[個人的感想（本）。]の記事一覧 | あっちょんぷりけ

『夢をかなえるゾウ』水野敬也。

今さらながら水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』を読みました。【送料無料】夢をかなえるゾウ文庫版ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの！？ＴＶドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト＆ロングセラー。過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。関西弁のガネーシャ最高です。笑えます。しかも為になる。トイレの神様的なお話ですが、ガネーシャのキャラが強烈で、楽しみながら読み進める面白い本です。【送料無料】夢をかなえるゾウスペシャル男の成功編これ観た～い。【送料無料】夢をかなえるゾウ DVD-BOX 女の幸せ編女性版もありました。こっちも観た～い。水川さんあんまり好きではないけど・・・

October 16, 2011

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『下町ロケット』池井戸潤。

池井戸潤さんの『下町ロケット』を読みました。【送料無料】下町ロケット取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる？」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」-佃製作所、まさに崖っプチ。ぴのこ自身が勤めている環境と多少似ているところもあり、臨場感を味わいながら読み進めました。現状は佃製作所の仕事に対するパワーはとても感じられませんが・・・（苦笑）何度も降りかかってくる失敗や困難を受け止めて成長していく姿に元気をもらえます。さ、頑張ろっと。

September 30, 2011

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『県庁おもてなし課』有川浩。

有川さんの『県庁おもてなし課』を読みました。【送料無料】県庁おもてなし課地方には、光があるー物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩むーいったい何がダメなんだ！？掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。高知県出身の有川さん、ご自身の得意分野を使って素晴らしい恩返しです。珍しくリアルなお話です（笑）。と言っても、どこまでが本当の話なのか分かりませんが・・・。（作中に実際の地名や出版社等出てきます）上手に高知県をアピールしてらっしゃいます。高知県に限らず地方の方、地方出身者はみんな共感できるのでは？県庁職員はもちろん、地方公務員の方は一読の価値がありますよ。

September 28, 2011

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『三十光年の星たち(上・下)』宮本輝。

やはり輝さんの作品は素晴らしい。どこを切り取っても国語の教科書に載りそうな文章。ぴのこのベーシックです。【送料無料】三十光年の星たち（上）【送料無料】三十光年の星たち（下）京都に住む三十歳の坪木仁志は、職を失い、恋人に捨てられ、明日の生活もままならない。親に勘当され、金貸しの佐伯平蔵から借りた八十万円の借金を返せるあてもない。そんな坪木に佐伯はある提案をする。それは、借金返済の代わりに坪木を車の運転手として雇い、返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった…。圧倒的な物語の愉楽。宮本文学の到達点。

September 23, 2011

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ムック本。

先日購入したＬＡＮＥＮＨＡＭのムック本。【送料無料】LAVENHAM 2011-12 AUTUMN/WINTER COLLECTION価格：1,500円（税込、送料別）↑ゴメンナサイ。売り切れです。そろそろＬＡＶＥＮＨＡＭの季節になりますね。ぴのこが買ったこれまでのムック本史上では最高の付録です。作りもしっかりしてるし、デザインも使い勝手もＧＯＯＤ！！そんなムック本、今度は【送料無料】LE CREUSET価格：1,380円（税込、送料別）ルクが登場。ルクファンとしては嬉しいんだけど、バッグはもう要らないんだよね～。調理器具のブランドなんだから、鍋つかみとかにすればいいのに～～。レシピは気になるけど見送るかな。【送料無料】ル・クルーゼで料理（1（...価格：1,313円（税込、送料別）【送料無料】ル・クルーゼで料理（2（...価格：1,400円（税込、送料別）【送料無料】「ル・クル-ゼ」で...価格：1,313円（税込、送料別）【送料無料】「ル・クル-ゼ」だか...価格：1,313円（税込、送料別）

September 22, 2011

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『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉。

