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カテゴリ:雑記
お墓参りに行ってきました。 今日は友人の命日で、彼女の妹さん(今では彼女が私の友人である)と一緒に。 車を出すなり彼女が、伯母さん(お母さんのお姉さん)が急に亡くなったのだと言った。 その伯母さんという方は、インド人と結婚してデリーに暮らしていた。 私はその伯母さまと話したこともないし、 。。。それでつい、芋の蔓が引かれてしまったのである。 インド行話の間は”(笑)”が基本、こういう話を挟むつもりじゃなかったんだけど、 すんません。ちょっとここで小出しに吐いてしまいたくなってしまった。 こんなきっかけがなきゃ、最後に「付記」で済ませるつもりで、 今だけ、ちょっとだけ、マジ。 自転車の鍵をなくした昨日、私は友人とタイ料理を食べてから そもそも目的はそのバーのほうで、インドから戻ったら行きましょう、と、私の出発前に約束していたのである。 めぐりめぐって知り合った和尚(前にもここに登場させた気がする)ゆかりのバーで、 そして和尚にも――というよりむしろ私に、かもしれないが――そうなるはずじゃないことが起きた。 和尚がいないそのバーに行くのは初めてだったが、 ・・・書いちゃった。 ちょうどリシケシでトレーニングが終わった日、一息ついてメールして、 そこのネットカフェはガンガーのすぐそばにある。 和尚は前から、死んだら遺体はガンガーに流してもらうんや~ と言っていた。 今回私が行く前も、インドいいなあ、わしはもう行く体力ないわ、と言うから、 何言ってんですかそんなあちこち飛び回ってるくせして~、和尚はまだまだ大丈夫だってば! と言ってやった。本気でそう思っていた。 その時も、俺が死んだらガンガーに流してもらうんや、というので はいはい、わかってますよー ガンガー目の前のネットカフェで訃報を聞くことになるなんて、 Nさんからのメールをもらったのはトレーニング終了後の日で、 いつもは橋を渡って帰るのだが、その日は船に乗った。 やっぱり茫然としていた。 そして夕べ、帰国後すぐに和尚がいないことを確認するようのは カウンターには見覚えのあるマスターがいた。 そもそもここのマスターというのはお坊さんなので、 「4月にお寺でまたお会いしましょう」と坊主マスターに言われて店を出た。 話せてよかった。来てよかった。少し納得できたような気がした。 タイの葬式は明るいんじゃ、と、和尚は言っていた。 私は知り合ってまだ短かったけど、知り合えた幸せのほうを思うべきなんだろう。 だけどやっぱり和尚、反則だよ… ガンガーの水を汲んでみた。それを持って帰れないかなと思って失敗したのは 今日、お墓参りで伯母さんのことを話す彼女も、淡々としていた。 私がインドで和尚の訃報を聞いたとき、別の意味でちょっとぞっとしたことがある。 そんなん関係ないわ、と和尚なら言うだろう。 だけど実のところ、今回そのことが頭をかすめたのは事実だった。 だが・・・ その時も今回も、その根拠のない不安が向けられていた対象は、 和尚なら大丈夫だと、病気になんか負けないと、 実際、和尚の死因はその病気ではなかった。 ずるいよ和尚。 諸行無常とはこういうものです、とNさんのメールにあった。 だけど私は、やっぱり私は馬鹿だなあと、改めて思うしかなかった。 しんみりすると和尚は笑うだろう。おまえな、いま泣くなら、生きてるときにもっと優しくせんかい。 だから馬鹿話に戻ります。そう、泣いてるだけじゃ(泣いてないけどさっ)和尚が死んでも報われないもの。 これ公開したら後悔するかな(はい、しゃれです)・・・ そしたら消せるのがブログのいいとこだ。
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Last updated
2010.03.15 09:24:34
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