新作「ハリーポッターと炎のゴブレット」のDVDを自宅で見た。ホグワーツ、ボーバトン、ダームストラングの3大魔法学校の対抗試合が主題である。1番目はドラゴンを倒し、宝物の金の卵を手に入れる試合。2番目は湖の底に潜って、水中に眠ったまま吊られている人質を救出する試合。二人の人質を水面に出した後、ハリーは海底に沈んでしまう。人魚のような水魔たちに引っ張られながら、息が耐える寸前にハリーの叫ぶ呪文が「アセンシオ(Ascensio)!」つまりアセンションであった。和訳は「浮上!」だったが、何てタイムリーなと思った。ここまで、横になってうとうとして見ていたが、すっかり目が覚めた。そして、私には暗く息苦しい水中から陽光の眩しい空間に出るところが、まるで3次元から4次元へ次元上昇した時のように感じられた。死ぬ際の最期の言葉が、「アセンシオ(Ascensio)!」だったら、素敵だなと夢想してしまった。あれから、映画の同じ場面をちょっと見過ぎたかもしれない。苦笑してしまった。
参考)キリスト協会で言われる「昇天日」をAscensio Domini(ラテン語)あるいはAscension Day(英語)と言う。この言葉はキリスト教界で使われる言葉で、新約聖書の使徒言行録はイエスが天に上げられる出来事から始まっている。昇天日はキリストの十字架の死と復活からちょうど40日目にあたるとされている。いわゆる2012年のXdayとは関係ないが、非常に意義深い日である。
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Last updated
2006.05.20 23:29:33
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