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水曜の朝、午前三時 蓮見圭一著 新潮文庫 児玉清さんが、涙が止まらないというコピーを 帯に書いており、刺激されて買った。 読んでいる朝の地下鉄、吊広告が出ていて恥ずかしかった。 よくまとまった小説だと思う。 男の私からはこんな女、かんべんしてほしいとは 思うが、女性からこの主人公を見れば、自分の中に 同じような女性が住んでいるのを発見するのだろう。 特に涙は出なかった。 万博の時代の描写が懐かしい。 確かに万博のコンパニオンは、高校生だった私には まぶしかった。 オールドファッションラブストーリーでありながら ミステリーの要素が強い。 主人公の愛した、この男はなんだろうという興味で最後まで読めた。 こんな事実。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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