散歩道

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• 夢の中の暴力

  ヨーロッパかスラブ系のどこかの国のバスの中。財布もパスケースを兼ねたスマートフォンもなくし、私はみっともなくあたふたとしていた。仕方なく運転手に、無理な英語で状況を訴える。白髪のおじさんは、その顔の皺に怪訝な表情を浮かべて異国の言葉を話した。おそらくロシア語か何か、一般の日本人には英語以外の言語としか理解できないものだった。私の不安はより暗く、濃くなり、顔を歪めさせた。黙って元の席に戻り、肩を落として膝を眺めた。どれくらいの時間が経ったろう。窓の外は夜の闇に染まっていた。追い詰められているときには、とことん運命に追い討ちをかけられる。私は何もかもを諦めて、目を閉じた。次に意識を取り戻した時、私は暗闇の中で何者かに目を縛られ、拘束され、手足を引かれていた。大量の人間が、理解できない呪文のような言葉を詠唱し続ける音だけが鼓膜を、身体を揺らす。冷静に聴けば、きっとこれは日本語で、それは本来家のような温もりをもたらすはずなのに。しばらく歩いた先で私は目隠しをはずされた。何万人と収容できそうな広大なホール。「これを着て、そこに座りなさい」はっきりとした日本語でそう言われ、袈裟を渡された。映画館のようなゆったりとしたソファに私は座らされ、今度はアイマスクで視界を覆われた。アイマスクの向こうから、映像の光のみが届いたり届かなかったり、それが断絶的に不快感を与えてくる。映像の向こうからは不気味な呪文をリードする指導者のような声。一声の後、蠢く集団が追随する。私の中からも知るはずのない不気味な呪文がゆっくりと溢れ出て来る。口が自然と動き始めた。私は涙を湛えながら、宇宙のような言葉に口を震わせた。不快感を詰め合わせたようなコンテキスト。だんだんと、その不快の源泉となる目が、視力を失っていくように感じた。こんな夢を見るのは、終わっていると思った。

  2018年10月06日

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• 読みきりの生活に

  私の人生は今、何巻くらいなんだろう。時たまそんなことを考える。最近本を読むようになったけど、やっぱりずっと友達なのは漫画だ。漫画で言うと、私の人生は全何巻で、今何巻くらいなんだろう。年齢イコールってほど単純じゃないと思う。ずいぶんダイナミズムのある人生かなって感じることがあるから、もうそれなりの巻数なのかもしれない。そう考えるとなお漫画みたいだ。鏡に映る等身は扉絵。たまにポーズを決めて、私一人の頭に保存していく。正義のヒーローも魔王のような悪も、登場人物として待ち構えているのかもしれない。職場で倒れてしまった。理論武装できない程度に疲れていた体に、パワハラがトドメを刺しにきたらしい。親にも上司にも病院にも何も言わなかったら、親と会社にはひ弱なせいに、病院には精神病にされていた。何かスイッチが入っちゃうと、決して真相を話してやるものかと思ってしまうことがあるから、何を言われても文句も反論もしない。でもさすがに精神病は参った。本人が横になってるそばで病気扱いは無遠慮さに隙を突かれた。救急車に乗せてくれた人と、お医者様。できたら私以外には簡単に言わないで欲しいな。でも、色んな人の気が私に向いていくのはもっと効いた。兄が病院に来ると思わなかったし、電話に出たあの父の声色が違って、こっちが驚いた。栞。あんまり好きな表現じゃないなあって思う。でも、なんかちょっと挟んでみろってどこかで聞こえた気がした。けど、これで離職したら単純すぎない？でも、やめろやめろって声も強いしなぁ･･･ずうっと文字を眺めるような生活をしていたかった。なんで18までゲームしかしてない人生だったのかな。18から始まったとしたら、まだ巻数は割りと少ない？一晩の麻雀を20年以上打ち続けている漫画もあるけれども･･･

  2018年06月07日

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• かつてのくらき太陽

  Alfred Beach Sandal + STUTS - Horizon 【Official Music Video】 通勤を始めてからラジオを聴くようになった。8時から5分間ニュースと天気。5分間CMと交通状況を話して、7，8分おじさんが日ごとのテーマを話す。今日のナンバーがかかって、私は22分頃に職場に着く。車に乗るときはずっとCDだった。ラジオの存在を知ってからは、もっぱらこちらばかりとなった。遠くや近くからのメッセージ、どこかの知識や事実、世界で歌われたうた。毎日違うノイズのような音のなかに、稀に光るものをみる。そんな時は耳があってよかったなと、根源的な思いで今を忘れる。なんていったらいい、この、90年代のにおい。おじさん、わかるなぁと思いながら、知らないはずのうたを私はうたった。ずっとこんな曲が好きだったな。

  2017年07月24日

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• what to do

  実家で飼っていた犬が死んでしまった。普段口にはしない言い方だが、家族が亡くなった。報せを聞いた昨日から、家に来た14年前のことをぽつぽつと思い出している。これを元に何かを書こうとは思えないから、これ以上は書かない。ただ、とても大切だった。とめることなく、考える日々が続く。起きている時間で、何も思わない時間を数えたら、意識的に確保した10数分だった。この体を遣って生きているのだということを、明確に感じている。この生き方で私は終わっていくのだろうか。20数年と、もうそれなりに長く生きてきた気がする。果たして、ここから10年や20年と先、同じように生きているだろうか。幸せとか、そういうことを少しずつ考え始めた。

