久々に新堂冬樹さん読みました。
痴漢冤罪で儲ける弁護士、女子高生らのグループと
冤罪の罠を仕掛けられた芸能界事務所のやり手社長との
ドロドロ騙し合い、引掛けあい、脅しあいの戦いの物語でした。
新堂冬樹っぽいというからしいというかパターンと言うか。
やられたらやりかえす、どんでん返しだらけ、
久々に面白かったと思いました。
しかし、最後の方の痴漢冤罪詐欺も警察も検察も
やってることは変わらないでしょ、というのは
確かに!と納得しました。
冤罪などいくらでも作り出せる恐ろしい世界だなぁと思いました。
こんな社会はどこかおかしいと考えさせられるアウトローな
小説だったと思いました。
いつか徒歩でも電車の中でもドライブレコーダーが必要になりそう。