カテゴリ:展覧会
東京都新宿区高田馬場のインドネシア文化宮(JRほか高田馬場駅から徒歩約6分。東京富士大学・高田記念館側門の正面)では9月30日(水)まで「ニューギニア未帰還兵展---私たちは帰りたい。祖国日本へ」(Pameran Foto & Barang peninggalan mantan prajurit Dai Nippon di Papua) と題した展覧会を開催している。
第二次世界大戦中、激戦の舞台となったインドネシアの西部ニューギニア(現在のパプア州&中パプア州&西パプア州)には戦後60年以上過ぎた今も、白骨遺骸となったまま、放置されている軍人等が、少なく見積もっても3万人は超えるという。その多くは日本人兵士だが、台湾や朝鮮半島出身者、インドネシア人、インド人、地元パプアの人も含まれている。 この展覧会は、インドネシア文化宮と、現地で未帰還兵の捜索活動を続けている岩手県奥州市の特定非営利活動法人 太平洋戦史館と共催で、ニューギニアの遺骸・遺品の写真、遺留品(姓が刻まれた水筒、飯盒など)を展示している。 現地のジャヤプラ湾やセンタニ湖一帯で古くから作られていた樹皮製のタペストリー絵画なども紹介している。 入場無料。日曜・祝日と第1&第3&第5土曜日は休み。雨天などの悪天候、さらに取材活動に伴って事前予告無しに、閉めることもある。ただし、9月6日(日)は午前11時~午後3時に臨時オープンし、「太平洋戦史館」の岩渕会長理事による写真説明が行われる。 インドネシア文化宮のサイト http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/ ↓マンション・ビルの1階にあるインドネシア文化宮の入口。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月27日 02時53分45秒
コメント(0) | コメントを書く
[展覧会] カテゴリの最新記事
|
|