  2017年05月28日

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• 文字を食べる

  昨年末くらいからやっと時間に余裕が生まれ始めた。3日くらいゆっくりした後から、本を読み始めている。一ヶ月少し経って、小説を7，8冊程度読んだ。2年くらい前までは小説が苦手だったのに、やっぱり時間が経つと変わるものはあるんだなと思う。8冊のうちの半分くらいは面白いなと思いながら読めたから、いい時間が過ごせている気がした。いつも寄っている大学の図書館に、推薦本として『コンビニ人間』が置いてあった。一代後の芥川賞が発表されても、未だに目にかけることが多いこの本。作者の会見でのインパクトもあるんだろうけれど、そんなに話題ならと手に取ってみた。率直な感想は、「なかなか面白い」だった。ところどころにパワーワード（現代を「縄文時代」と称する、など）があり、見ている方がヒヤッとする激烈な展開をいくつか用意しながらも、主人公の「コンビニを中心とした合理性」に基づく行動を貫き通している。この三つの特性が物語を構造付けていて、揺るぎを感じなかった。私はあまり事実かフィクションかわからないことに共感はしないのだけれども、「こういう思いを持っている人は多いのだろうな」と思えた。見ている人の数は知れているのだけれども、やはりネタバレは書かないべきだと思う。けれども、一つどうしても感心してしまった点を書くならば、主人公が決して怒りを感じない点、怒りの機能を失っている点を挙げたい。こんなに綺麗におかしいのだったら、それは芸術的で、芸術的ってことは存在を認めてもよくて、おかしくなんかないんじゃないだろうか･･･。今度、市の図書館に行ったら、村田沙耶香の本をまた借りてみよう。あと一ヵ月半くらいは、たくさん本を読んでいたい。

  2017年01月31日

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• 筆まめの尽く頃

  またずいぶんと期間が開いてしまったが、相変わらず忙しい日々が続いている。就職活動が終われば･･･と思っていた気持ちが少しばかりもなかったとは言えない。だが、現実を見れば卒業論文と卒業公演のための脚本。どちらかでも忙しいのに両方とは･･･両方合わせて５万字程度。５万字と言ったら新書の半分か３分の１くらい。20日後の締め切りまでに両方を書き上げている姿がイメージできない･･･そう思いながらもパソコンを立ち上げ、毎日10時間近く向かい続けている。文章を考えることは何回やっても難しい。高校に入った8年前よりも、大学生になった3年前よりも、確実に頭は良くなったと思う。けれどもその度に良いと思える文章の敷居は上がっていって･･･この敷居に限界はあるんだろうかとたまに考えている。プロの作家でもつまずく以上、おそらく答えはわかっているのだけれども。ただ、その壁に何度も向かっていかざるをえないようでもある。この20日間を乗り越えた先にも、私はまだ何かを書くのだろうか。これは考えなくてもわかっていることなんだろう。一抹の不安も、時間が経てばきっと消えていく。だから、とりあえずは今を乗り越えて、を積み重ねていかねばならない。生きてりゃ何かあるさ、とは色んな人が言っていた。

  2016年12月01日

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• 振り向けない

  今日から4日間の文化祭が始まった。文化祭とはいっても、私は4年間模擬店を出すだけの4日間。ただ疲れる時間だ。1年目に3年生以上でやる模擬店で嫌ってほど働いて、4日目の打ち上げで潰れる勢いで飲んだ。もちろん吐きまくって、ついでに二日酔いもした。2年目に前年の教訓を活かして、先輩に任せたら、気づいたときには店に立っていた。もちろん飲みまくって帰り道転んだ。しばらく歩くのが不便なくらいの怪我をした。3年目は過去2年の失敗を繰り返さないよう、きっちりサークルでシフトを組んで店を回した。でも重要な出品物が「手作りから揚げ」で、仕込みを毎日3時間かけて一人で行う羽目になった。もちろん酒で全てを忘れて･･･とは打ち上げがなかったのでならなかった。だけど家で一人で酒を飲んだらそのまま寝てて、風邪をひいた。損をしないように。一人だけバカをみないように。そう心がけた行動を4年目をとる気だった。だがこの初日、なぜか私は一日中店に立ったり、あちこちを走り回っているのだった。もう酔いながら胸のうちでバカヤロー！と叫ぶ気にはならない。だけどもし私が煙草を吸えたなら、帰り道できっと空に絵を描こうとしたのだろう。良くも悪くも私はこうで、不満もそれほどこぼれないのだ。売り上げ目標いくかなー･･･と、私はその話題と3日間付き合っていくのだと思う。

  2016年11月03日

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• なりたがっているもの

  ほんの1，2ヶ月ほど前だったか、読売新聞の連載「時代の証言者」で美輪明宏の記事がしばらく載っていた。記憶の薄まってしまった今はあまり詳細にその記事の感想を書けないのだけれども、美輪明宏と三島由紀夫の関係はただただ美しいものであったのだと知った。二人の考えを汲めば美しいなんて表現も不適切で足りないものなのかもしれない。私に三島のような言葉があればもっといい表現をみつけられるのだろうが、それはやはり難しいものだ。だが、少なくともこの時以来、私は美輪か三島の名を聞く度に良い思いをできるようになった。もっと色んな人に二人の話を知ってほしいと、まっすぐに思う。いいかげんな、人を驚かしてやろうって卑しい魂胆で作られた文学、美術、音楽、そういうものばっかりになったでしょ。でも、一般大衆はそうじゃない。そんなものいらない、代用品はいらない。本物が欲しいのよ。これは先に書いた読売新聞の記事とは違う。二人の名前で検索をしてトップに出てきた記事に書いてあった美輪の言葉だ。この言葉たちには、なぜこんなにもその意味を真理だと思わせる実直さを感じるのだろう。アリストテレスの哲学には、確か実体は目的があって構成されるという考えがあったと思う。卵は鳥になる目的を持った可能態であるから、卵が鳥に向かって孵化し、雛になった時、この過程は変化と呼べる。物体の本質は、それを形作るこの過程・機能にあるからだ。人間もただ生きているだけでは人間ではない。では、人間を人間たらしめる人間固有の働きとはなんだろうか･･･。記憶を漁りながら書いたから、間違いがないとは言えない。だが、倫理の話は妙に好きで、その内容が頭にずっと残っていたからそこまで間違ってはいないのだと思う。もちろん教科書の内容だから、その答えは示されている。ただ、あの二人を見ていれば、そんな概念よりももっと簡単な真実があるのではないだろうか。そんなことをただただ書きたいと思って、少し長くキーボードを叩いてみた。

