行ってきます!(大作)
今日からソウル行ってきます。ほんの2泊3日、向こうでの滞在時間は48時間もありません。(泣)目いっぱい行動しないともったいない、寝てるヒマはありません。食べるのだけは、1日6食を目標に。(笑)時間もないし、一緒に行くのが初韓国なので、目新しいことは起きそうもないと思います。ハプニング的な出来事に期待しましょう。今回は初めて宿取らずに行きます...ってか、予約する気力があまりなかったんですが。向こうに行ってから探す、ってか、前に泊まった旅館に当たってみるつもり。空き部屋なかったらどうしよう。ただでさえ時間ないのに、宿探すので時間かかったらヤだな。と、ちょっと後悔。天気が悪そうです。予報では2日とも夜は「雷雨」になってたり。おいおい、うそだろ、って半分祈ってますが。雨だと行動するのがイヤになってきますからね。眼鏡と電子辞書を買ってくるつもりです。それと、CD。CDは15枚まで、と決めてます。買い出すと際限なくなるからね。日本のCDが解禁になったので、中島美嘉とかも買ってきちゃいそう。まぁ、これは15枚とは別で。その合間に子供服見て、おかんに頼まれた食器も買えるか。その上おみやげ~とか考えてると時間が無くなるぅ~。ほんと、時間との勝負になりそうです。真ん中の日をどれだけ有効に使えるかだね、こりゃ。飯は6食食べなきゃならないし。(笑)新しくなったソウル駅も見たいなぁ。出来ればKTXも。夜、酒飲んで動けなくならないようにするのもポイントだね。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――(そして、出発)東京は雨。少し肌寒いくらいだ。電車の冷房がきつい。今日は弱冷房車で十分。向こうも天気が悪いらしい。雨の中の町歩きはやだな~。気が滅入る。行動のスピードが半減しちゃう。飛行機はコリアンエア。ほんとはアシアナが好きで、カードも作ったんだけど、いまだに活躍する機会なし。なぜアシアナが好きなんでしょうか?コリアンエアよりもなんかアテンダントが庶民的な感じがする。取っつきやすいっていうのか。きっとコリアンエアの方がエリートなんだろうな。滑り止めでアシアナ受けてたりして。今回、空港に着くのが遅くて、って言っても出発1時間前だが、コリアンエアのチェックインカウンターは長蛇の列。だいぶ待って自分たちの番が来たら、空いてるビジネスの窓口の方に案内してくれた。席が2階だったから“もしかして~”と思ったらビンゴ!ビジネスシートだった。こういうラッキーって、遅くチェックインした方が回ってくるんだよねー。でも、だからって遅くしすぎると乗り遅れます。作為的にはやるべからず。到着した仁川は...やった!雨降ってない!薄日が差してるじゃん!外に出ると少し暑いくらい。20万ウォンほど持ってきたので、3万円だけ両替。日本で両替が出来るようになったので試しにやってみたけど、韓国の方が断然レートよし。日本で両替する必要はありません。空港バス(₩7,000)で移動。去年来た時より運賃上がったかなぁ。そんな気が。思ったよりバスが混んでた。満席。座れてよかった、っていうか、乗れてよかった。あんまり混んでたんで、バスの中から韓国の友達に電話掛けんのやめた。周りの韓国人たちに下手な韓国語しゃべって、(きっと)途中から日本語になるの聞かれるのヤだから。あっという間に街中にはいる。早かったなぁ~っと思って時計を見ると、あれっ?いい時間経ってるわ。別に早くないね、こりゃ。ソウル在住の人なんかがよく「ソウルのバスは運転が乱暴」っていうけど、俺はそう思わない。運転が乱暴じゃない、というわけじゃなくて、“バスだけが乱暴なわけじゃない”と思うのです。だってバスだって周りの車が速く流れてなきゃあんなに混んだ道、あんなに早く走れないでしょ。もう、とにかく、ソウルの車は速い速い。けっこう道が混んでても、その大量の車がみんな60キロで走ってるって感じ。何であんなに早く走れるんだろ?韓国人は運動神経がいいのか?まぁ、さすがに交通事故も多いらしいけど。前に深夜(2時くらい?)にタクシーに乗って江南から鐘路まで帰ったことがある。うんじょんぎさっしはガラ空きの一般道路を90キロで走り、信号が黄色になると100キロを超えた。赤信号もちょっとスピードを落としながら左右を見て、車が来なけりゃ再加速である。別の赤信号では直進レーンに車が1台止まっていた。うんじょんぎさっしは右折レーンに入り、抜いていった。(その時、このうんじょんぎさっしの運転マナーが、さすがに韓国人の標準というわけではないということがわかった。)このドライブ、死の危険があるはずなのに、とても楽しかった(そしてえらく早く着いた。)。さて、バスは、満席だったのが、弘大、新村あたりで次々に降りて半分くらいになる。うちらが降りるのは鍾路。近くなってきて降りる用意するんだけど、毎回、降りる意思表示をどうすればいいのかわからない。毎回、前回どうやったか忘れてる。降りるための押しボタンがあるが、誰も使わない。今回は他の人たちがやっているように、停留所が近づいてきたら乗降口に近づいていく方法でうまく降りれた。さて、鍾路。相変わらず さらみまなよ 。相方は「すごい中心街に来ちゃったね。」と言うてる。これから宿探しだ。と言っても、前に泊まった旅館をまずはあたってみる。これで部屋が空いてれば宿探し終了だ。道はもう十分わかってる。教保文庫の隣りにでっかい新しい建物が建った。こりゃ、何のビルだ?前で大勢チラシを配ってる。アパートか。不動産屋なのかな?今ソウルは住宅業界が景気がいいらしいから、それで新しいビルが建ったのか?