読レポ第476号
人間関係が楽になる
アドラーの教え
著:岩井俊憲
第2章良い人間関係は、
「勇気」から始まる。
2-6「褒め」は、人間関係を
ダメにする。
著者は、「褒める」ことでの
デメリット、弊害の問題点を
三つ指摘しています。
①褒め始めたら、
やり続けなければ
ならない。
私は、褒めることは、
前項ので述べたように
「人が相手を操作する
ための行為」が
無意識ではあるが
多くの人の中に
潜んでいる思います。
私の中にも
「○○になって欲しいから」と
褒めてしまっているコトは
多々あります。
もちろん、多少は
いいと思うが
褒めるからやると
いうコトに
慣れてしまうと
褒めなくなった
とたんに相手は
行動しなくなります。
これは、よく子育てで
その現象が現われいます。
「お母さんが、
言ったから
やっている」と
いう言葉は
もしかすと褒めすぎの
サインかもしれません。
褒め過ぎると
褒めないと
行動できない
人になるので
半永久的に
相手を褒め続けないと
ならなくなります。
②褒めるレベルを
徐々に高めないと
効果が薄れる。
どうも、最初はちょとした
ほめ言葉で相手は
やる気を上げますが
そのうち要求が
エスカレートして、
より強く刺激的な
褒め言葉でないと
相手は動かなく
なるようです。
これは、麻薬と
同じ現象の気がします。
③絶えず指示や管理を
続けなければならない。
褒めないと
相手は動かなから
常に相手を見続けて
褒め続けなければ
ならなくなります。
相手の一挙手一投足に
翻弄してしまいます。
私は、このような、
ことは、学校の先生の
中にいて
真面目過ぎる先生は
生徒の一挙手一投足に
翻弄され
精神疾病に陥る
原因にもなって
いると思います。
褒めすぎるて
外発的動機づけに
相手が慣れてしまうと
結果的に相手のために
褒めって、褒めてしまうと
かえって、自分が
苦しんでしうまうコトに
なるコトも
もちろん、相手にとっても
褒めまくり過ぎると
だれかの指示でなければ
やる気を起こせない
人になってしまうので
一刻も早く
褒めるから
卒業して
相手を勇気づける
意識に変えることが
必要です。
受動的な人ではなく
主体的な人を
育てるには、
勇気づけが
ポイントでは
ないのかと
感じます。
褒めるのでなく
勇気づけを
することです。
ついつい、
私たちは、
「褒める教」を無意識に
信仰していましたから。
”勇気づけ”に
意識を向けるコトです。
私も急には
変われないけど
意識を”勇気づけ”に
向けることで
徐々に量稽古で
勇気づけが
できるように
なります。
主体的な
人を育てるには
勇気づけです。