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テーマ:★☆沖縄☆★(2838)
カテゴリ:沖縄の休日
にんげんは、与那国島にことりっぷしてきました。 (ことりっぷ=小旅行) 与那国島は、那覇から飛行機で1時間半、船では石垣島から4時間半、 石垣島より台湾の方が近いという、日本最西端の島である。 船の方が格段に安いのだけど、なんせ船が苦手な私は しぶしぶなけなしのお金を払って飛行機で行くことにする。 飛行機は週に4日しか飛んでおらず(船は週に2日)、 またあまり情報がないので不便きわまりないところだけど なんとか飛行機のチケットを取り3泊4日で行ってきました。 JALのHPでチケットを予約。 (ANAは那覇ー与那国便がありません) 普段は予約と同時にネット上で座席も決められるのだけど、 与那国便は小さな小さな飛行機で 当日の人数によって左右のバランスを考えながら 座席を当日決定するようです。 体重を聞かれるのかと思ったがそんなことはなく 空港であっさりチケットをくれました。 すんごいデブとかいたらどうするんだ・・・右側の列には自分しかいなくて 他の客は全部左側の座席に配置されていたら、飛行時間中いたたまれないだろうなあと 心配していたが、そこまでは厳密ではないみたい。 機内預け入れ荷物も制限される可能性があると噂できいていたが ビーチパラソルとゴザを預け入れ荷物のカウンターで渡すと、係のお姉さんは 「まったく・・・こんなもんくらい現地でレンタルしなさいよ」 という顔することもなく、大きなビニール袋につめてひとまとめにしてくれました。 さてさて、那覇空港のはずれにぽつーんとたたずむ 小さな小さな飛行機に乗って1時間半。 与那国空港に到着。 飛行機からは歩いて降ります。わらわら。 そして歩いて空港ビル?へ。 同時に我々の荷物を積んだカーゴも到着、 人が入る入り口の横にある所から荷物を流し始めました。 そして我々が空港ビルの中に入ったとたん、荷物受け取り口が。 ベルトコンベアーで流す意味あるのかな・・・ 空港には、宿の方が迎えに来てくれていました。 本日の宿は、民宿もすら。 「もすらのたまご」というマリンレジャー店が併設している民宿。 名前がきにいって何も考えず予約しましたがすんごいいい宿でした。 1泊3000円・素泊まりのみだけど、サービスで朝には食パン・コーヒーがあります。 旅行サイトの宿のレビューには、朝食がしょぼい、等と書かれていますが サービスでつけてくれているのに文句言うなっつーの。 そして何よりもこの宿がいいところは、漫画がやたら多いってところ。 おかげで「マスターキートン」と「コブラ」を読破してしまった。 私のような旅行にきてもあまり観光にいかず だらだらしている怠け者には危険かもしれませんが でもいいですよ、漫画が多いっていう宿は。 南の島のさわやかな風に吹かれて読むマスターキートンとコブラも 又ひと味ちがっていいものなのです。 夕暮れ時に思い腰をあげて近所の散歩に。 こういう島はもちろんコンビニなどなく 夜中にちょっとジュースが欲しくなっても困るんですが 近くにある商店は、意外なことに21時まであいていました。 うら向けですが、島袋商店。 さち商店 本日唯一の観光、クブラバリ。 民宿もすらから歩いて15分程。 もう18時だというのに、まだまだ日は高く暑かった。 さてさて、このクブラバリ、悲惨な歴史の名残。 琉球王朝の過した重い人頭税は遠くこの与那国島まで及び 島の人々は島の人口が増えると税金が増えるため 島の妊婦達をここに集めた。 そしてこの深さ約10m、幅3mの岩盤の割れ目を妊婦に飛ばせ、 飛び越えられたものだけ生存を許したのである。 当然多くの妊婦は転落し、飛べても流産した。 何故女だけがこんな悲惨な目にあわなければならないのか、と思ったが しかし心ある男ならば、自分の奥さんが飛ぶのを見ているのは もっと辛かったかもしれない。可能なら代わりたかっただろうな。 妊婦さんは大切にしよう。合掌。 そして、気をとりなおして向かったのは近くにあった素敵なカフェ、 「ユ・キ・さ・ん・ち」 オープンエアでまったり過ごせました。 以前は昼だけの営業だったみたいですが 今は夜もやっています。 あまりに気にいったので毎日行っていました。 店内には、犬や猫が。 理想的な飲食店だわ。 あんまり見つめられると食べにくいですけど そして日本最後の夕日を眺めて、本日は終了。 帰って漫画の続きを読もう。 ★そのころのシロップ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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