２０１１年本屋大賞を受賞した東川篤哉さんの『謎解きはディナーのあとで』【送料無料】謎解きはディナーのあとでミステリー界に新たなヒーロー誕生！？　それは、国立署の新米刑事にして世界的な企業グループの総帥の娘という宝生麗子、ではなくてその家の執事影山なのだ！　執事が安楽椅子探偵になった日本初のミステリー。ぴのこ的には大賞には物足りない作品（軽過ぎ）なんだけど、「もしも実写化するなら？」という質問に東川さんが「男性主人公の執事影山のイメージは向井理さん」と返答したらしく、好印象に（笑）。まあ、映像化されても物足りない作品には変わりないと思うけど・・・。昨年度大賞受賞作品、冲方丁さんの『天地明察』は映画化されるようで、これはほんと期待してます！！俳優陣の発表が楽しみです。【送料無料】天地明察

April 17, 2011

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『白銀ジャック』東野圭吾。

長らく積ん読（積んどく）状態だった『白銀ジャック』やっと読み終わりました。【送料無料】白銀ジャック「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。東野さんにしてはスローな展開と慣れないスキー＆スノボ用語に眠くなることがしばしば・・・。最後にはこういうことか～とピッタリはまるのですが、ぴのこ的にはイマイチかな～。寒い季節に読むのには臨場感があって良かったかも。

February 9, 2011

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『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎。

伊坂幸太郎さんの『バイバイ、ブラックバード』を読みました。【送料無料】バイバイ、ブラックバード一気読みでした。繭美のキャラクターが異常に面白くて、読み終わったあとにも繭美しか思い出せないくらいです（笑）。コレ↓も読みたいなぁ。【送料無料】『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために

February 1, 2011

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『キケン』有川浩。

有川浩さんの『キケン』を読みました。【送料無料】キケン成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン＝危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。らしい作品でした。こういうのをドラマ化してくれないかな～。

December 30, 2010

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表紙。

毎年（新年号だけ）購入しているダ・ヴィンチＢＯＯＫＯＦＴＨＥＹＥＡＲの特集が組まれてますから。保存版ですよ。他の号は図書館で借りてます（笑）なんと、表紙が～～【送料無料】ダ・ヴィンチ 2011年 01月号［雑誌］いや～ん、嬉し過ぎる～～。表紙が嫌いなタレントでも買うけれど、まさかのおさむちゃん♪ぴのこへのクリスマスプレゼントでしょうか？？（爆）今日にでも本屋に買いに行きたいところだけれど、ポイントも溜まってるのでで注文。待たされる時間も楽しみたいと思います・・・。

December 6, 2010

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『３月のライオン（５）』。

待望の５巻。読みました。3月のライオン（5）じっくり時間をかけて読みました。一気読みできない作品です。で、また改めて１巻から読み直すという・・・（笑）。毎回、何度も読み返したくなる素敵な作品です。

November 26, 2010

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『グラウンドの空』あさのあつこ。

あさのあつこさんの『グラウンドの空』を読みました。グラウンドの空夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまう。このままでは、地区大会すら絶望だ。そこへ、幼なじみでチームメイトの良治が飛び込んでくる。「ピッチャー、見つけたぞ！」しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて─。『バッテリー』であさの作品にハマってしばらくは読んでいたのですが、以降の作品がイマイチで最近は遠ざかっておりました。今回はお得意の少年、しかも野球少年を描いているので借りました。久々にいい感じの作品です。ストーリーはまだまだ改善の余地ありだけれど、少年心を書くのがほんとお上手！「頑張れ！頑張れ！！」と応援したくなります。やっぱ野球っていいわ～♪次女が野球やってくれないかなぁ・・・

November 16, 2010

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デザインブック。

ついつい買ってしまいました～（笑）。年賀状をブルーナデザインで作る気は無いんだけど、グリーティングカードとかすっごくかわいいんだもの～。眺めてるだけで癒されます～～。ミッフィーポストカードデザインブック

November 9, 2010

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『江（下）』田渕久美子。

田渕久美子さんの『江（下）』を読み終わりました。江（下）江もいいけど、秀忠もいいっ（笑）。おさむちゃんに向いてる役だと思いました。これは大河が楽しみですな～。

November 1, 2010

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『生徒諸君！（教師編）』２２巻。

『生徒諸君！（教師編）』の２２巻を読みました。生徒諸君！（教師編 22）ほんの少しよい方向へいってるような気もするけれど、まだまだ苦難の日々が続きそうな感じです。そろそろナッキーを幸せにしてあげてください。

