564761 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

道さんぽ

道さんぽ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

お気に入りブログ

FRAGRANCE… みるあ☆さん
パルファムstat… ハル*ソラさん

コメント新着

在特会@ これは戦争です 【動画案内】 ●12月4日 京都児童公園…

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

2006.04.14
XML
テーマ:香水(935)
カテゴリ:カテゴリ未分類
先週お休みしたので、今週はもう一本書きましょう。
ゴールデンウィークを前に、新作香水のアメあられ(古い)。こちらの日記でもだいぶ遅れをとってご紹介しておりますが、新作!新作!といっても、定番と限定に分かれており、本日の日記では最近の限定品についてちょびっと考察してみますので、まずはそちらから話を進めていきますね。

限定品と言うのは大概、年度の区切りか、もしくは期間限定で出てくるものであり、その期間に売れるであろう本数を生産します。これらの商品の発売時期と言うのは、ある程度
決まっておりまして、プレゼントの需要期であったり、その商品の持つ固有の季節感を打破する意味合いで作られたりする物であり、その年の売れ行きが良ければ、ほとんどの場合、翌年やその翌年まで、名前を変え、香りを微妙に変化させ作られ続けるものであります。

この限定品を出す意味合いと言うのは、昔の日記でも書いたように、オリジナルの人気が落ち着いてきた場合のテコ入れであったり、新しいコレクションの一部として登場したりするわけですが、ここ最近のディスカウント市場では、この限定品に注目しているのです。

一般的な話として、ファッション(特に衣料品)などはシーズン終わりとなれば、バーゲンをし、在庫処分をしますが、香水の場合はちょっと変わっております。確かに、シーズン終わりで在庫過多の限定品ともなれば、メーカーからのスペシャル特価で一旦流通します。しかし、市場からほとんど無くなった途端に価格が高騰するのです。
今現時点で言えば、例えばこんな商品
【エスカーダ】イビザヒッピー EDT SP 30ml
エスカーダ イビザヒッピー 30ml ¥3,293
一時期は千五六百円ぐらいまで店頭価格が落ちたにも関わらず、ここまでディスカウント価格を戻している訳で、相場が上昇している事は確かなようです。もちろん定価までは届かないモノの一番の底値で買っておいて、2年ぐらい眠らせておけば、普通預金なんかに比べられないくらいの利幅で戻ってくる訳です。

やろうと思えば、先物取引なんか出来うるので、元本保証を謳い文句に出資者を募っても面白そうですが、先物だけに結構リスクが高いので誰も手を出さないのも事実。まず、根本的に密閉低いスプレーボトルを眠らせる危険性。中味のほとんどはアルコールですから、香りに変化がついたり、色が抜けたり、目減りしたりとたくさんのリスクが付き纏います。さらには、再生産される可能性だってあるわけで、今思い浮かべるだけでも、インラブアゲインやマットイエローなんかそうですが、一旦市場から無くなったあとに再生産し、相場が崩れた何て言うこともザラにあります。さらには、他店などでどれくらい残っているかも重要なポイントでして、100%市場を独占できれば好き勝手な値段をつけられる訳ですが、あるところには何時までも残っている訳で、この辺の駆け引きが非常に難しいです。付け加えれば、きちんとリピーターが残っていれば良いのですが、あんまりにも高すぎて、買い手がつかなくなるなんて事もあるのです。

以上の事を踏まえると、需要と供給のバランスが相場に反映することがお解りいただけると思います。これらの事を十分意識してネットショップさん達は他店競合の価格を横目に見ながら、プライスをつけておりますが、一歩進んだ解釈して、逆にこれらの商品を目玉品として『安い!』というイメージ戦略を図っているところもあるのです。
例えばこんなお店
【4月特売セール】シーケーワンサマーCK ONE SUMMERオードトワレ100ml
CK ONE SUMMER2005 100ml ¥2,980【キムラヤ】
既に卸業者では商品がなくなっており、高くても欲しいと思っている小売店さんも多いかもしれませんが、上記のお店では、その当時の安値のままで売っている訳です。
何故このような事をしているのか?これはあくまでも推測なのですが、この商品を一般ユーザーが見た場合の宣伝効果=この店は安い!と言うイメージを与えている訳で、このお店さんが取り扱っている商品全般への安売り感を強調しているのです。また、商売の基本の皆さんが欲しがっているものをより安く提供する事により、はじめて買い物する気になるものであり、ここで一度でも購入していただければ、また買い物をこの店でしてくれる可能性をUPさせる事ができるのです。
もちろん、単純に在庫過多で処分しているのかもしれませんが、それでも、上記のような効果が得られるわけで、目先の利益に捕らわれないお店さんの戦略なわけです。

では、今からできる今後価値観が上がりそうな限定品とは・・・
変なことをやりそうな輩が出てきそうなので書きません。あえて申し上げれば、この日記を書いている時点ですら、皆さん同じ事を考えている事だけは忠告して、本日の香水をご紹介していきましょう。本日は4月21日発売「ラブ&ピース オーデパルファム」です。

