角田さんの最新作、でしかも、ダークな感じの方だったので
楽しみに読みました。
41歳主婦、子供なし、銀行の営業マンとして顧客に人気の契約社員
が主人公。
なぜ、そんな彼女が1億円を横領したのか?
主人公の視点、その友人の視点、かつて つきあっていた男性の視点
それぞれからストーリーがすすんでいきました。
お金 というものの恐ろしさ。
最初は5万円から始まり、1億円にいたるまでの過程が
すごかったと思いました。
主人公の旦那さんの言葉に「違和感」を覚える感じなどの
心理も おもしろく読んでいけたと思いました。
まぁまぁ面白かったと思いました が、
八日目の蝉 や 対岸の彼女 レベルを期待していましたので
私には、それほど あれほど 熱中することは できませんでした。
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