行動すれば次の現実日記　管理職編　

アタマで考えてるだけじゃ駄目だ。

実行しろ。

と、考えてるだけじゃ駄目だ。

好きなことを仕事にする。

凄く良いことだが、実際に好きなことを仕事にできている人がどのくらいいいるのだろう。

好きなことも仕事になるとは限らない。

僕は腕時計が好きだが仕事にしようとは思わない。

仕事ではないから好きなこともある。

僕は広告の仕事がしたいと思ったから広告会社に入った。

所謂、好きなことを仕事にした。

当初はコピーライター志望だったので、クライアントには悪いがコピーを書いたこともある。

新入社員の頃はそれが楽しくて、あるクライアントには新聞広告のキャッチコピーを２０案ほど持っていって悩ませたこともある。

それで、自分のコピーが新聞などに掲載されると凄く嬉しかった。

しかし、すぐに挫折することになる。

キャッチなど短いコピーだったらそのクライアントのことを知っていればある程度、誰でも書けるし、２０案（実際には１００案ぐらい考えた）も考えればどれか一つくらいはクライアントに気に入ってもらえるものがある。

だが、これが長文になると書けない。

字数制限のなかでクライアントの要望やらイメージを言葉にしてそれを文章にするのは困難だった。

でも、この長文コピーが書けないと使いものにならない。

コピーライターって好きなことを書けるわけではないのである。

営業をして、コピーも書くことなど至難の業だった。

その点、プロのコピーライターはさすがに凄いと思った。

打ち合わせや取材に行って、字数制限のなかでコピーをさらりとあげてくる。

はっきり言ってできないと思った。

自分のコピー力の無さを実感した。

圧倒的な差を見せ付けられると諦めも早かった。

諦めないことも非常に大事なことだが、仕事となると相手からお金を貰わないとならない。

自分の好きなことで相手からお金を貰うことができるのか考えなければならない。
できれば、試しにやってみたら良いと思う。

自分以外の他人は自分でコントロールすることはできない。