  2016年10月24日

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• 目覚まし時計

  やばい！最近更新してない！と思って開いてみたら前回の更新は一ヶ月前。以前もこんなことがあった気がする。体内時計が鳴ってくれてるんだろうか。やたら暑くなってきましたね。就職活動は選考をいくつか受け始めるくらいになりました。一ヶ月前はまだ説明会の段階だったんだから、進んだものですね。お祈りってやつも一発喰らって少しヘコんだのは数日前･･･来月更新する時にはちょっとくらい余裕もった気分でいたいと切実に思います。六月に入る前に更新したいものですが･･･４年になってほとんど講義なんてなくなってしまった大学生の私。今は火曜日に９０分だけゼミに参加するのみです。一応就活はあるわけですが、それだって毎日なわけじゃありません。要するに毎日が日曜日状態。ちょっと真面目にやっちゃちょっと手を抜く日々なわけですが、意識せずとも自然と世間の休日はわかるもんですね。土曜日の夕方になると、田舎に行きたい気持ちがもう止まらない。日曜日の夕方になると、明日から一週間始まるって憂鬱がもう止まらない。これも体内時計のせいなのか。不思議なものです、人体。ムズカシー哲学の問題を大学生らしく柔らかく考えたいここ最近。サンデルはあんまり好きじゃなかったけど、あんな感じですね。「完全な暇」を求める日々はまだまだ続きそうです･･･

  2016年05月14日

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• すすまない

  またずいぶんと日を空けてしまった。20日も開けたのは初めてのことじゃないだろうか。理由は以前書いた通り、文章を書くことにやたらと理屈を考えるようになってきてしまったことがある。それにある時からネットに限って、キーボードで日本語入力ができなくなってしまったことが加わった。パソコンを点ける必要性が薄くなってきた最近は、そんな大きな2つの理由が合わさって、筆（？）が遠ざかっていた。とはいえ、いざ何かを書こうと思って実行すると、私にとっての書く行為の重要性がわかる。思考を開陳することが、私にはどうあっても必要なのかもしれない。近頃、何かにつけて科学や文明の進歩を感じる。いつか私もガラケーからスマートホンへの変更を余儀なくされるのだと、就職活動のことを考えながら思っていた。このブログというツールがなくなってしまうということも、いつかあるのかもしれない…。少なくとも、それまではどんなに惨めで適当でも、続けていきたく思う。

  2015年11月18日

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• とどこおり

  文章を書くということは難しいことだなぁ、と実感する日々である。更新が滞っているのはそのままの理由。なかなか思ったようにはいかないものだ。このつまづきは喜ばしいものなのだろうか。昔は奔放に文章を書いていた。いつからか考えはじめ、今では考えなければ始まらない。そうしてできた文章が良いものなのかわからないのだが。「こんなことは無駄だ」と思わないだけ、私をまだ引き離さないものがあるのだろう。更新の頻度をもう少し上げられたらと思う。一生勉強。今日改めて本を読んでいて、こんな言葉が目についたから書いてみる。こんなことバカ正直に書くと恥ずかしいのだが、その通りだとは思うから。

  2015年10月28日

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• 止めて

  明日からゼミの合宿にいってくる。遊びはほとんどなく、大体が4年生の卒論発表と、3年生によるその批評で終わる。3年生は事前に草稿を受取り批評文を準備していくが、なぜか私だけ二人分任されてしまった。一人分でも面倒なのに、二人分とは･･･勉強をしたいという私の意欲を先生が買ってくれたのだろう。とにかく向き合うことにしたのだが、これがまた酷い。一人分みると、内容はともかく論文に不適切な表現がやたらと多かった。これは骨が折れる･･･と思いつつ、もう一人のものに目を通すと、こちらは目を疑うほどまでに酷かった。私が中学生の頃でももっとマシな文章を書いていたと、本気で思えるほど。そんな二つの論文？を批評しなければならない。･･･この2日間、丸々使うほどの重労働だった。明日、せめて評価されるといいが･･･。ただ、面倒でもやっていれば何かしらを学んでくる。いや、むしろこの酷い論文を書いた4年生以上にその内容に詳しくなっているのかもしれない。そして学ぶことはやはり楽しい。私はこうやって生きている。今も、きっとこれからも。ずっとずっと、形は変われど、こうありたい。

  2015年09月05日

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• 流

  気づけば9月に入っていた。先週から一気に気温が下がったためだろうか。考えるとなるべくしてなっていたようにも思う。予報外れの今日の日差しが、とても恋しく感じた。久しぶりに手塚治虫の漫画をいくつか読んでいる。私は漫画が大好きで、中古本ばかり1000冊以上保有しているが、この趣味は明らかに父が持つ手塚治虫全集のせいである。数百の作品の半分ほどは名作。そう言えるほどの漫画群に、中学時代に嵌ってから漫画の魅力に堕ちていった。ルーツと思うほどのものはさすがである。22歳を迎えての回顧も、またやはりよいものであった。初めて読み漁っていた時、きっと私は生涯を通して何度もこの漫画たちを読み返すだろうと思った。その時の感動は変わらず、今後も定期的な青春の掘り返しは行われていきそうである。漫画に、ただただ感謝を。

