|
テーマ:香水(935)
カテゴリ:カテゴリ未分類
すっかりブログの方を放置しておいたら、いろいろと出てきているようですね。今日はまずこの商品から。
![]() カルバンクライン シーケーワンサマー2006。今年も出るわけですが、どうやら並行輸入モノが先行で入ってきているご様子。そんなに慌てなくても、ゴールデンウィーク明けには、2,980円ぐらいの相場で流通するので、皆さん我慢しましょう。香りですか?何となくマッタリしとりますな・・・。 さて、新作のレビューを一気にご紹介していきますが、今回は何となく良さそうなんだけど手を出すかどうか迷う3アイテムをご紹介。この日記を見て参考にしていただければと言う想いを込めて話を続けていきましょう。 まずは、4月12日発売「エスポア ファンbyエスポア」から。 ![]() 【エスポア】 ファンバイエスポア 香料:ラズベリー・ブラックカラント・ピンクフリージア・クィーンズフラワー・フォーシーズンズローズ・ピオニー・ヘリオトーブ・ベチパー・サンダルウッド・ムスク 解説:ワールドカップの共同開催や例の四様ブーム以来、すっかり韓流と言う言葉が定着してしまった感がありますが、いよいよ韓国の老舗化粧品会社「アモーレパシフィック」のフレグランス部門「エスポア」が立ち上げた「ファンバイエスポア」がこの4月12日から発売されます。 円形の可愛らしいピンクのボトルから発せられる香りは、明るく楽しいフルーティフローラル。付ける人のTPOによって、異なる4つの印象が纏うたびに違ったイメージを抱く事でしょう。 明るく楽しい:ラズベリーやブラックカラントのフルーティな甘いカクテル 個性的で華やか:ローズを中心とした煌びやか鮮やかな広がり 情熱的:ヘリオトローブの一途な香り ベース:サンダルウッドとホワイトムスクの官能 (一口メモ:一般的には、果実→花や草→木と言う具合に揮発すると言われております) さて、まず抑えておきたいのは、韓国香水と言うイメージについて。韓国焼酎みたいなノリですが、世界的なレベルで見れば、日本・韓国・中国等はアジア圏として位置付けられており、近年香水の趣味趣向は似ていると各香水メーカーは考えているようです。「アジア先行」・「アジア限定」などと書かれている商品などは典型的な例ですが、それだけで国内向けの万人に好まれる香りと解釈しても差し支えないと思われます。で、この商品に目を移すと、パッケージには思いっきりmade in Koreaなんて書かれており、一般ユーザーはちょっと気が引けちゃうかもしれません。国内メーカーの香水は敢えてmade in Franceなんて気を使っているくらいですから、韓国香水や化粧品の素晴らしさを代理店には謳って欲しいところでした。 商品自体はきちんとした作り込みはしております。POPなどに使われているCGキャラクターなんかにもお金が掛かっておりますし、調香師もナタリーローソンと有名処を使っております。香りの個人的な印象も悪くは無く、キャラクターに合ったフルーツカクテルのような甘さや明るさが十分感じられますが、香り持ちやパンチと言う意味では、ちょっと希薄かなって言う印象です。もちろん、商品を市場に出してみないと結果はわかりませんが、ネット上でテスターセールなんかでばら撒かれない事を祈りつつ、皆さんの反応を聞きたいところですね。 続いてはこちらの商品。アレッサンドロデラクアより「ウーマンインローズ」をご紹介。 ![]() アレッサンドロデラクア ウーマンインローズ トップ:ベルガモット・カイピリーニャアコード・ピンクペッパー ミドル:ピタヤ・サンバックジャスミン・フリージア・ミント ラスト:シダーウッド・サンダルウッド・ムスク 解説:百貨店では、好調なアレッサンドロデラクア。定価販売されている商品の中でもとりわけ廉価版に属するラインですが、その割には香りもしっかりしており、店員さん達にも売りやすいブランドとして認知されているらしいです。 シンプルで透明なボトルには、ローズの茶目っ気たっぷりなイラストが施され、エレガントさの中にも愛らしさを表現。 香りの方はと言うと、ローズの香料を使わずにバラの持つ繊細さと鋭さをイメージさせます。トップは瑞々しい香気の中からはじけるように飛び出すベルガモットやピンクペッパーの印象が新鮮に生き生きと立ち上がります。やがて、ジャスミンやフリージアの清らかな女性らしい可愛らしさが現れ始めると、何処となく青臭い、鋭い刺を持った茎の部分を髣髴させるイメージへと変化していきます。ラストは、ムスクにウッド調の深みを与え穏やかな気分にさせてくれることでしょう。 甘さを抑えてある分大人っぽい印象を持たれる方も多いかも知れませんが、ライト系な香り立ちなのでフレグランス初心者にオススメです。(ちょっとマニアックですが・・・) 普段、香水とは縁遠いお母様方に、母の日のプレゼントとしても良い選択だと思いますし、又、ちょっとストレスが貯まって気分を開放させたいと思った時にも使えそうなフレグランスです。あまり置いてあるお店さんは少ないかもしれませんが、まずは店頭にて香りをお試しあれ。 さて、本日取りを勤めるのはアクオリナから「チョコラバーズ」です。 ![]() アクオリナ チョコラバーズ トップ:ベルガモット・オレンジ・レモン ミドル:リリーオブザバリー・コリアンダー・ヘーゼルナッツ・パチュリ ラスト:バニラ・モルト・ムスク・バニラアブソリュー 解説:一作目の「ピンクシュガー」が世界のみならず、日本でも大ヒットしただけに、セカンドフレグランスのチョコラバーズにも俄然期待が膨れ上がります。果たしてどんな香りが出来上がったのかじっくり見てみましょう。 ボトルやパッケージは従来からの継承ですが、ピンクのリボンテープを取り払い、チョコ=ハートと言うイメージまんまの分かり易い装飾。 香りの方は、チョコの濃厚な甘さを損なわれないようにしながらも、体に纏うことを計算された香り作りがなされております。ベースに敷いてあるバニラやモルト、ヘーゼルナッツなどで作られたチョコレートの香りが独特の深みと甘さの世界観を演出し、相性の良い柑橘類の酸味やジャスミンなどの可愛らしさ、コリアンダー、パチュリなどのアクセントを絡めながら小悪魔的にキュートで セクシーな印象を与えます。 昨年発売された「マットショコラ」と比べると分かりますが、本来のチョコレートの香りと言えば、マットショコラの方に軍配が上がると思います。但し、この香りを香水として使うのであれば・・・と考えると、今回発売されたチョコラバーズの方が使い易そうですね。微妙な差なのですが、マットショコラの場合、なんとなくスモーキーで大らかさがあり、何の為に、誰の為に作られたのかが、今ひとつ不明確なわけでして、その点、このチョコラバーズの場合、ターゲットは若年層であり、香りにも可愛らしさが溢れております。 もちろん、これから気温が上がっていく季節や、湿度の高い中で、この香りを使うのはどうかと思いますが、新しい季節の始まりに斬新なイメージチェンジを考えている方にはオススメですね。 以上、今回の新作香水はいかがでしたでしょうか。いつもご覧頂いているマニアックな方々にも喜んでいただけそうなチョイスをしてみました。ちょっとお金に余裕があれば、手を出してみたい。けれど、ネットで商品の検索をしてみてもどれも書いていることが一緒。よく分からない。と言う声が聞こえてくる前に載せてみました。グッチやカルバンクラインなどの話題作以外のものもたまには試してみてくださいね。 本日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.11 04:14:20
コメント(0) | コメントを書く |