カテゴリ:ノンフィクション
滝のような雨に打たれた帰り道だった。
家まではあとわずか300m。 だが、一瞬でも外に出ればずぶ濡れになるような大雨に、雨宿りをせざるをえなかった。 後輩と一緒に、知らないアパートの屋根の下で雨上がりを待った。 ゲリラ豪雨でありながら、なかなか上がらない大雨。 20分ほどの雨宿りの末、濡れる覚悟で飛び出していった。 家に着く頃にはもちろん全身びっしょり。 落ち着きを取り戻すまではずいぶんと時間をかけてしまった。 後輩は帰り、夕飯をどうしようかと考えながらこの文章を打っている。 頭のなかに止め処なく浮かぶ小説のような言葉を押し殺して、淡々と。 とりあえず今度からはタオルとビニール袋を常備し、服を一枚余計に着ておこう。 一つでも持っていれば、彼女のためになれるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月23日 19時47分22秒
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