満足感のためにやっている。 そんな人たちをたくさん見て、とても悲しくなりました。 それ以外にも、「こんなことやるなんて、うちの町会に事前のあいさつがなかった」 なんて筋違いの文句を言う人や、自分の考えを主張するだけで批判ばかりする人、 そんな評論家きどりの人も本当にたくさんいました。 そんな人に共通して言えるのは、文句を言うだけで何も持ってこない。 偉そうに言うなら、せめて必要とされている物資を1つでも持って来たら?と思います。 被災していない地域の気持ち、力を1つにして、現地に送ることができれば、なんて、 甘い考えを持っていた私ですが、現実を見て、本当にがっかりしました。 まだまだがっかりしたことはたくさんありますが、そんな悪い人ばかりではないはず。 そう強く信じて、またお手伝いできるチャンスがあれば頑張ろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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