その新しいビルの裏手に回って細い路地を入ろうとする...あれ?道がない???仁寺洞ギルから教保文庫に抜けるピマッコルと呼ばれる細い路地がある。それがないのである。鐘路の北側は再開発計画の真っ只中だ。と、いうのは知識としては知っていた。けれども、こんな形で...。いや~な予感を感じながら、仕方なく大通り側から回り込むことにする。目指す旅館はまだあるのか。あった。鐘路タワーにだいぶ近いところまで歩いてきてから裏手にはいると、そこにはまだピマッコルが存在していた。そして目指す旅館も健在だった。のだけれど、旅館のほんの10メートルも先からピマッコルがなくなっている。うぇ~、なんだ、こりゃ。この旅館の運命も風前の灯火なのか。そんなこんなでこの辺一帯が再開発されちゃったらどこに泊まればいいんだろう?安くて庶民的な食べ物屋もなくなっちゃう。大きな危惧を抱きながら、それでもとりあえず今時点ではあって良かったということで、宿に入る。希望だったオンドルパンが空いていた。(っていうか、あとから観察してみると、あまり泊まってる人いなそうだった。)土曜日は₩40,000、それ以外の日は₩35,000。ということで2泊で₩75,000。いいねぇ、安くて。相方は安いんであまり部屋には期待してなかったみたいで、部屋に入ると“いいじゃん!”を連発。浴槽があるのが特に気に入ったみたいだ。(なんで?)バスルーム兼トイレもきれいで、自分も満足。宿決めに時間がかからなくてよかった。宿からグローバルパスポートで韓国の友達に電話をする。前に来た時に会ってメールアドレス聞いたのだがなぜかメールが届かなくて、以来音信不通だった。と、いう訳でいきなり電話がかかってきて今ソウルだというんだから向こうもびっくりしただろう。しかも、あさってには帰るなんて勝手なこと言う。今日、偶然にも鐘路の方に飲みに来るという。そこに混ぜてもらってもこっちとしては全然よかったが、ダメだというので明日会うことに。韓国に帰ってきてから1年半も経っているのに、思ったよりも全然日本語が使えてた。なぜだか、それも明日聞いてみよう。機内食を食べてから時間もあまり経ってなくて腹が減らないので、さっそく買い物兼観光に出かける。もう7時近いというのにまだ明るい。韓国は日本よりだいぶ西にあるのに時差がないから、この時期は8時になってもまだ明るい。逆に朝はいつまでも暗いから、冬は8時になってもまだ暗い。何でこんなに経度差があるのに時差がないのかというと、そこには日韓の歴史が関係しているらしい。相方にガイドブックとか買ったかと聞いたが、買ってないとのこと。ホームページを印刷したものを少し持ってきただけだそうだ。予想どおりだ。そういうヤツなのだ。俺はCDとメガネが買いたくて、相方もメガネを作りたいのと革の上着を買いたいというので、明洞経由で南大門に行くことにする。ソウル初めての相方には基本的な繁華街は押さえて帰ってもらわないと。歩いて行って、明洞近くまで行ったところで外のワゴンにVCDを置いてる小さなCD屋を発見。ちょっと見ようと思うと中から兄ちゃんが出て来て、日本人だと判ると(たくさん買ってくれると思ったのか)店の中に招き入れられた。何が好きなんだ?バラードか?ダンスか?誰が好きなんだ?イ・ヒョリは?これはイ・ジョンヒョンだ。(おっ、新しいの出たのか。買わなきゃ!グッドタイミングでソウルに来れてラッキー!)と、うるさい、うるさい。いくらなのか聞くと1枚₩13,000とのこと。...高い...。一気に買う気が失せて(って始めっからほとんどありませんでしたが)、“と おるけ”なんてごまかしながら退散。そんなこんなで明洞に到着。ここでは買い物する予定はないので、相変わらずの人通りの中をひととおりぐるっと回って“ここが明洞ね。”とガイド。全州中央会館の通り向かいにいつも立っていたおじさんが、めっちゃかわいい女の子に変わっていた。なぜ?女の子といえば、全体にソウルの女の子たちが前に来た時に比べてかわいくなっているように感じた。前は、「芸能人はあんな綺麗なのに、何で街行く女の子はかわいくないんだろ?」と思っていたのが、今回の印象はだいぶ違った。明洞の街角でずーっと街行く女の子たちの写真を撮ってたいくらいだ。私の分析では、日本と韓国の化粧の仕方が似てきたからじゃないかなぁ、と。ほんとかどうか判りませんが。そして肌のきれいさ。今までは「肌がきれいったってかわいくなきゃなあ。」なんてんで、あまり気にならなかったけど、そこが克服された今、肌のきれいさが引き立つ!日本に帰ってきて改めて日本の女の子の肌と比べてみると、どうも日本の女の子はニキビの跡が残っちゃってる子が多いと思う。洋風の脂っこいものを食べすぎるせい?でも、そうだとするとソウルの女の子たちも早晩...。体も、男も女もスリムだし。男はスリムな基本の上に軍隊で鍛えた筋肉質が乗ってるって感じかな。話がだいぶそれましたが、そんなこんなで南大門市場に到着。革屋を探しながらひととおり歩く。革屋が見つからないので、前にCDが安かった地下街の店に行った。店の前のショーケースに電子辞書があったので見ていたら店の人に声を掛けられる。韓日、日韓辞典の入ってるので、₩195,000が₩185,000になり、₩180,000になった。けっこう安いがそれでも高価な買い物だし、実はモノがちょっと古そうなので、“ちょっと考えてまた来ま~す。”なんて言って、CD5,6枚だけ買って引き上げてきた。その後、おみやげ用の海苔を買って、いったん地下鉄にて宿に引き上げた。(文字数の都合で明日の日記に続く)