カテゴリ:独り言
とうとう宣告されたと 悲しげな顔をして馬の爺様が言う
施設入所が決まり、私と別れることになるのが辛いと鼻をすする。 会うたびに 痩せて とうとう最後には、入れ歯も合わなくなった。 話そうとすると、入れ歯が飛び出す。 次の施設にも 私のような人は沢山いますよ~ と 言えば そうだのう ~ あんたのような飼育員は、沢山いるかのお と 飼育員じゃないし 笑ったり、泣いたり、いくつになっても別れは悲しい。 が 別れは、太陽のように さよならする、明日も続くように。 春は、出会いと別れの季節 人の道は、別れがつきまとう 生まれた時も一人 いく時も 一人 旅の途中で 仲間ができて 不自由なところを支えあう 介護の介の字は、 両手をひろげて人を 支えている。 杖になり、目になり、そして何より、心に触れる介護者でありたい。 そうそう コボの卒業記念に 桜の苗木を植えた。 根っこも幹も まっすぐなのを選んで植えた。 途中で 曲がりませんように。 っと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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