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カテゴリ:スピリチュアリズム
この事に関しては、今までも何度となく述べてきたことだが、いくつか、シルバーバーチの霊言から紹介する。
自分のために生きることを卒業し、人のために生きる事のみを考えて、無心で奉仕するだけで良い。そうすれば、カルマの刈り取りも自己に対する癒しも自然にかなえられていることに気付くだろ。こうして慈愛に満たされた意識には、次元の扉を越えて、神の前に真の魂の自由が得られるのである。普遍的な霊的真理はこの教えのように実にシンプルなものだと思う。人々に実相を説き、不朽の真理の道に導くには、どのような職業に携わっても、いかなる立場にあろうともできることではないだろうか。 「人のために自分を役立てることは尊い行為です。あなたの望みどおりの分野で仕事ができなくとも、人のためになると思うことを、その時その時に行えばよろしい」(シルバーバーチの霊訓10より) 「人のために己を棄てる仕事にもいろいろあります。あるものは一目につく派手なものであり、あるものは一目につかない静かな聖域で行われます。いずれにせよ大切なのは人のために役立つことであす。霊的真理の悟りを1人でも多くの、受け入れる用意のできた人に施すことです。不安と恐怖に満ち、数知れぬ人々が明日はどうなるかと案じつつ生きているこの世においては、人生とは何かについて、表面的なことではなく、真実の相を教えてあげなくてはなりません」(シルバーバーチの霊訓1より) 「霊は生命の創造力であるからこそじっとしていることができず、どこかに新しい捌け口を求め、従って満足することがないのです。何も霊媒現象を通して働くばかりが霊力ではありません。芸術を通じて、哲学者を通じて、あるいは科学者を通しても発現することができます。要するにあなた方自身の霊的自覚を深める行為、あなた方より恵まれない人々に何か役立つ仕事に携わることです。看板が何であっても構いません。かかわる宗教、政治、芸術、経済がいかなる主義・主張を掲げようと問題ではありません。実際に行う無私の施しが進化を決定付けるのです」(シルバーバーチの霊訓1より) 幾多の艱難辛苦は、多くの学びを与えてくれる。そういった体験をした者こそが人のために役立つ者となる真の資格がある。度重なる労苦に打ち勝った者は、人々を導く役目があるということだ。自分の境涯を不幸だ不運だと嘆く必要はない。それを踏み越えれば、後の人生で、神の使徒として人々を導く光栄な使命が待っているかもしれないのである。 「最大の貢献をなさんと心がける人は、困難や難問を避けようとしてはなりません。その困難、その難問こそが、そうした志を持つ人々の魂の奥底を堀起こし、奉仕の仕事に役立つ道具として、ぜひとも備えねばならない隠された資質を活用させることになるからです」(シルバーバーチの霊訓1より) 「人助けをするための霊的才能を授かるには、自ら苦しみと悲しみを味わうという条件が付きものなのです。霊の道具として自覚を持つに至るには、苦を体験しなければならないということです。苦の体験の本質は、霊的才能を手段として仕事をする者の試金石です。それを耐え抜いて、自分のもとを訪れる人の力になってあげることができるのです」(シルバーバーチの霊訓11より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.06 00:14:44
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