ことのはつづり

こないだ花見に行ったのさ。

気持ちよくあそんで、
さあ帰ろうと駅でみんなと別れて家路についた。

さあ、もう家につくぞーってところで
突然背後から声をかけられた。




ビクーーーーーーーーーーーーッ！！




ケータイいじってたので、
よけいに驚いた。


背の高い、ちょっとイイ男が、
これから少し飲みに行かないかと声をかけてきたが
「びっくりした…！あー、びっくりしたー！」
と答えるのが精いっぱいだった。


近所に引っ越してきたばっかりの男性で、
飲みの帰り道に見つけて声をかけたらしい。

って、顔も全然見てないのによく声をかけることができるもんです。




つか、家が近すぎて、どうやって撒くか悩んだ。

家を通り過ぎて、「じゃあ！」と言って、相手のマンションに入る角の所で別れて
そのままずっとまっすぐ行って…

もういいかなとUターンして戻りかけたら、
なぜかむこうもマンションに入らず戻ってきたもんだから
結局別れたはずの角で見つかった。

「いや、飲み足りないからどっか飲みに行こうかと思って」
と苦しい言い訳をして結局駅近くまで戻ってみたものの
どこもお店は店じまい。


「30分でいいから家で飲もう」と言われついていくも、
ふと我に帰り「いやいやいやいや、だめでしょ」と。

また今度そのへんのお店で会うでしょうと言うけど
なかなか受け入れてもらえず…

結局彼のマンションのすぐ近くの公園を提案し
花見帰りの私が持っていたビールを共に開ける。

っていうか、彼のマンションのすぐ近くの公園って
結局のところ私の家のすぐ近くの公園だっつーの！



12時過ぎて、「じゃ、帰る」と言って、
別れ間際にハグされて、振り切って「またねー！」と
家とは真反対に歩みを進め…

そのままぐるーーーーーーーーーーーーーーーっと大回りして帰宅しました。





ハグされた時に、ちょっと気持ちよかったです・笑

身長高いなーと思って尋ねたら185cmと言ってました。
ああ、気にしなくていい身長だ…。

顔も結構タイプだったんですが、
未来の自分のために軽い女になってはいけないと振り切りました。



あーあ・笑