  2015年09月02日

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• スコシ

  あまりに眠いけれども、そろそろ書き始めなければと思って書いている。3日ぶりに、ということじゃなくて、これからしばらくという意味で。色々と方向性が見えてきた気がする。自分のやりたいこと･･･というよりできることだろうか。沢木耕太郎が似たような誰かの言葉をエッセイで引用していたと思う。歳をとると、こう、やりたいことというより、やれることが地図のようにぼうっと浮かび上がってくる･･･みたいなことだった。私はまだ御年22で、そんな歳ではないのだろう。けれども、確実に大人に近づいて･･･いや、なっている。私も、甘えたことばかりは言ってられないのだ。明日も時間を有意義に使えたらと思う。この疲労感は、無駄な時を過ごしていない証だと思いたい。

  2015年08月27日

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• 空

  どうにも更新が遠のいてしまっていた。書く時間がないこともあるのだが、少しばかり無理をすればできないこともない。その気が起きないのである。やめようとは更々思わないから10年近くやってこられているのだろうが･･･少ししたらやる気が戻ってくると思いたい。また少し転機があった。よりいっそう、勉学は頑張らなければならなくなる。はたして、費やした時間の分の見返りはあるのか･･･とにかく楽しめたらと思う。最近天気が崩れ気味である。真っ青な空が、明日は見られたらと思う。

  2015年08月21日

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• 向かって

  明日は最後のリハーサルがある。これまでいくつも難所を越えてきたこの1か月ちょっと。振り返れば過去と何一つ変わらない。どんな公演だって、苦難ばっかりだった。だから今回も同じように終わっていく。無事、終わっていく…。そう信じていながらも、不安であり続けるのだろう。だから不安を忘れるために頑張り続けなければならない。明日が有意義となることを祈って。私は今、きっと幸せなはずなのだから。

  2015年07月11日

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• 安く、強く

  このところ自炊に凝っている日々が続いてる。元々自炊をしなかったわけではないし、料理ができなかったわけでもない。むしろ料理店の厨房に立っていた経験もあり、ケチな性分からそこらの主婦以上にうまくできる自信がある。ただ、コンビニバイトということと多忙ということから簡単なことしかやらなくなっていた。最近は後輩がよく来るため、いいものを食べさせたくてなんでも作ってしまう。費用は安く、栄養も考えて。後輩のためにもなるし、自分でも正しい生活ができている気分になる。こんな日々が続いたらと思うのだが。料理人になろうかと考えていた頃がある。調理コースのある高校にいき、専門学校へ行く道。そこまで強い意志のなかった私はあっさりと諦めてしまったが、後になって「あの時…」と思うことはしばしばある。あの時、もしも料理の道へと進んでいたら…行き先を迷っている私には、安易な道だったように思えてしまう。さて、料理人の道を絶った私はどこへと向かっていくのか…

  2015年06月27日

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• 幸せ街道一歩目

  六月が終わりを迎えようとしている。七月がくれば本番はすぐ。足りてないもの、ことはまだまだある。果たして本番に間に合うのだろうか。漠然とした不安をずっと持ち続けていると、トップとして動いている実感が湧く。この不安が、いつか幸せに感じられるように。梅雨明けが待ち遠しい。暑さは嫌だけれども、綺麗な空を見続けていたい。星の出る夜を楽しみたい。日は、刻々と過ぎていく。

  2015年06月22日

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• 通りの雨

  夕立が降ってきた。夕立に降ってきたという表現は正しいのか少々わからないが、これでも通じるだろう。雷も鳴って、季節のにおいを含んでいる。梅雨が、夏がやってきたと思う。あっという間に六月の半ばとなっている。一か月後には私の最後の演劇公演が終わる。そのころには夏真っ盛りとなっていて、次はゼミの研究が待っている。すぐにテストがあって夏休みに入り、図書館にこもる日々が続くだろう。そうして気づけば夏の終わりが近づき、秋へとなっていく。時間の経過は早い。大学に入ってから何度も何度も思った。そして、今はこれまでにも増して早い。私は今を、とても楽しんでいるようだ。

  2015年06月16日

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• 変わる前に

  日付が変わる前に、と思って、なんとか更新できた。昨日は課題に追われて更新を忘れていた。そんなものなくても更新しない日が出来てしまってはいるけれども。とりあえずはずっと思い悩んでいたゼミの課題を終えられた。これであと3週間は発表がないから安泰…なのだろうか。台本の締め切りがあと3日となった。もう2週間前から書き出しているが、なかなかに苦戦している。これ以上にないほどに苦戦しているのは、その分わかるようになったからだろうか。怯えながら文章を書くのも悪くないのかもしれない。とは言っても辛いのだが…明日、明後日、明々後日とすべて記事を書けたら、自分を褒めてやりたい。

  2015年05月14日

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• 筆と文

  脚本を書いている。以前書いたのは2か月前だから、まだそれほど時期をあけずして書いている。前回書き終えた時にはすぐにでも書けそうなものだったが…今はなかなかに苦戦している。よしもとばななが、文章は毎日書かないと下手になると言っていた。1日なら1日、10日なら10日サボった分だけ、文章は下手になっていくと。2か月くらい、なんて言えないのかもしれない。そもそも、ちゃんと書こうと思えば苦戦するのは当然なわけなのだから。一週間後の締め切りまでに間に合えばと思う。採用されてほしい。この3年間で一番思っている。そして、うまくいってほしい。心から、そう思うのだが…。

  2015年05月10日

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• 酒と月

  お酒を久々に飲んでいて、それでいて久々にすぐに酔って眠ってしまわなかった。打ち勝った3時間。一人であっさり眠らなかった今は、本当に勝利した気分になっている。そして何より、お酒がおいしい。休日はあっという間に終わってしまった。もう4月も終わってしまい、時間の期限がやってくる。私ももう3年で、やりたいことをどこまでできるのか…後輩が二十歳になり始めた。私より3歳下の世代が成人し始める。もうずいぶんと歳をとってしまった気がする。私の20代は、まだまだ長いはずだけれども。青春は、まだまだ続くだろうか。