October 29, 2010

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『江（下）』田渕久美子。

予約連絡を楽しみに待っておりました。下巻を読んでおります。江（下）いま、３分の１くらいのところで、やっとやっと秀忠が再登場！！上巻でも最後に出てきましたが、ほんの少し顔を合わす程度だったので・・・いや～、２人の掛け合いがとっても面白いですぅ。こんな役柄をおさむちゃんが務めることができるかしら？と心配ながらも、彼のことだからきっと演ってくれるはず！と期待しておりますよ。楽しみだわ～～。新装版↓も読みたい（笑）。新装版江（ごう）姫たちの戦国上これ↓は毎年、大河ファンの両親が買っているので読ませてもらいます。NHK大河ドラマ歴史ハンドブック江（ごう）姫たちの戦国

October 24, 2010

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『生徒諸君！（教師編）』２１巻。

『生徒諸君！（教師編）』の２１巻を読みました。生徒諸君！（教師編 21）とうとう・・・（涙）。いづれとは思っていても悲しいです。ナッキーはいつまで苦しまなければいけないのでしょうか。職業上の苦しさもあると思うけれど、それ以上に辛い出来事が多すぎます。最後の最後で岩崎くん登場。ナッキーが人に頼らないことを攻めるのは今更だけれど、ガツンと言ってほしい、そして助けてあげてほしいです。

October 10, 2010

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『江（上）』田渕久美子。

田淵久美子さんの『江（上）』を読みました。江（上）価格：1,680円（税込、送料別）読み初めからたくさんの登場人物や似た名前が出てくるので、なかなか思うようにページが進みませんでした（苦笑）。しかも、名前に慣れた頃にころころと改名するし（笑）。でも、面白かったです。江がかなりいいキャラをしております。応援したくなりますよ。そして、肝心の秀忠は上巻の最後の章でやっと登場しました。おさむちゃんの大河登場は５月くらいでしょうか？こちらもなかなかいいキャラの様子。さあ、下巻ではどうなることやら？

October 3, 2010

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『ちはやふる』１０巻。

『ちはやふる』１０巻を読みました。ちはやふる（10）やっぱ、まつげくんがいいわ～。

October 1, 2010

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予習。

来年度の大河ドラマに主人公の夫として出演が決まったおさむちゃん。「江って誰？」な歴史音痴ぴのこは早速図書館に予約。江（上）価格：1,680円（税込、送料別）原作が「篤姫」の田渕久美子さんですから、これは期待大です。予約連絡を受けて、本日受け取りに行ってきました。さあ、秀忠を勉強するぞ～（笑）。

September 17, 2010

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『天地明察』冲方丁。

冲方丁さんの『天地明察』を読みました。天地明察江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること─。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋！早くも読書界沸騰！俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。２０１０年度本屋大賞の受賞作です。非常によい作品でした。これはオススメ。歴史作品が苦手な方でも読めるのでは？ぴのこが今年読んだ本の中でも確実にベスト３に入りますね。いまのところ２０１０年のベスト１かも。映画化されそうですねぇ・・・。

September 5, 2010

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『パラダイスキス』矢沢あい。

『パラダイスキス』が映画化され、おさむちゃんが出演する！ということで、原作を購入してみました。BOOK ○FFにて１冊１０５円♪「原作ファンのなかでキャストに不満が噴出」というのを見かけたのですが、確かに・・・・・・。おさむちゃんファンながらも「この役はちょっと・・・」と思うほど、難しい（個性的な）役柄でした。タイトルにもなってるようにキスシーンも多いし・・・お話はとても面白いので、ここは踏ん張りどころかな～。頑張れ～～。

