行動すれば次の現実日記　管理職編　

生涯に一度だけ自己啓発セミナーに参加したことがある。

一度という書き方は間違っているかもしれないが、延べ日数でいうと９日間プラス８０日間だ。

結構、有名なセミナー会社が開催しているので１回のセミナーで２００名ほど集まる。

このセミナーは信頼している人からの紹介だった。

どのくらい信頼しているかと言うと頼まれ事は断れないくらい信頼している。（笑）

セミナーには中小企業の経営者をはじめサラリーマンや主婦、学生など幅広い層が参加していた。

セミナーの特徴としてはリーダーシップセミナーということだけで、何をするか分からないというのが特徴になっている。

このセミナーはまず、「気づき」というのがテーマになっていた。

自分に気づくというのが最初のテーマだったんだとセミナーを受講してはじめて分かった。

つまり、このセミナーを受講すると自分で決めてからがセミナーの始まりだったということだ。

セミナーの受講日が近づくにつれて、正直、なんでこのセミナーを受講しなければならないのかという思いと、めんどくさいし、何より何をするか分からない不安みたいなものが僕を襲った。

僕はそんな後悔や不安を抱えながらも、紹介してくれた人への約束を守るということだけで参加した。

と、セミナー受講後、受講前の自分の態度や気持ちに気づいた。

僕はこんな感じで初めてのことで何をするか分からなかったら不安になるんだ。
事前に全てが把握できないことは一歩がなかなか踏み出せない性格なんだということに気づいた。

しかし、早々、初めてすることで全てが把握できるようなことはない。


だから、立ち止まってるなと感じたときは、

●何が起こるか分からない状況で立ち止まってしまっていないか。

●起こってもいないことを不安に思っていないか。

を考えつつ行動するようにしている。




自己啓発セミナーと言うとなんだか怪しい雰囲気があるが、僕が受講したセミナーは健全なセミナーだった。（笑）

今から思えば好奇心も受講を決断した要素の一つだったように思う。