  2015年04月26日

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• 壊れ

  公演最終日からだが、風邪をひいてしまっている。昨日はよっぽど酷くて、咳が止まらずに夜は熱が出てしまった。今日は布団蒸しをして寝たせいかいくぶん良くなったものの、まだ鼻水が止まらない。夕飯はどうにか味を感じられたが、明日には完治に近づきたい…。公演が終わったとはいえ、一年生の相手とゼミの課題がまだ残っている。ゼミは思ったより難航しそうで…いや、楽に終わらせようと思えば楽なのだろうが。どうにも私はここで適当に逃げると良くなさそうだ。真剣でにやらないと、すべてが意味なくなってしまう気がする。そういう使命感を感じてしまっているのだ。明日体調が良くなったらゼミの課題をやろう。明日があればどうにかなるはず…風邪が治ることを祈って。

  2015年04月21日

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• 終わった。

  おっ終わったー！…ひと先ずはそんな感じである。今日はもう何も書く気力が起きないので、こればかり。明日以降体力があったら書いていこうと思う。なにはともあれ、無事公演を終えられることができてよかった。一つ、思い出がまたできた気がした。今日は早く寝て、また明日から頑張ろう…

  2015年04月19日

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• 感想

  新歓の食事会が明日で終わる。後は週末の公演を追えれば、ひと段落。一年生との接待もそろそろ終わりが見えてきて少し安心している。新入生を見ていると、やはり少し遠い目になってしまう。二浪している私とは4歳の差があるのだ。無理もない。私が高校に入った時、彼ら彼女らはまだ小学生だったのだと考えると…時の流れってのは少し怖い。けれども、虚しく感じられる遠い目も、実際はなかなか楽しかったりする。世代なりの特性というか、私たちと違うな、と感じられるところは見ていて正直少し楽しい。こういう部分があるから、新歓は辛いと思っても乗り越えられるのだ。明日の新歓は最初から楽しむ気でいってみようと思う。最後なのだ…私にできることくらい。今年もたくさん面白い子が入ってくれたらと思う。

  2015年04月14日

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• 一週間

  今日はリハーサルがあった。明日もあって、来週が本番となる。私が書いた脚本は、思った以上に面白いものになりそうな気がする。まだ気がするだけだから、あと一週間に期待したい。演劇って楽しい。疲れも最高潮になる。あと一週間で一息つける…その一方で寂しいとも思っている。楽しいことってのは疲れるのだ…明日も頑張ろう。その連続で、来週まで行こう。

  2015年04月11日

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• 疲れ

  3日続いた新歓が終わった。また来週二度あるけれども、とりあえず今週はこれで一区切りつく。あと10日ばかりの辛抱だ…今日から講義が始まった。久々の講義はやはり眠くて、あまり意味は感じられない。本を読むのと眠っているので一日が終わってしまった。疲れがたまっているのもあるのだろうか。もう少し真面目にいたいとは思うが…学ぶことだけはやめないでいたい。色々うまくいくことを祈って。最近こればかりで生きている。明日も生きていられるように、おやすみ。

  2015年04月08日

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• 癖

  昨日は酒を飲んで心地よくなっていたら、更新を忘れてしまった。忘れてしまったというより、面倒だからいいやと思って眠ってしまった。ほどよく酔うとこうなるのはわかっているのだから、事前に書いておけばいいのだが。どうにかなるだろうと思って書いてしまうところはまだまだ不用心なのかもしれない。しかし、一度書かなくなってしまうと恐い。簡単に何日でも書かないようになってしまいそうになる。癖とは恐いものだ。だが、ひるがえって書いていないと書いていないで「書く癖」に追われる。こういうループに陥ってしまうから、日課というのは日課となっていくのだろう。私はもう、消されるかサービスが停止するまで、このブログはやめられない。明日から少し冷えるらしい。卒業式は良い天気になったらと思うのだけれども。いや、明日からでもずっといい天気になってほしい。そう思う日々である。

  2015年03月22日

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• 月日

  車を車検に出してきた。9万円近い出費は社会人であっても辛いと思う。学生である私にはなお辛い…。車を手放そうと何度も思ったが、結局手放せずに2年経ち、更新してしまった。いつまで私は車に乗るのだろうか…しかし、あの入学からもうじき2年経つと思うと、早い。次に車検に出すときには私は卒業しているのだ。考えると…いや、考えたくない。この頃暖かい日が多く、春の訪れを感じる。また寒さは来るらしいが、それを越えれば今度こそ春だろう。春の日の温もりとやさしさを知っていると、少しだけ気力が生まれる気がする。春が待ち遠しい。

  2015年03月20日

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• 旅路

  実家から高崎に帰ってきた。寄り道含めて二時間半もあれば帰って来られるのだから、近いものだ。それでも疲労は十分。なんとかパソコンをつけたものの、シャワーを浴びてとっとと寝てしまいたい。また脚本を書き始めた。誰も出す人がいないそうだからと着手したものの、思ったよりうまく、手こずっている。明日までに完成しなければもう時間はない。果たしてできるのか。『アオイホノオ』が締め切りに追われる作家の話なのだと聴いた。ずっと前から知っているが、読んでいない漫画。いつか読んでみようと思う。読めば、何かがわかるのでは…

  2015年03月04日

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• 日本人であること

  実家に帰ってきた。今日も一日なかなかハードで、帰ってきた時にはもうヘトヘト。夕飯を食べてから一息ついたらこの時間になってしまった。体も疲れているし、もう休もうと思う。ただ、風呂には入る。一人暮らしをしていると風呂にはなかなか入れない。ガス代がどうしても気になって、2年近い一人暮らしのなかでも風呂をいれたのは一度だけだ。本当は風呂好きでずっと入っていたいと思うほどなのだが…だからこそ、実家に帰ってきた時は風呂がかなり楽しみになる。ああ、2か月ぶりくらいに風呂に入れる…これだけでもまぁ、幸せです。