September 1, 2010

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『私のこと好きだった?』林真理子。

林真理子さんの『私のこと好きだった？』を読みました。私のこと、好きだった？かつて人気アナウンサーだった美季子は、現在、チーフという立場で若い女子アナたちの管理職として日々働いている。独身であるがゆえに、４２歳という年齢にテレビ局内はもちろんのこと、周囲の反応はさまざまだ。ある日、大学時代の友人・兼一と再会したことで、彼女の心の中に何かしらの波紋が生じる…。親友の美里と離婚後、再婚して幸せになったはずの兼一に起こる問題。そして美里は病気が再発して…。若いころとそれほど変わらないと思っていても、明らかに違う４０代。それでも輝きを失わない４０代の生き方を描く、林真理子の恋愛文学の「真髄」。林真理子さん、たまに読むとほんと面白いです。出てくる女性がいつも格好良すぎるけれど、その年代ならではの悩みや恋愛話を上手に描かれます。

August 31, 2010

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『小暮写眞館』宮部みゆき。

宮部みゆきさんの『小暮写眞館』を読みました。小暮写眞館もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。３年ぶり現代エンターテインメント。まず驚いたのが分厚い（笑）。上下巻に分けてもいいくらいの厚さがあります。４章あるうちの最初の１・２章はちょっとのんびりしてて物足りないというか、「こんな調子で進むの～？」と思っていましたが、３・４章は面白く読みました。登場人物がとても丁寧に描かれていて、ほのぼのとした読後感のよい作品です。でも、さすが宮部さん。最後は「なるほどなるほど。こういうところへ持っていくんだ～」となります。時間のあるときにゆっくり読むといい作品ですね。秋の読書にオススメかな。

August 30, 2010

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『影法師』百田尚樹。

百田尚樹さんの『影法師』を読みました。影法師価格：1,680円（税込、送料別）光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした十四の秋。それから─竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。なかなか良かったんですけどね～。展開が読めすぎてしまいました。

August 23, 2010

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『プラチナデータ』東野圭吾。

東野圭吾さんの『プラチナデータ』を読みました。プラチナデータ犯罪防止を目的としたＤＮＡ法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るＤＮＡ捜査システムの検索結果は「ＮＯＴＦＯＵＮＤ」。犯人はこの世に存在しないのか？時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「ＲＹＵＨＥＩＫＡＧＵＲＡ適合率９９．９９％」。犯人は、神楽自身であることを示していた─。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、ＤＮＡが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。一気読みです。続きが気になって気になって、凄い早さで読んでしまいました（笑）。本当にありそうで、少し怖いお話です。

August 13, 2010

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ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ。

昨年末に続きお友達から借りて、先週発売された最新刊まで読み終わりました～♪ONE PIECE（巻59）よく頑張ったぴのこ（笑）。いやいや、面白いです～。５０巻代後半は結構動きがありましたね～。続きが気になりますぅ。

August 12, 2010

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『身の上話』佐藤正午。

佐藤正午さんの『身の上話』を読みました。身の上話この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。２億円という大金を手にするといろいろ大変なのでしょうね～。誰しも多かれ少なかれ流されるように生きてるのでは？と思いますが、この主人公はちょっと・・・。普通がいちばんです。

June 27, 2010

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『キャッチャーという人生』赤坂英一。

赤坂英一さんの『キャッチャーという人生』を読みました。キャッチャーという人生野村と古田の陰に隠れた名捕手たちの物語。肩にメスを入れながら、巨人歴代3位の出場数を誇る村田真一。レギュラーの座を競い合った達川と山中。WBCで明暗を分けた谷繁と里崎。男たちの栄光と挫折。ドラマですね～、同時代に活躍したキャッチャーたちのお話。彼らが監督や先輩達からいろいろな影響を受けながら、育っていく様子を描いています。他のポジションとの違い、そのときに言われた言葉や練習方法など「なるほど～」と参考になる部分が多々ありました。野球以外でも活用できると思います。選手名やチーム事情が分からない方には厳しいと思いますが、野球好きな方にはたまらなく面白い作品だと思います。イトイさんもオススメ乗組員の永田さんのコメントが素晴らしい！ぴのこの思いそのものです。赤坂さんと糸井さんの対談これもかなり面白いです。

