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(重み)による力を体得していくためには、<力=筋力>という発想を変えなければなりません。通常、身体の動きにおいて力を発生させるためには、骨格筋の働きに委ねますが骨格筋のほとんどは関節をまたいで骨に付着し、力点が中にある<第三のテコの作用>で力を骨に伝達しています。 (第三のテコの作用=筋肉は両端を引き付けて収縮し、その収縮方向にのみ力を発生させる) そのため、筋肉自体が大きな力を発生させても、末端に作用する力は極めて小さくなることが知られています。つまり、他の物体に力を作用させるには末端へと力を効率よく伝達させなければなりません。 しかし、にもかかわらず骨格筋の構造上、いくら筋肉が大きな筋収縮を行なっても末端にかかる力は極めて小さくなってしまうのです。 このことで、<力=筋力>という前提自体が矛盾を作り出している原因であることが解かります。だから、力=筋力という発想を変えない限り現状の力の矛盾を解決することは出来ないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/09/25 02:28:53 PM
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