明けましておめでとうございます
松の内に間に合った。旧年中はこの日記をお読みの方、サイトに来訪された方、日頃お邪魔しているサイトの方、利用させていただいているサービスの方等には大変お世話になりました。ご覧の通り、ぐだぐだ日記の管理人ですが、本年も、懲りずに辛抱強く様子を見に来てください。よろしくお願いします。さて、この松の内。さすがに正月。どこのブログでも「正月はいつまで…」となり松の内が登場する。歳神を迎える道しるべである門松、これを飾っておく期間=神を迎えている期間=松の内らしい。で、「昔は15日の小正月までを松の内とし、最近は一部の地域を除き7日まで」や「関東では7日まで、関西(京都を中心に)では15日まで」と色々書かれているが、さて、全体的な流れである15日→7日への短縮の本当の理由は?と言うと中々見当たらない。気になって、探してみた。すると「松の内の短縮については、寛文2年(1662年)1月6日 (旧暦)、江戸幕府により1月7日 (旧暦)を以て飾り納めを指示する最初の通達が江戸の城下に町触として発せられており、それに倣った風習が徐々に関東を中心に広まったと考えられる。幕末の考証家である喜田川守貞は、この時同時に左義長(いわゆる「どんど焼き」)も禁止されていることから、松の内短縮発令の理由を注連飾りを燃やすこの火祭りによる火災の予防の一環だとしている。」らしい。最近の生活様式からは、はっきりいって松の内の必要性は飾り付けの取るタイミングぐらいであまり感じられない。するしないに関係なく、だからこそ、知っておきたい。いずれ無くなってしまうモノかも知れないが、本来の意味・その変遷を知っておくとちょっと趣が違う様に感じられる。それも有って、歳を重ねるごとに年中行事が楽しめるようになってきた。おっさんなんやろか?