ラブ&ピース

トップ:オレンジ・ブラックカラント・マンゴー・アップル・ハニーサックル
ミドル:ジャスミン・ローズ
ラスト:サンダルウッド・ムスク

解説:LOVE&PEACEなんて、まるでジョンレノン辺りが歌っていそうなネームですが、ご存知マジックトゥラブのメーカー名でして、この商品の成功を期にラブ&ピースパルファムと言う一つのブランドを確立しようとしている狙いが見え隠れするこちらの商品。まずは一際目立つマークの意味から。

ハートのマークにピースサインのマークを強引に埋め込み、まるで愛に亀裂が入ったかのような意味にも取れてしまうラブ&ピースパルファムの公式デザイン。ハートのラブには、ボトルの中にローズクォーツを入れ、香水をつけるだけで恋の威力が増すのだとか・・・。又、ピースサインの意味としては、収益の一部をNGO団体に寄付する仕組みになっており、買うだけで、世界平和や貧困の救済になるとの事。香水本体以外の部分が妙に強調されているのも前述に書いたような意味合いで見ていけば合致します。

では、一体どのような香りなのか、詳しく見ていきますと、付け始めから、明るくライトでジューシーなフルーツの甘い香りがすっきりとした気分にさせてくれます。やがて、ローズの芳しい香りとジャスミンの穏やかさ交じり合い、ほんのりと体を抱かれるイメージへ。ラストはサンダルウッドからムスクへの変化をあまり主張しない漂い方で広がります。

個人的な見解からすれば、ボトル自体に愛着感は湧かないものの、香り自体はマジックトゥラブよりも洗練されたイメージ。ちょっと軽すぎるのかなぁとも思いますが、夏場に向けては使い勝手は良さそうです。

但し、売れるの?と聞かれれば正直言葉を濁してしまいます。前作は正直テレビ番組で取り上げられた効果が諸にあり、そのお陰で飛躍的に売れたという印象があり、同じブランドだからと言って、今回はボトルも新しく、マジックトゥラブの面影が全く無いのです。そう考えると、商品単体で見なければならず、「愛」だの「恋」だのには、お金をつぎ込む消費者心理はあっても、「世界平和」だの「寄付」だのには、興味を示さない国民性があるような気がしてならないのです。(メーカーの考え方は素晴らしいことなのですけどね)特に、ターゲットが十代ぐらい後半までとなれば、尚更であり、その上の世代とするならばちょっと商品的に辛い気がしてなりません。
いづれにせよ、たぶんメーカーさんも、このまんまこの商品が黙っていても売れるとは思ってないでしょうから、何か作戦があるのかもしれません。社会貢献ってマスコミが喰いつきやすいネタですからね。

と言うことで、本日2本目の香水をご紹介します。本日2本目は「グッチ エンヴィミー2」です。

エンヴィ ミー 2 EDT SP 30ml
グッチ エンヴィ ミー 2

トップ:オレンジ・バイオレットリーフ・マグノリアリーフ
ミドル:バラ・リビングパープル・ヘリオトロープ
ラスト:パチュリ・バニラ・サンダルウッド

解説:前作エンヴィミーの国内発売が2004年秋。その頃は、まじめに丁寧に日記を書いておりましたが、月日が流れると共に、手荒くなってしまったと痛感させられます。そんな反省は良いとして、今回のエンヴィミー2は、前作のイメージによりラグジュアリー感を増した演出を施しております。
まず外観からご説明しますと、前作と同様のデザインを基調としておりますが、ピンクGGのそれとは違い、ベースに敷かれているグリーンが映えるようにGGマークはおまけ程度の具合。これらは、最新のグッチシマラインと共通するコンセプトであり、外箱同様に見るものに高級感を与えております。

香りの方はと言うと、心地よく爽やかに香るグリーンフローラルの香り。トップはバイオレットリーフやマグノリアリーフなどの香りが草原を通り抜けてきたような風のイメージを髣髴させ、やがて、その風はバラなどが咲き乱れる庭園へと誘われる香りへと変化していきます。ラストは心地よい温かさがあるサンダルウッドやパチュリの香りが以外に粘り強く残りますが、サッパリとしているので、嫌味はなさそうです。

オリジナルの香りと比べると明らかに違いを感じますが、全体のイメージを頭に浮かべるとやはり相通じる共通項が見えてきたので不思議な感覚に捕らわれました。これからのシーズンにとても良さそうな香りですが、各業者を通し先週からお店に投入されている反応を聞くと、思ったほどと言う声が聞こえております。しかし、本当の発売日は本日(4月14日)であり、これからが本調子で売れて行くのではないでしょうか。
追伸として、意外に男性が購入する比率も高いとの参考意見も付け加えて、今週はここまで。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.04.14 17:49:49
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.