|
テーマ:鉄道(22996)
カテゴリ:乗り鉄
↑かつての九州は様々な夜行列車の終着点になっていた。 さる5月12日~5月14日の3日間を使い、主に九州の特急に乗りまくってきた。 本当に電車に乗るだけであまり観光は出来てないのが乗り鉄クオリティ。 そんな旅だし、これから主に関東でDCきっぷを使って観光をしようと検討している方の参考になるかは分からないがモデルケース的に記載をしていこうと思う。 ↑関東圏でも3月こんなフェアをやっていた。これに触発されたのか分からないが結果的にここに載ってる人吉以外の車両には全部乗ってきた。 財布ゆるキャラし過ぎたし、この九州旅行でブログ更新しまくったら10月くらいまでは何も書かないだろう。 飲んで食うに徹したし、し過ぎたので身体の丸みにも更に磨きがかかってしまった。 まぁそれだけあって純粋に楽しかったので悔いはない。 5月10日(金) ↑ワクワク感は凄かった(過去形)。 今回はフェリーを使用。関東から九州方面に向かう旅客路線は二つしかなく、サンライズ感覚に使えるのは東京九州フェリーのみ。 中々良かったのでいずれ番外編で書くと思う。 5月11日(土) ↑本格的な出発は明日から。因みにDCきっぷはJR九州の券売機でしか受け取れない。 九州きっぷ同様に管轄外の民は現地でしか受け取れない。 指定席の指定枠もJR九州の券売機やみどりの窓口じゃないと出来ない。 またきっぷの有効期限当日までに受け取る必要がある。 今回の場合だと5月12日開始のきっぷを13日に受け取ることは出来ず、12日に受け取れないと自動的に払い戻しにされてしまう。 サンライズなどの日をまたぐ移動手段を使って予定修正が必要になったりした場合は注意が必要だ。 5月12日(日) ↑漫画の街らしい。尚、新幹線口と小倉城口とでまるで漫画のように雰囲気がガラッと変わる。 この日は運休や寝坊への緊張やカフェインの取りすぎ(あと陸酔い)などで前日寝れなくなり、起きているのが苦痛状態。 雨も降ってるから、ひたすら意識を保つ為に電車に乗り続けるという惨状だった。
念仏みたいな凄い仰々しい文章になったが、雨がかなり酷くて屋外施設を殆ど観光出来ないことや、眠くてしょうがなかった事もあり駅から駅ぶらぶらするしかなかった訳。 予報通り雨が降っていたし勢いもあった。 ↑スプラトゥーン仕様の885系。初日に一回すれ違って以降は全く会わなかった。 そのため地獄巡りを断念し、土壇場で乗る予定がなかった36ぷらす3に乗った。 グッズ購入の為の入場料に近く乗車感はない。 当たり前だが乗るなら博多まで乗った方が良い。 ただ元々別の観光列車に乗る関係からフル区間で乗ることが出来なかった。 ↑わずか1駅でも4000円近くかかってしまう。余程の事がなければフル区間乗った方が良い。 こればかりは自己責任だけど。 36ぷらす3で別府まで折り返したら別府で昼飯。 その後次の電車のための時間潰しも兼ねてソニックで宇佐まで向かいなんとなく降りた後、杵築まで鈍行に乗り、そこからソニックに乗った。 ↑最近大分方面にも乗り入れるようになったという813系。見てる分にはお洒落。一応ボックスシートは空いてると快適。 杵築で止まるソニックは宇佐でも停まるのだが、雨が酷い上に駅舎の屋根がボロ………ナチュラル仕様だった為、雨宿り代わりに使った。 杵築までは42分発の鈍行が先行するからだ。 そこからなんとか本命のあそぼーいに眠気飛ばして乗った。 大人向け特急車両に10分ほど、子ども向け特急車両に一時間ちょい。 ま さ に こ ど お じ 豊後竹田で駅舎見た後、大分行きの九州横断特急に乗り大分に。 本来は少し晩飯や土産見たりして18:44発のソニックの博多まで乗り通すため、DCきっぷ指定枠で抑えていたのだが、眠気酷くて無理でした。 結果的に貴重な指定枠を一つ無駄にする形に。 同じホテル連泊にしていたので送り返す着替えとか纏めて梱包した後、直ぐにバタン。 流石にこの日は睡眠出来た。 5月13日(月) ↑バナナ叩き売り発祥の地らしいが、今バナナ叩き売りってやってなくない? 仰々しいが前日よりは単純。