June 23, 2010

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『ＳＯＳの猿』伊坂幸太郎。

伊坂幸太郎さんの『ＳＯＳの猿』を読みました。SOSの猿ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして３００億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。面白かったけれど、ちょっと読みづらいかな～。伊坂さんの作品のなかではそんなにオススメでは無いです。新たな方向へ進もうとしてるのか、何か空回りしてるような・・・。生意気言ってすみません。でも、頑張ってください！！

June 13, 2010

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『Nのために』湊かなえ。

湊かなえさんの『Ｎのために』を読みました。Nのために「Ｎ」と出会う時、悲劇は起こる─。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「Ｎ」のために─。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。『告白』・『贖罪』と読んできましたが、これまでで一番良かったです。救えないどうしようもなさというか、人の弱さ（湊さんの場合は極端）みたいなのは、相変わらずです。ここまで？というくらい負の連鎖です（笑）。でも、もともとの文章力、そして今回はラストがうまくまとまっています。本は「終わりがよければいい」というものでもありませんが、これまでの作品がスッキリしないものだったので・・・。夏以降は観たい映画が続くんだけど、この春は魅力的な映画が無かったんだよね～（涙）。告白（映画公式サイト）観に行こうかな～～。

May 28, 2010

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『死刑囚０４２』小手川ゆあ。

バイト先で「オススメです」と借りた漫画『死刑囚０４２』全５巻。死刑囚042（3）ここ↑で３巻を選んだのはカウンセラーの椎名さんが表紙だったから（笑）。内容は重い作品ですが、キャラの位置づけがしっかりされていて面白かったです。さらっとは読めないかな。

May 21, 2010

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『シアター！』有川浩。

有川浩さんの『シアター！』を読みました。シアター！小劇団「シアターフラッグ」─ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ！！その負債額なんと３００万円！悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「２年間で劇団の収益からこの３００万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。何でしょう？この安心感というか、安定感？？いつも通りに楽しく読ませていただきました。何だかお芝居を観に行きたくなりました。一番観たいのは「新参者」でおさむちゃんが所属する劇団の公演（爆）

May 19, 2010

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『真綿荘の住人たち』島本理生。

島本理生さんの『真綿荘の住人たち』を読みました。真綿荘の住人たちレトロな下宿、真綿荘に集う人々の恋はどこかいびつで滑稽で切ない……。不器用な恋人達、不道徳な純愛など様々なかたちを描くここのところ殺人事件ばかり読んでいたので気分転換に（笑）。やっぱり島本さんの作品好きです～～。一気読みでした。いびつなんだけど、何かあたたかいんですよね～。

May 2, 2010

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『赤い指』東野圭吾。

これも加賀恭一郎シリーズ。赤い指「家族」の物語。　犯罪を越えた本当の闇。この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。ひとつの事件から見える家族の肖像。二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。タイトルから何となく苦手な感じを受けて読まずにいた作品です。『新参者」をより楽しむために読んでみました（笑）。ある家族の物語ですが、この作品には加賀刑事の家族関係も出てくるので興味深かったです。事件そのものはちょっと苦手な感じですね。事件が苦手というよりも登場する家族にとても苛立ちました。『悪意』は以前読んだ事があるので残すはどちらかが彼女を殺した私が彼を殺した早く読みたいっす。

May 1, 2010

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『眠りの森』東野圭吾。

眠りの森美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか？完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。いやいや、天晴れ。バレエ界独特の世界を垣間見たように思います。加賀恭一郎の洞察力が素晴らしいっ。東野さんがスゴイってことですが（笑）。未緒とのその後が気になります。

April 30, 2010

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『卒業』東野圭吾。

どハマリしている新参者は２度ほど読みました。２度目なんて１章ずつ丁寧に覚えるように読みました（笑）。そんな加賀恭一郎シリーズを最初から読み直しています。卒業7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か？心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は！？冒頭「えっ！？加賀さん？？」という会話から始まりビックリしましたが、話が進んでいくと「やっぱ加賀さんじゃ～ん」なんて（笑）。ゲームの種明かしがややこしくて少々飛ばし読みをしましたが、まあこんなものでしょうか。