  2015年03月02日

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• ねむり

  どうにも用事がなくならない日々が続いている。書いていることと言えばいつも「忙しい」ばかり。…我ながらなんて虚しいブログだろうか。またもやパソコンを前に眠ってしまい、日付が変わってからの更新をしている。3月に入ってしまった。今年がもう2か月終わってしまったわけで、これはもう驚くべきことなのだと思う。最近はあたたかい日が増えて、いよいよ春も近い。春に向けて、あと一か月の休みをどう過ごせるか……全然休めていやしないのだけれども。寝落ちてしまう日がなくなればと思う。FLOWER POP-Marigoldポップンミュージックの音楽が好きで、よく聴きます。こんな曲が、本当に合う時期になってきましたね。

  2015年02月28日

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• blues

  ルルルルズ-All Things Must Pass良い曲というのはいくらでもあるのだな、と思う。売れてようが売れてまいが、私が良いと思う限り無限にある。久々に音楽を捜していたら、いいと思うものをまたいくつか見つけられた。久々と書くけれども、本当に長いことやってなかった気がする。そろそろ新しいものが欲しくて求めていたところ、あっさり期待に応えてくれるものが見つかった。それだけでももう、今日一日とてもついていたような気がする。音楽があるってのは幸せだ。

  2015年02月25日

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• 酔いどれ

  昨日はゼミの飲み会があった。少し遅いが、新年会ということもあって、気は乗らなかったが参加してきた。元々お酒は飲む方だけれども、知らない人と話そうと思ったら余計に飲みたくなる。おかげで昨日は2時間で10杯近く飲み、帰りはフラフラだった。けれどもゼミ生とは止まずに話ができたし、帰りも一緒で少しは親交を深められた気がした。これからうまくやっていけるといいが…目が覚めて二日酔いというほどはなかったが、多少アルコールが残っていた。何度か気持ち悪く感じるところもあったが、そろそろこういうのにも慣れてきたらしい。それほど不快じゃなくすごし、気づいたら治っていた。最近少しまた強くなり、ますますお酒にはまってしまっている気がする。悪くないと思ったり、良くないと思ったり、私の心の変化は忙しいけれども、もうお酒と決別することはできないだろう。一生付き合っていくなんて、おおげさだけれども。また、あの気持ち悪さを忘れた頃に、飲もうと思う。

  2015年01月28日

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• 記憶

  Motherlandデビュー曲が菅野よう子だったことを知って、最近聴きはじめたCrystal Kay。ちょうど中古CDセールやってたのでベストアルバムを買ってきたのだけれど、これがなかなかいい。なんというか･･･7，8年前、私が小学校高学年から中学くらいまでに流行った感じの曲調がする。上に貼ったのは鋼の錬金術師のEDで使われていた曲。当時アニメを見ながら「いい曲だなー」と思っていたのだが、まさかCrystal Kayだったとは･･･。とても懐かしみながら聴いている。それにしても、当時のアニメで聴いてただけなのに、久々に聴いて一番の歌詞まるっと覚えていたのには自分でもびっくりした。また一つ、いい音楽を知れた気がして嬉しい。

  2015年01月11日

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• 彷徨

  眠さのあまり、習字を書いている最中に眠ってしまった。講義中ならともかく、遊びや部活の時間に眠ってしまうなんてここ最近ずっとなかったのに･･･これを書いている今も眠くて仕方ない。シャワーはなんとか浴びれたし、あと少し頑張ったら布団だ･･･必死に書いた論文は、教授に褒めてもらえた。これでこそ頑張った甲斐があるというものだろうか･･･一安心してしまったのも、疲れを感じている一因なのかもしれない。ともあれ、よかった。けれどもまた少ししたら始動しはじめねば･･･大学3年目が見えてきて、最近一層と忙しい。忙しいってのは、なんだか悪くないことだと思う。

  2015年01月08日

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• 黒い休日

  今日で冬休みが終わる。まさかの三が日＋1日だけの休み。毎年冬休みは短く感じるが、今年は実際に短かった。まだ仕事が休みだという人もいるのに･･･ただ、自由に使える時間が多いためだろうか。大学に入ってからは少しばかり休みが少なくても構わないと少し思えるようになった。･･･少しだけだが。実家に帰っても実家から帰ってきても、ずっとゼミの課題に縛られたまま休みは終わってしまう。そして明日提出のはずのこの課題はまだ完成していない･･･。･･･まぁ、9割がた終わったから安心して今はこの記事を書いているのだが。さすがに少しばかり教授に文句を言いたくなる。遅筆･･･というか凝り性の私には論文は本当にきつい。なんとか、この苦労に見合った評価を得られるといいが。明日から講義が再開するが、また一か月ばかし通えば長い長い春休みとなる。そこまでもうひと頑張りしようと思う。さて、勉強はじめしますか。

  2015年01月04日

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• 今年いちばん

  明日、24日はイブにも関わらず、台風で休講になった分の補講がある。イブとは言え、昼間から忙しいわけでもないから問題はないけれども、どうにか気分は害された気がしてしまう。けれども、明日が終われば冬休み。ゼミの課題も出されてしまって多忙となりそうだが、とりあえず2週間は休みが続く。私が好きな坂本真綾に『Driving in the silence』というアルバムがある。冬をテーマにつくられたアルバムで、坂本真綾自身「冬にだけ聴いてほしい」と言っている。もちろん坂本真綾の楽曲の全てが好きな私は一年を通してこのアルバムを聴くのだけれども、せめて、と思って冬は少し多めに再生している。そのなかの一曲の『今年いちばん』がとても冬を感じられて好きだった。それまでの私のなかの冬の曲のイメージを全て踏み越えて、この曲が冬の代名詞となっている。今年いちばん寒い夜僕の隣に...