門司港はそこそこ見れた(駆け足だったが)。 ↑若干雲が残ってたが向こうの下関や巌流島に門司港の全容を一望できた。 ↑鉄ヲタには有名なウソニックも今やここに頭しか残ってない………………。 ↑旦過市場は確かに良さげな商品が多かったが生物大半だからまず持ち帰れない。一週した後、近くの揚げ物屋でメンチ買って戻ることにした。 ゆふいんの森の項でも書くかもだが、JR九州圏以外に住んでDCきっぷを使う場合だと人気の観光車両の指定席は自腹で買っておくのが無難。 ゆふいんの森に至っては翌日の14日は平日なのに全日空席なしだった。 実質DCきっぷの指定枠は地元民以外だとオマケレベルだと思った方が良い。 円安効果で海外観光客は勿論、国内の海外旅行勢も九州沖縄とかに一部シフトしているため平日でもかなり埋まってる。 あそぼーいは兎も角、ゆふいんの森に関しては指定枠期待して現地で満席で取れませんでしただと泣くに泣けないと思う。 5月14日(火) ↑ほぼ同じ場所から(霧明けの景色だけホテル近く)撮影した由布院の夜景や朝霧。幻想的な風景であると同時に盆地という性質から、九州にも関わらず涼しく避暑地にもなるらしい。ただ盆地なので暑いときは暑い。 由布院は殆ど泊まっただけ。口が裂けても同僚とかに由布院に行ったとは言えない(話すような相手いないから問題ないが)。 ただ海外旅行客でごった返しだったし、仮に真面目に由布院に長居して満足な観光出来たかは疑問。 ツーリングやハイキングとか山登りとかは海外客もあまり想定してないようだから良さげ。 元々は金燐湖あたり見とこうか考えたんだけど、移動に時間がかかって大変な事、9時台の博多行きゆふに間に合ったので乗り納めも兼ねて博多からソニックに乗ることにした。 微妙に遅延していたので由布院駅の足湯も利用出来たし(利用には200円。ただしタオルポストカード付き) ↑由布院駅の足湯。貴重な30おじさん生足サービスショットだぞぉぉん………………オエ゛ッ ………………と思ったんだが、由布院駅で博多11:20発のソニックを買っていた事に気付く(ゆふの到着も11:20)。 連日移動の疲労がぼちぼち粗として出始めて、ゆふが博多に到着する時刻に出発するソニックを予約していた。 つまり間に合わない。 おまけに遅延もしていたからどうなるかヒヤヒヤした。 疲労回復やリフレッシュが売りの由布院の土地で疲労しまくってる状況。 やむ得ずEX予約で新幹線を予約し11:36発のぞみで小倉へ先行し強引にDC指定枠で指定席を確保していた博多11:20発ソニックに間に合わせた。 ↑やっぱり早くて便利な新幹線なんだよね(うぅッ、出費が………) ↑地獄のような思いをして地獄にたどり着き地獄を巡ってきた。後から思ったのだが地獄めぐりは順路やバス網が充実してるので帰りの予定に組み込んだ方が良さげ。 次のソニック自由席でも行けるんだけど、別府到着に1時間以上差が出てしまうからやむ得ない形。 この一時間の差はデカく、新幹線で追いかけたソニックに間に合わなかったら多分地獄めぐりは出来なかったと思う。 ↑大阪まで戻ってきた(まだ遠い)。 さんふらわあは大阪止まりのため、そこから更に私鉄やJRを乗り継ぎ帰る。 帰路のためだけに有給取っちゃったからね。 だから1日使って家に帰るまで乗り鉄し切ると決めていた。 今回は途中まで近鉄名鉄を乗り継いで関東へと向かう。 ↑有名な豊橋~浜松、浜松~静岡区間の自由席券で新幹線は分割。浜松ではさわやか食ったし静岡ではホビースクエアを見学したので割と分割購入にも意義がある(まぁケチってるだけだけど)。 ふじかわで態々迂回したのは長々電車旅で東京の帰宅ラッシュに重なりたくないから。 余談だがこの乗車券は普通に買えない。 みどりの窓口又は券売機で身延線経由を指定し購入する必要がある。 普通の乗車券より高くなるのでまずオススメはしない(豊橋から立川まで6050円になる)。 ↑甲府に来て緑ロゴのJRマークとコイツが来て完全に今回の九州旅行が終了したことを感じた。 《DCきっぷの所感》 ↑対象が福岡~大分のため、番狂わせな事態が起きても軌道修正はしやすいし屋内施設も多いが………。 