April 29, 2010

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『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん。

三浦しをんさんの『星間商事株式会社社史編纂室』を読みました。星間商事株式会社社史編纂室川田幸代。２９歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む─。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう！」その真意はいかに？風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を！？これでいいのか？わたしの人生。思わずぷぷっと噴き出す場面ももあり、楽しませていただきました。最後はしっかりまとめあげてくるところがさすがしをんさん。さらっと楽しむのにちょうどよい作品でした。

April 14, 2010

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『まほろ駅前番外地』三浦しをん。

三浦しをんさんの『まほろ駅前番外地』を読みました。まほろ駅前番外地第１３５回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。まほろ駅前多田便利軒はよかったんだけど、これはまあまあでしょうか。期待せずサイドストーリーとして読めばいいかもしれません。

April 11, 2010

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『３月のライオン』４巻。

『３月のライオン』４巻を読みました。3月のライオン（4）あ～、いいっ。羽海野さんの世界すっごくいいです～。４巻出たばかりだけど、早く５巻が読みたいです～～。

April 10, 2010

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『ちはやふる』５・６・７巻。

　　何か漫画を読む気分ではなかったんだけど、さら～っと読んでしまいました。ぴのこは大江奏さん（通称かなちゃん）が好きなんだな～。

April 9, 2010

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『生徒諸君！教師編』２０巻。

『生徒諸君！教師編』の２０巻を読みました。生徒諸君！（教師編 20）樹里亜の気持ちも、ナッキーの気持ちもすごく分かる。でも、公平のことを考えると・・・。あ～、切ない（涙）。トビオは大人過ぎでしょ～。岩崎くんはどこ行ったの？

April 1, 2010

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『児玉清の「あの作家に会いたい」』児玉清。

児玉清さんの『あの作家に読みたい』を読みました。児玉清の「あの作家に会いたい」活字から広がる想像力は素晴らしい─大崎善生さん／子供が本好きになるのは大人次第─森絵都さん／一食分の本だから最後まで読み切る─荻原浩さん／大人の鼻をあかしたかったら、本を読もう─東野圭吾さん／物語が立ち昇る瞬間に立ち会う喜び─上橋菜穂子さん／深みとストーリーは両立してこそ小説！─万城目学さん／悪意も苦悩も、人生の本当を書きたい─桜庭一樹さん／小説のウソを上手に楽しんでほしい─角田光代さん／弱い人間がハードルを乗り越えていく痛快さ─真保裕一さん／絶望ではなく、希望をこそつづりたい─あさのあつこさん〔ほか〕読書家で有名な児玉さん。俳優としても大好きなお方です。本の趣味がちょっと違うところが残念なんだけど・・・（笑）本好きかつ司会業をされてることもあって、インタビューがとてもお上手です。さて内容ですが、作家になったいきさつ、小さい頃に読んでた本等々。小学生の頃から作家になろうと思ってた方がいれば、就職試験で書いた小論文が面白いということがきっかけになった方。それぞれ小さい頃に読んでた本もなるほど～と思う方が居れば、意外な方もいたり。十人十色というか二十五人二十五色ですね。大変面白く読ませていただきました。本に対する考え方もとても参考になりました。

March 22, 2010

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『ちはやふる』末次由紀。

バイト先の子に借りたとりあえずの４巻。昨年度のマンガ大賞受賞作品です。前から読んでみたかったの。競技カルタという珍しい設定ですが、とても面白いです。早く続きが読みたいです。

