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CMでお馴染み、さい帯血バンクを介しての造血幹細胞移植を受けられる方も増えてきています。
それに伴い、骨髄バンク不要?の声も聞かれます。 骨髄移植と比べると、 さい帯は大概、抵抗なく提供してもらえる。 (骨髄移植はドナーさん集めが大変) さい帯血は冷凍保存を解凍すればOK。 (骨髄移植はドナー決定や移植までに時間がかかる) さい帯血は患者さんの負担が少ない。 (骨髄に比べると、さい帯血は細胞が幼稚な分、順応性がある) と言われています。 ただ、さい帯血を提供を希望される方、全てに対応する事が出来ません。 超低温で保存する施設との移動時間や、病院の体制等で、協力病院が増やせないそうです。 さい帯血の保存数にも上限があるそうです。 ただし、この二つに対しては、現状では問題は起きていないとの事でした。 残る問題として、さい帯血移植に向かない患者さんもいる事です。 拒絶反応が少ないと言われている反面、ガン化した細胞を攻撃しない場合もあり、慢性白血病に対しては骨髄移植による拒絶反応の利用が、有効との話を聞いた事もあります。 また、骨髄移植では比較的に早期な再発に対しても、ドナーから健康なリンパ球を提供してもらう方法があります。 (あくまでもドナーさんの自由意志ですが) 最適な治療を、求める患者さんに受けさせてあげたいものです。 骨髄バンクもHLAをDNA検査で調べる事で、より適した骨髄移植を受けられる様になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.18 14:07:25
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