カテゴリ:健康と武術
9月11日~12日の2日間は心身武道空手飛鳥塾の合宿でした。新潟や沖縄からも私の親愛なる弟子達が合宿に参加しました。新潟大学医学部に勤務する飛鳥塾師範代の田中博士が、合宿の中で父兄や子供たちに話をしたテーマを少し記そうと思います。
武道や武術は何千年という長い時を費やし、また時には自分の命を賭けて人間そのものの研究を重ねてきた、究極の運動生理学とも言えます。 現在、武道と呼ばれるものは試合や競技のために新たに取り決められたルールやそれに伴った技術に改造されたものがほとんどです。 今は武道もスポーツも同じ枠の中で語られることが多いのですが、武道や武術とスポーツは明確に身体の使い方を始め、力そのものの考え方も異なるのです。 先ず、最初にスポーツは身体を固体として使いますが、武術は身体を液体として使います。人間の身体は約70%が液体です。 固体として使うということは体(筋肉)を固めて使うという意味で、液体として使うということは体を脱力して使うということです。これは訓練によって可能になります。真の武道家や超一流のアスリートは、この「力を抜いて力を出す。」という離れ技を普通に行っているのです。 シアトルマリナーズのイチロー選手は、その代表的なアスリートでしょうね。 http:www.asukajuku.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/04/14 07:32:56 PM
コメント(0) | コメントを書く
[健康と武術] カテゴリの最新記事
|
|