読レポ第511号
人間関係が楽になる
アドラーの教え
著:岩井俊憲
第4章心の距離を縮める
アドラー流……
4-10イラッとしたときは
逆質問
人間関係で勝ち負けの
こだわりを捨てるとで
心に余裕が生まれて
面倒な揉め事を
回避できます。
と著者は述べています。
確かに、私も
勝ち負けを捨てる
ようになってからは
心に余裕が
生まれました。
それまでは、
勝ち負けで
無意識にこだわり
時には、時間と
エネルギーを
消耗してしまいました。
著者は、専門学校の
講師をしている時に
大学の教員を対象した
研修会をした時の
エピソードを
述べています。
大学の教員の中の
ある人からは
「専門学校の講師が
大学の教員を
教えるんですか?」
馬鹿にした口調で
言い放す人もいました。
時には、「先生、
○○という本を
読んだコトが
ありますか?」
との挑戦的な意図を
うかがえる口調で
質問する人もいました。
それに対して
「ああ、そういう本が
あるのですね、
どんな本か教えて
いただけないで
しょうか?」
そうすると相手は
自分の知識があること
ひけらかして
持論を展開して
行きました。
そして、最後には著者は、
「ありがとございました。
勉強になりました」と
お礼を述べて
つまらない主導権争いに
巻き込まれないよに
回避したエピソードです。
私もこのような
経験はありました。
私は、高校の先生方の
ワークショップ研修会で
ファシリテーターを
つとめた折に
自分のほうが出来ると
小ばかにした態度の
一人の高校の先生が
いたコトがありました。
同世代の高校の
先生でした。
私もその先生の
挑発にはのらないで
スールーして
ワークショップの
進行をしました。
他の高校の先生方は
楽しくワークショップを
楽しんでくれました。
おそらく、小バカにした
先生はプライドが
高かかったでしょうね!
学校の教員でもない奴が!と
自分より年下の奴にと
自分のプライドに
抵触するしたんだろうな!
このワークショップが
きっかけに
若い高校の先生から
高校の外部講師の
依頼がきて
もう、6年も続いています。
ワークショップでの
小ばかにする
先生の対応をみて
外部講師を
頼んできたん
だろうな!
これなら、
うちの生徒にとっては
プラスになるなと。
思ってくれたんだろうな。
高校生は、
プライドを持った
先生・大人には、
反発しやすいからね!
あえて、プライドが
高い人には、挑発に
反応をしないで
丁寧に相手を受け止めて
うまくかわすことと思います。
相手の挑発に衝動的に
反応しては、
こじれるだけです。
相手を丁寧に
受け取るためには
本人にたっぷり話しを
さてたらいいのです。
そうの話を真に受ける
必要はありません。
最後には、お礼の一言を
付け加えれば、その場が
丸く収まります。
プライドが高い人には
挑発に乗らずに
相手に主導権を
渡したフリをすれば
相手のプライド心を
傷つけません。
丸く収まります。
勝ち負けに
振り回されない
コトです。
つまらない
主導権争いに
巻き込まれないで
むだなエネルギーを
消耗しないように
なります。
心がラクになります。
プライドの高い
高校の先生に
年1~2度、偶然、
お会いするコトが
ありますが
ニッコリり
挨拶ができる
関係です。
心がラクです。
勝ち負けに
振り回されない
コトです。