  2014年12月23日

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• 夢のあとさき

  新たな道への一歩を踏み出す。今朝のバイト終わりに突然そんなことを決意して、実行しようとしてみた。果たしてこれが始まりとなるのかはわからない。けれどもどうにか続いてくれたら、と思う。明日は冬の雨で、ところによっては雪になるらしい。高崎はおそらくならないだろう。けれども今日以上の冷え込みとなって、どうにも気分が盛り下がることが決まっているらしい。出鼻を挫きに来ているのか、それとも「なんのその！」と私に思わせるためのあえての関門なのだろうか。･･･どちらにしても学校に行くのはためらわれてしまうのだが。悪いことが続いたあとには、少しでもいいことが起こってくれたらと思う。そう期待する気になった一日だった。明日、少しでもいいことがあるように。

  2014年12月15日

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• 小さな

  ここのところ寝すぎたせいか、今日は不思議と眠くならなかった。とは言っても６時間きっちりと寝ているのだが。７時半に目が覚め、洗濯物を干し、朝食をとって読書を開始した。少ししたらパソコンをつけ、借りていた劇のDVDを見る。昼手前。昼食まではもう少し時間があるので、やろうと思っていた大掃除をした。大掃除とは言っても、普通の掃除より少しマシな程度のものを久々にやるというだけ。それでも終わる頃は１時近くになっていて、遅めの昼食となってしまった。午後はDVDと掃除を除いたら午前の反復のようなもの。気づけば夜となり、気づけば今となっている。こんな調子で休みの３日間はおわってしまった。３日間、どれも違った気持ちで過ごしていた。同じような生活をしていても、心情が違えば結果もまたずいぶんと違うものだなと感心している。明日はいいことがあるだろうか。いい日と思えるように一日を過ごせるだろうか。昨日の目覚めは悪く、今日はとてもよかった。明日の自分に聞いてみないとわからないのだろう。明日いい気分になあれ。

  2014年12月07日

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• dancing pop

  音楽ゲーム、いわゆる音ゲーの、特にポッポンミュージックの音楽が好きで一時期よく聴いていた。曲が膨大にあるものだからyoutubeでリンクを飛び回って、ひたすら多くの曲を聴き続けていた。一部の曲を聴き続けてもよかった。が、バカな言葉で褒めちぎり続けたいほど良い曲が多すぎたために逆に特定できず、手を広げすぎていた。この感覚は私にとってクラシック音楽に近い。クラシックは基本的にどれを聴いても綺麗でいい曲ばかりだと思う。ただ、そうするとこの世のクラシックすべてを受け入れなければならなくなってしまう。私は探究欲が強いものだから、冗談でなく、買える限りの曲を買ってしまうだろう。音ゲーの曲も、そんな感覚でつまみ食いだけを続けて数年経っていた。つい先日、ついに中古屋で古いポップンミュージックのCDを買ってきた。聴いてみると、良いとかそういう感想を通り越して、最早感動してしまった。懐かしい曲の数々、初めて聴くのかもしれないが良くて良くて何度も聴きたくなってしまうもの。なぜ今までCDを買わなかったのだろう･･･そう思う一方で、何か新たな扉を開いてしまった気がした。ああ、これから出費がまた嵩んでいくのだろうか･･･

  2014年12月03日

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• 時計

  昨日の夜から体調がよくなかった。目が覚めるとやはりあまりよくなく、講義には言ったものの、途中で抜け出してきてしまった。また風邪をひいてしまったらしい。すぐに家に帰ってくると、着の身着のまま眠ってしまった。途中何度か目を覚ましたものの、眠り続けて目が覚めたのは夜9時頃だった。今日一日で果たして何時間眠っただろうか。体内時計というのは25時間なのだと聞いたことがある。1時間のズレがあるから、そのズレが積み重なった時に体調を崩してしまうのだ、と。正しいのかどうか知らないけれども、そうなのだとしたらなかなか素敵なことだと思う。もっとも、素敵なことで苦しい思いをしているのもどうかと思うが…眠り続けたおかげで少しはマシになってきた気がする。明日はなんとか課題ができそうだ…。今日はもう少しゆっくり休もうと思う。こんな日も、必要なのだろう。

  2014年11月26日

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• みてること

  真冬並みの寒さの日が続いている。何度か書いているように寒いのは本当に苦手で、夜になるとすぐに眠くなってしまう。そのために日記を書けない日が出てきてしまうのが残念だった。昨日もまたその日で…。吐く息が白くなっていた。初めて見たのは先週の朝だったと思う。これを見ると本当に冬になってきたのだな、と思わされてしまう。そう思った矢先から寒い日が続いているような気がする。偶然なのか、そう感じているだけなのか、はたまた本当に冬になったのか。バイト先の目の前には温度計がある。「寒い」なんて気分一つで簡単に変わるのだけれど、数値だけは、きっと正しいのだろう。今年はまた雪が降るのだろうか。寒くなるのは、違いない。

  2014年11月21日

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• ねむり

  眠ってしまって深夜となり、更新できない日が続いていた。こうなるといよいよ冬になってきたなと思う。疲れていると布団一枚にくるまって、その場で横になってしまう。疲労やお酒が付いていたなら本当にそのまま。良くないと思うけれども、横になるまでは楽しいのだから仕方ないのだと思う。日付が変わってしまったが、明日実家に帰る。帰るだけでなく、今回はいろいろあるのだが･･･また何かを考えることの多い時間となりそうである。こうして自分を疲れる方に持って行ってしまうのは、望んでいるからか、あるいは導かれているのか。どっちにしたってもう目の前に屹立している以上、立ち向かわないわけにはいかない。望んでいたって仕方なくったって、闘わなきゃいけないのは一緒か。そう思って、またもう少し頑張ろうかと思う。朝晩、身に染みて寒くなり始めた。

