8)フォーカス15フリーフロー。
フォーカス15で、2010年の米国を見てみた。
異常気象は、やはり世界的なもののようだ。地震も起こる。日本同様に旱魃による水不足に悩む。次にアラビア文字が見えてきた。どうも米軍が、駐留するイラクでの紛争が更に長引くようだ。続いて、中南米での紛争が激化し、米軍が派兵する。米軍の戦車や戦闘機が見える。世界的に極地戦が拡大するようだ。
この時、米国の大統領は、どうなったか気になった。すると、紙吹雪の中の大統領の祝賀パレードが見えてきたが、顔が暗くてわからない。隣の婦人は、一瞬黒人のようにも見えたが、どうなのであろうか。
前にも述べたやり方で、民主党大統領候補オバマ氏が大統領ならば、Yesの代わりに、数字の1を、Noのかわりに、数字の2を示してくださいとお願いし、ガイドに問うてみた。
しばし、大統領のパレードの場面が、そのまま続いていた。特に変化は無さそうだったが、やがて降りしきる紙吹雪をよく見ていると、すべて2の形の紙になった。では、念のため、共和党大統領候補マケイン氏が大統領の場合は、数字の1を、そうでない場合は、数字の2として、もう一度問うてみた。すると、空から西洋式の両刃の剣がバラバラ降ってきて地面に次々と突き刺さった。つまり1である。9月17日頃に見た2010年時点での米国の未来世は、マケイン氏が大統領ということであった。前にモンロー研究所という米国本土にいたのにも係らず、リーマン・ブラザース破綻の情報を全く知らなかったと書いたけれど、その後の株の大暴落とともにマケイン氏の人気は、共和党初の女性副大統領候補ペイリン氏も功を奏さず、凋落傾向である。対日政策の動向は未知数だが、マケイン氏は、ブッシュ大統領路線と基本的に変わらないないであろう。ヴィジョンが予告するように、世界が、更なる戦争の噂に怯える負の連鎖を阻止するためにも、個人的には現時点でオバマ氏が大統領になることを期待していることを付け加えておく。人種差別に対する潜在的な集合意識の壁を破っていただきたい。米国大統領選挙も後10日程になった。
最後に、このセッションで、2012年までに核戦争が起きるかもしれないというある参加者のシェアがあったので、この点も問うてみた。例の如く、Yesならば、数字の1を、Noならば数字の2を示してくださいとお願いした。すると、鬱蒼とした森の中に小道が見えてきた。奥の方から、ぞろぞろと鳥達の行進が目の前を過ぎていった。アヒルである。なるほど、アヒルは、2の形に見えるので、Noということになり、私としては、一安心したしだいである。