077677 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あたふたあなくろクロニクル

あたふたあなくろクロニクル

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

Category

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2010.04.27
XML
カテゴリ:雑記

もうひとつの、「作家とのシンクロ」。

今日のお昼、NHKに作家の角田光代さんが出ていたのである。

一人旅が好きなのだそうである。

おお、同じだ!

…と、そういう話ではない。共通は、してるけど。

とにかくすべてが刺激的で、刺激ばかりで、
一度行けば小説が何冊も書けちゃうほどだったそうだ。

そうそう。ほんとに見るもの聞くこと、すべて刺激なんです。
一度行けば私は・・・ 小説は書けないがブログならいくらでも書ける
(これでお金になるものなら、頓挫することなく常に最後まで書けていたかもしれないが、
人間生活せねばならない。ぢっと手を見る)。

だから、そう、そういう話ではないのだ。

角田さんはこれにつづけて、
「刺激に慣れてしまう」ことに触れたのです。

何度も旅を重ねているうち、刺激に慣れてしまって、
行けばすらすらと小説が書けるという訳にはいかなくなると。

偶然ながら私は今日、
”刺激が常にないとダメな状態、それもやばいなと、最近感じる”と
友達へのメールに書いた。

これ、ちょっとずれるが、ちょっとダブる。

そう、刺激というのは次第に慣れてしまうものなのだ。

すると私なんかのように怠惰な人間の場合、なんかこう新たな刺激がないと
自分から動かなくなりそうというか。
刺激というのが大げさなら、何らかの変化というか、
そういうものが日々起きていないといけないかのような。
その感覚ってやばいかな、と、ちょっと思ったりしたのでした。

けっこうこれ、現代人に共通の問題だったりして。
何か常に新たなものが現れてこないと不安。「やること」がなくなるのが不安。

のどかで何も起こらない、ほとんど判で押したような毎日ではいけない、
そう思ってしまうような感覚は、
もしかすると危険じゃないか。

ついついふらふらとあちこちに目が移り、心が動いてしまうくせに、
家にいるとぼーっとしてる人間として、
戒めの意味も込めて考えたりする。

家にいたってやることは幾らでもある訳で。
庭に出て雑草の一本でも抜いて来いと。

ささやかな日常にも意味はあるはずだ。 『ゲゲゲの女房』を見よ。
…いや、あれは、ささやかな日常を送るはずが壊されていく話か。
だがまあ、普通の人々は偉いのである。

もうひとつ、角田光代さんに共感したことがあった。

司会者が、ヨーロッパをあっちからこっちへとぐるぐるまわった角田さんを
“行動派”と呼んだとき、
「行動派じゃないですよ」と角田さんは苦笑した。

その気分はわかる気がした。

今回のインド行きでも一部の人に言われたし、
今までのばかな旅行でもたびたび言われたのがこの手の言葉だ。
「行動的」とか「実行力あるね」とか。

そうじゃないんだよねー。

そうなっちゃうんだよね。

そういう「行動」は、一つ間違えば「自己責任」を問われるものともなりかねず、
その辺が困ったところでありますが… 作家ならまだ言い訳がたつが、
凡人の場合非常に難しい。
その辺、今後の課題である。って、何が言いたかったのか私は。

ま、毎日を満足するってのは、難しいのだ。

私は所(ジョージ)さんの境地に至りたい~

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.04.28 11:58:56
[雑記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.