遠方から来た分には九州きっぷばりに便利なきっぷだとは思ったが、俺みたくガンガン乗りまくる予定を組まない場合は通常のJR九州の割引きっぷを買った方が安く済む場合がある。 何より福岡の主要観光地はJR九州より西鉄やバスが強く、大分の場合ならレンタカー主体になると思う。 大分福岡の交通網はかなり栄えているからだ。 また値段設定も絶妙で6月30日までの出発分だと8000円だが、7月以降は10000円と値上がる。 正直10000円になってしまうと普通の旅行者なら素直にゆふいんの森とかもJR九州が通年でやってる旅客券買ったりした方が安くなる。 みんなの九州きっぷと異なり平日を跨いで使えるのが魅力だが、裏を返すと地元民でなければ最低でも2泊3日は宿泊しないと使いきれない。 宿泊地を徹底的に抑えることでなんとかなったが(個人的には今回泊まったホテルはどちらも悪くはなかったが)、良いホテルに拘る場合は更に考えものになるだろう。 《着替え問題》 ↑コインランドリーは大阪航路とかだと無い場合が多い。 旅行がネックになる一つの要素が着替え問題だ。 当たり前だが鉄道は公共交通機関です。 臭い服持ち越しで電車乗るのは絶対止めよう 今回の旅行ではフェリー泊含めると5泊6日ほど。 本来はTシャツだけで5着、ズボンは3着持ち込む必要があり、俺はTシャツ4着とズボン2着で対応(下着は倍いる)。 東京九州フェリーにコインランドリーがあったのでそれで初日衣類を最終日に回す形でケチった。 内3着と1着を下着類と共に往復便でホテルに送る形で荷物も減らしている。 連泊の強みは、大体の宿が荷物を置いたままに出来ることだろう。 ズボンは最悪現地調達も考えたが初日たいした動きにならなかったので持ち越し。連泊ホテルチェックアウト時に往復便で家送りに。 《実際のDCきっぷ使い勝手》 ↑デカデカ大文字で書かれてて草。 まず有人改札を通らないといけない(改札非対応) ※上の工程ではかなり急な折り返しもしてますが、折り返す場合はちゃんと全部一回駅出て入ってます。 割と有人改札は色んなタイプの(俺もだろうけど)対応で混んでいる事が多く(出口が少ない小倉は特に)、場合によっては思い通り入れない場合もある。 余裕を持った工程を作ることが必須だ。 またゆふやゆふいんなどは鳥栖(佐賀県)に停車する。 大分博多以外に使える貴重な事例に見えるがこれはDCきっぷの有効範囲が駅ではなく路線として設定されている為。 博多~鳥栖のハウステンボスやリレーかもめには乗れないので注意(多分そう、まぁ区間短いしこの辺全く書いてないからよく分からない。DCきっぷで乗らない方が良いとは思う)。 ゆふいんの森に関してはほぼ確実に別腹で指定枠を抑えないと乗れない。 前面展望に関しては乗車記録記事にも書くが四国キハ185………もとい特急ゆふでも割と悪くない。 特に大分から博多に向かうゆふは先頭車が自由席になっている。 あそぼーいは座席に拘らなければ乗れると思うが、時刻表を確認しとかないとレンタカー前提の過疎地に暫くいないといけなくなる。 幸い豊後竹田なら近くに駅レンタカー屋がある。 結論言うと、DCきっぷの指定枠三回分は主にソニックに使った方が良い(てかそれくらいしかない)。 ゆふや九州横断特急は自由席で事足りるし。 ソニックは指定席の窓側にのみコンセントがついてるからだ(大体が二号車窓側のみだが稀に三号車窓側にもコンセントがある)。 《総評》 ↑個性的な車両の数々。乗り鉄からすれば四国と九州は特急王国。 マイナスばかり書いたが、お値段以上の価値はある。 気ままに特急を乗り降り出来るし、博多~大分の区間は各停も特急も本数がある。 しかもこの区間だけでJR九州の保有車両の八割九割くらい乗れてしまう。 改めて企画券出してくれたことにはJR九州に感謝。 梅雨も近くなる前に、皆様もご一考を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.22 20:09:00
コメント(0) | コメントを書く |