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あたふたあなくろクロニクル

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2010.06.04
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カテゴリ:雑記

甥っ子の誕生日である。めでたい。

そのめでたい日に、甥っ子と大して年の変わらない“友達”(私の!)が、
海の向こうへ旅立っていった。

前の職場を辞めてからわずか二カ月。

辞めてすぐ、海外へ行ってくるというから、

そうかそうか、そうよね、ちょっと骨休めしてこなきゃね、と
おばさんは思った。

就活もしないと、というので、
ま、そんなのは、帰ってきてからゆっくり考えればいいんだし、と、
おばさんは言った。

仕事を辞めるたびに1年くらいプー生活を繰り返してきた先輩でありますゆえ。

ところが。

なんとその海外で、就職を決めてきてしまったのだ、沼ガール(沼ガールって誰が呼びだしたのかは聞いてないが、よく裸足で歩いてはいたらしい)。

沼から熱帯へ(マルC本人です)行くというのである。

怠け者おばさんは、疲れた心身を休めに旅行に出たのだとばかり
勝手に思い込んでいたのでしたが、

実は当初から、ちゃんとシュウカツというものを考えつつの海外だったのだ。

なんて偉いんだ今の若者。

しかもそれで、しっかりきっちり就職決めてきてしまう、というのが、
さすが優秀なのである。

それにしても、もう少し遊んでればいいのに…

と、しつこく、もったいながる(いいのかこの日本語)おばさんだった。

しかもだ。5月半ばに向こうから戻ってきたと思ったら、
6月アタマにはもうあっちで働くというのだ。

なんて立派なんだ今の若者。

遊べないじゃん。

当然ながら、戻って再び出る間はどたばたである。
会わねばならん人もそりゃあ大勢いるだろうし。

そんな忙しい中、時間を作ってくれたのであった。

海が見たいというので(沼ガールの住まいは海のない県である)、
んじゃ江の島でも行こう、ということになった。

待ち合わせ場所で、それらしき後ろ姿発見。

前に回って覗く。
…数ヶ月ぶりにその顔を見て最初に思ったこと。

――なんて元気になったんだ!

… すっかり健康になりました、とは聞いていたが、
人間わずか数カ月でこんなに変わるもんか。

それだけ過酷な仕事だったのね… 

いや、前に会ったときに死にそうに見えた訳じゃないけど、
こうして見ると、やっぱり疲れていたのだ。
今や生き生きしている。肌もつやつや、髪もつやつや。

前の職場に顔出したら、
“そんなに元気になれるなら俺も辞めようかな"とまで言われたそうである。
まことストレスとは恐ろしい。

そして、輝く沼ガールとともに江の島へ向かう。
刺身を食べて、エスカー(この乗り物は何十年たっても変えないつもりなんだろうか)
には乗らずに階段を登り、その手前でおみくじを引く。

二人とも大吉だった(!)

私は以前ここで、生まれて初めての大凶を引いたことがある。
極端な確率にしてるんだろか江島神社。

まあ旅立ち前に大吉はめでたい。大吉だと天井であとは落ちるって話もあるが、
それでも気分としては悪いもんじゃない。
(それに項目別にみると、“これでどこが大吉か”という内容だったりするし…)

気分よく階段を登り、今度は下り、龍がいる洞窟までてくてく歩き、
せっかくだからと洞窟にも入る。

彼女はベトナム戦争中に実際ベトナム人が使ったトンネルに入ったことがあるそうだ。
(ベトナム戦争中に入ったんじゃないよ…って誰でもわかるか)
「無理しないでいいからね」とやたらに言われるくらいの、きつくて怖い穴だったらしいが、脱落者続出の中、彼女はゴールまで無事到着。

うーむ私も行ってみたい。

そういう話ばかりじゃなく、なんだか彼女と私は目が向くところとか感じるとこが似てる。

いや、私が若いと言ってるんじゃなくて(笑)… 

しかしだ。私が若い頃「山に住みたい」と言うと、
当時は「暗い」とか、「もっと若者らしいことを言え」とか、言われたものである。

いま同じことを言えば、若い子の大半は同調してくれるだろう。
――そういうことである。いや、そういうこともある。

その風潮がいいかどうかは一概に言えないと思うけど。

ついでながら、この日話していて、ほかにも共通点が見つかった。
それは、

…彼女のお母さんと私の姉は似ている…

ということだ(--;)

お母さんは6月半ばにはそっちに行く、と言ってるそうだ。
それが引っ越しの手伝いをしようとか言うんじゃなく、
遊びに行きたいんだそうだ。

引っ越してすぐだし仕事もあるし、そんな付き合えないよと彼女が言うと、
いいわよ自分たちで回れるから、と言ったそうだ。

元気バリバリ。カンペキ陽性。
ガンガン遊び、どんどん働く。

そのパワー。
…私の姉が浮かぶ…

そういうバリバリが上に乗っかってると、下位にいる人間はのんびりしちゃうのかしらねー。

なんとなく二人して納得したことであった。

江ノ島でのんびりしたあと、のんびりと江ノ電で鎌倉に行き、
紅茶の店に入って、そのままずうーーーっと話していた。

鎌倉で訪れた場所はこの喫茶店のみ。

豊かな一日でありました。

あれからほぼ一カ月。(はい、これ書いてるのは6月23日だ)。
今ごろ南国の地でがんばってるんだろうなあ。

似てるとは言ったが、
能力の点においては彼女が格段に上である。
見習わねばである。

ヨガでもそうだけど、私には若い「師」がいっぱいいる。
ありがたいことです。

ありがたがってるだけじゃ自分、だめだけどね…

私も元気になったし(彼女に会った日は、まだ咳が抜けきっていなかった)、
頑張らねばなあ。
(こう言ってるときは実は掛け声だけだというのも、本人わかってるんだなー。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 






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Last updated  2010.06.23 18:26:08
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