3652286 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

遊心六中記

遊心六中記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

茲愉有人

茲愉有人

Calendar

Category

Comments

Archives

Favorite Blog

まだ登録されていません
2023.08.12
XML
カテゴリ:観照
=== 2023.8.1 ===
 南の空
9時過ぎに撮りました。小粒な雲が浮かんでいるだけで青空が広がっています。快晴!
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空

東方向の空に目を転じると、稜線上空には夏雲が伸び上がっています。

 東方向の空
13時25分頃に眺めると、稜線上の雲はさらに大きくなっています。
白雲に微妙にグレーの色調が様々に微妙な変化を加えている感じです。
 南の空
南西方向の空 
 西方向の空 
                                        雲が少し増えました。

 南の空
17時25分過ぎに眺めると、雲の密度は高まっています。
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空
                                                     やはり夏雲らしいな・・・
 東方向の空
稜線上空はすっかり雲に覆われています。雲の姿は大きく変化していました。

 東方向の空
1時間後、18時35分頃に再度眺めると、大きな変化はありませんが青空が少し見えます。

南の空はおおきな雲の塊に変化していました。雲は白鼠(銀色)がかっていました。
南西方向の空 
 西方向の空 
                                   南西から西方向の空は雲が少なく青空が広がっています。
 頭上の空
方向により、雲の広がり具合にかなり変化が見られます。
晴れた一日であったことは良かったのですが、暑い日でもありました。
8月も7月の暑さと変わりなくクーラーに頼る日々が続きます。


さて、久しぶりに雲がたりを加えます。
手許の書架に『坂村眞民全詩集』(大東出版社)全六巻があります。
背表紙には「眞民」と記されていますが、奥書では「真民」と表記されています。以降、真民と表記します。第一巻の奥書をあらためて見ると、手許の本は平成2年(1990)10月の5版。初版印刷は昭和60年(1985)10月となっています。
真民さんのある詩の一節に心惹かれて全集を買い揃えたのです。
それ以来、時折部分読みはしてきましたが、通読してはいません。

真民さんが、詩の中で雲を詠みこんでいるか。詠み込んでいるとしたらどのように取り上げているだろうか・・・・。そんな思いから、この機会に通読を兼ねて、該当箇所を少しずつ引用ご紹介していきたいと思います。

そんなつもりで第一巻を繙いたら、「六魚庵天国」という詩集から始まります。
その最初の詩が「六魚庵箴言」と題する詩。この詩の「その二」に「雲」が出て来ます。
   貧しくとも
  心はつねに
  高貴であれ
  一輪の花にも
  季節の心を知り
  一片の雲にも
  無辺の詩を抱き
  一碗の米にも
  労苦の恩を思い
  一塊の土にも
  大地の愛を感じよう

この詩は「その四」まであります。
「貧しくとも 心はつねに 高貴であれ」 このフレーズ、いいですねぇ・・・・そうありたい!

次の「六魚庵偈文」という短い詩にも、雲が詠み込まれていました。

   死んでも
  空の青さがあり
  墓石なくとも
  雲は
  悠々の
  影をおとしてゆく
  日月星辰
  また変わるなし
  噫​(ああ)​
  以て安心立命せん
  以て瞑目し往生せん

「雲は 悠々の 影をおとしてゆく」 毎日雲の姿を眺めていますと、雲は悠々ということを実感として感じます。来たりては悠々と過ぎ去っていく。ずっと留まり続けることはない、晴れた日の山並みを見ていると、雲が影をおとして移り行くという事象を山の緑の濃淡の移ろいで実感します。

さて、雲の変化に戻ります。

=== 2023.8.2 ===
  南の空
13時25分頃に撮りました。大小様々に大きさと形が違う雲が青空を背景に浮かんでいます。
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空
雲の姿っておもしろい。全く同一の姿ってないですね。
 東方向の空
稜線上空がはっきりと二層に分かれています。夏雲群団と青空に

 東方向の空
16時頃に眺めると稜線上空は様変わり。
今度は大きくは二つの雲の塊が二層になっている感じです。青空はどこへやら
 南の空
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空

 南の空
18時45分頃にも撮ってみました。この雲の状態もそうそう見かける姿ではありません。
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空
 東方向の空
稜線上は再び力を取り戻したかのように、雲が湧き起こっています。
正に千変万化です。

つづく

補遺
坂村眞民記念館​ 公式サイト
  ​坂村真民について
坂村真民 詩​  :「臨済宗円覚寺派大本山 円覚寺」
坂村真民の名言​ :「地球の名言」
念ずれば花開く…「祈りの詩人」坂村真民の世界 作品に込められた“優しさと愛情”【岡山・高梁市】​  :「8OHK」

  ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.08.12 16:17:26
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X