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カテゴリ:カンツォーネ
シチリアでの山火事のニュースに接し、シチリア出身の歌手として、マルチェラを一番に思い出しました。
1970年代には、日本カンツォーネ・ファン・クラブとは別に、マルチェラ・ファン・クラブができたぐらい人気がありました。 13歳でFESTIVAL DI SCONOSCIUTI(リタ・パヴォーネがこのフェスティヴァルで見い出されたことは有名)で優勝したものの、歌手は15歳以上でなければならない、という項目が規約の中にあって、優勝は取り消されてしまいました。 1969年、最初に受けたレコード会社のオーディションでは、訛りが強すぎてだめで、二度目に受けたCGDで合格。"A UN RAGAZZO NEL CUORE/IL PAGLIACCIO"でレコード・デビューしたもののヒットはしませんでした。 そんなマルチェラが注目を浴びたのは、1971年のヴェネツィア音楽祭の新人の部で2位になり、1972年のサンレモ音楽祭で「青い山脈」"MONTAGNE VERDI"で入賞してからです。 彼女もずっと活躍を続けている歌手の一人で、今年のサンレモ音楽祭では、お兄さんのジャンニ・ベッラとデュエットして"FOREVER-PER SEMPRE"を歌いました。 今後の活躍を期待しつつ、「再来日してくれないかな」なんて思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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