  2014年11月12日

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• 知る日

  今日は高校演劇の県大会に行ってきた。感想は一言で言えば、単純に面白かった。去年も見に行ったが、やはり高校生だからといって何一つバカにできやしない。自分らよりよっぽど立派な姿を見せられて、ただただ呆気にとられてしまった。一緒に行った友人が言っていたが、「俺の高校3年間はなんだったんだろう･･･」と思わずにいられなかった。遊んでばかりの3年間だった。学校が帰ってはゲームを繰り返していた日々。思い出そうとすると、寂しくなってしまいそうだった。どういう偶然か、会場でたまたま高校のときの先生に会った。私が2年の浪人の果てに大学に合格したことを話すと、本当に驚いていた。そりゃそうだ、諦めるのが普通だと自分でも思う。ただ、本当に嬉しそうに賞賛してくれたことに、私の方が驚いてしまった。確かに妙に熱いところのある先生ではあったが･･･そうやって昔を思い出してみると、私の高校生活も空白だらけではなかった気がした。もっとも、できたらもう一度やり直してみたいとは思うが･･･あの日々をやり直したいと考えるのは贅沢だろうか？色々思い出してきた今、そんなことを考えてしまう。

  2014年11月09日

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• 終わりに

  昨日でやっと文化祭が終わった。1か月半の準備期間はそれは長く、また、本番の4日間はさらに長くて･･･とにかく疲れたという気持ちでいっぱいだ。やっと終われて、よかった。今日はやたらと寒い気がした。気温をみたわけではないから、実際はどうだったのかわからない。ただ、目が覚めた時から寒く思えて、出かけるときにはマフラーを出した。もう冬なのだと思う。11月、なのだ。今年もあと2か月弱。またあっという間に一年が終わってしまう。このあっという間が、嬉しいようで悲しいようで･･･。昨年は嬉しいだけだったから、一年でまた何か心境の変化があったのだろう。何がどう変わったのか。今年が終わるまでにもう少し考えられたらと思う。さて、ぬくもりを求めて･･･

  2014年11月05日

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• マフラーをまいて

  早朝のバイトをしていると、季節の変化をよくみていられる。日の昇る時間がわかるからだ。私のバイト先の目の前には温度計もあるから、さらにわかりやすい。今日は暖かい一日だった。朝確認した温度もいつもよりも5度ほど高く、昼間も走った後は少し汗ばんでいた。そうかと思えば午後からは強風。ついさっき帰ってきたが、風はひんやりとしていた。寒いと感じるのと同時に、空に見とれていた。冬の空は何が違うのだろう。はっきりとはわからないが、確実に何か違うものがある。その違うものが私はたまらなく好きだった。今年も冬がやってくる。マフラーを巻く日は、いつだろうか･･･

  2014年10月27日

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• 再読

  日記を再び読む、ということをやってみた。月曜日は台風のために学校が休みとなってしまい、突然空いた一日のなかで、たまにはやろうと思ったことをやってみようと思った。この日記の、２年程度前の記事を改めて読んでみた。正直に言えば、顔から火が出るほど恥ずかしかった。けれども自分の文章ながらあっと思うこともあり、なかなか楽しめた。自分の書いた記事を一つ、元のを参照としながら書き直してみた。今ここに書き直すことはできなかったけれども、こんな出来事や私の心があったのだなと、味わいながら綴っていた。果たして、書き直したところで再読の時は来るのだろうか。もしくは、人に見せるような時があるのだろうか。もしそんな時があったら、素敵だと思う。未来へのちょっとした賭けなのだと、ぼんやり思った。

  2014年10月07日

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• 雨降り

  明日･･･というより今日は台風の影響で大学が休校となってしまった。朝にバイトはあるものの、終わればあとは自由な時間になる。久々の、本当に何も予定がない一日ではないだろうか･･･友人たちを連れて、車で伊勢崎の映画館まで行ってきた。伊勢崎でしかやっていない映画を見たく、映画館が駅から離れているものだから私に頼んだらしい。の興味がなかったので私は映画の間に伊勢崎の町を走っていた。もう２０年と少し群馬に住んでいて、未だに歩いていない土地は多くある。大学に入るほんの少し前までは、それこそ地元以外ほとんどの景色を見たことがなかった。大学に来て高崎に住み、前橋や渋川を見て、もっと多くを見たくなった。それこそ、今度は群馬を一周でもしてみたい。一度自転車で名古屋まで行ったんだ。ほんの少しの度胸があれば、それくらい容易い気がする。休みを重ねることはできない。だからこそ、次の休みのために、小さな休みを有効に使いたい気もする。明日からまた頑張れるように。そう思って、今日はゆっくりすごしたい。

  2014年10月05日

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• 記憶の引き出し

  いつぞや読んだ文章にこんなのがあった。誰だか忘れたが、ある作家は日記帳を日頃読み返し、書き込みをしていた。何の意味もないように思えるそれは、記憶を強固として、何よりそれによって記憶を楽しめたらしい。考えてみればそうだ、その日一日起こったことですら、夜にはあやふやな部分があるのだから。時間をかけてゆっくり修正を加えていく、大事に瓶詰めした何かを定期的に取り出し、味付けに改良を加えて元に戻す行為。これを繰り返すことが記憶を楽しむ方法らしい。日記を読み返すという行為は、昔たまにやっていた。この話をその通りだと信じていたからだし、何より駄文を戒めとするためでもあった。最近はそんな時間も持てていない。だから久々に振り返ってみて、顔から火が出そうになった。そして、改めてこういう営みをする時間はどうにかもちたいものだと思った。人間、日々頭を使っていないとダメになりそうだ。文章を書くのは難しい。。

  2014年10月04日

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