March 20, 2010

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『エスケープ！』渡部建。

渡部建さんの『エスケープ！』を読みました。エスケープ！シュウは会社の内定も決まり、かわいい彼女もいる大学四年生。春からは忙しく働き、数年後には彼女と結婚して子どもをもうける予定─。「でもなあ、そんな人生って…正直、楽しそうじゃないな」将来は約束されている。でも、その将来には何も刺激がない。ぜいたくな不満だと頭では理解している。けれど…。そんなある日、シュウは人生を変えるかも知れない雑誌記事を見つけてしまった。「プロが語る！空き巣手口のすべて！」その日からシュウの日常は一変。かつてない情熱で入念に計画を立て、人生で初の興奮を覚えながらの綿密な下見。すべては完璧で、安全だと思われた空き巣計画。が、しかし…忍び込んだ家の中にはなんと─。アンジャッシュの格好いいほうの渡部建さん（笑）。ぴのこは彼らのコントが大好き。とても楽しく読ませていただきました。アンジャッシュのコントをそのまま本にしたような作品です。１本のネタで登場人物それぞれの心の中を上手に描かれていて、本にしてしまうなんて凄いと思いました。ところどころでオチが見えてしまうけど、それでも面白かったです。さら～っと読むのにちょうど良い感じです。

March 17, 2010

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『つなげる力』藤原和博。

藤原和博さんの『つなげる力』を読みました。つなげる力第１章　つなげることで世界は変わる／第２章　学校と塾をつなげる／第３章　正解のない問題に取り組む／第４章　情報編集力のテクニック／第５章　子どもたちと世界をつなげる／第６章　人を動かす／第７章　偶然をつなげる都内では義務教育初の民間校長を努められた藤原先生の著書です。「世の中にはこんなすごいことができる人がいるんだ～」と思いました。いや、おそらく藤原先生と同じような考えを持っている方は、全国にも多数いらっしゃるとは思いますが、それを実行していく行動力とか、それができる環境を自らの手で作っていくところが素晴らしい。様々な問題を解決していく様子を細かく書かれていて、とても勉強になりました。民間出身ならではの解決法ですね。いや～、素晴らしい。こういう先生が増えてくれると嬉しいですね。

March 14, 2010

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『パラドックス１３』東野圭吾。

東野圭吾さんの『パラドックス１３』を読みました。パラドックス13１３時１３分からの１３秒間、地球は“Ｐ‐１３現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間─目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。少し厚めの作品ですが、一気読みでした。時空を飛ぶようなＳＦチックなところがあり、何だか懐かしいような。小学生の頃に読んだ星新一さんや眉村卓さんを思い出しました。とは言え、内容は現代社会を生きる様々な職種の人々それぞれの考え方など、ところどころで考えさせられました。小学生では理解できませんねラストまでしっかり描かれていて、「なるほどね～」というか「参りました」というか。やはり東野さん、すごいですわ。

March 13, 2010

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『あるキング』伊坂幸太郎。

伊坂幸太郎さんの『あるキング』を読みました。あるキング天才が同時代、同空間に存在する時、周りの人間に何をもたらすのか?野球選手になるべく運命づけられたある天才の物語。山田王求はプロ野球仙醍キングスの熱烈ファンの両親のもとで、生まれた時から野球選手になるべく育てられ、とてつもない才能と力が備わった凄い選手になった。王求の生まれる瞬間から、幼児期、少年期、青年期のそれぞれのストーリーが、王求の周囲の者によって語られる。わくわくしつつ、ちょっぴり痛い、とっておきの物語。『本とも』好評連載に大幅加筆を加えた、今最も注目される作家の最新作!! 伊坂さんの作品は大好きで「ハズレがない」と思っていたのですが、正直これはちょっと・・・。ファンタジックなところもあり、いつまで読んでも伊坂節が出てこない・・・。唯一、伊坂さんらしいと思ったのは主人公の王求（おうく）の名前。王と求で野球の「球」になります。

March 12, 2010

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『カッコウの卵は誰のもの』東野圭吾。

東野圭吾さんの『カッコウの卵は誰のもの』を読みました。カッコウの卵は誰のもの東野圭吾さん、最新長編。スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は？　そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。超人気作家の意欲作！いや～、一気読み。最後までハラハラドキドキでした。様々な疑問が１つずつ解かれていくのですが、「え？じゃあ、これは？」が最後まで続きます。スキー競技が題材となっている今作品。折りしもバンクーバーオリンピックの開催期間中に読めたのが良かったです。東野作品にしては若干軽めかも。これでも充分ですけどね（笑）

February 28, 2010

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