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カテゴリ:音楽メモ
モーツァルト作曲 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク Eine kleine Nachtmusik』の第3楽章は Menuetto メヌエット。
4分の3拍子の舞曲なのですが、この「舞曲」というのがどうもわたくしにはピンと来ない。だって踊ったことないし。 そんなわけでちょっと調べてみました。 うちの辞典によると「” Menuetto ”の綴りはいずれの国語でもない混合語である」とあり ドイツ語→ Menuett 英語 → minuet イタリア語→ minuetto フランス語→ menuet と表記するそうです。微妙に違います。 わたくしの『アイネク』の楽譜には Menuetto と書いてあります。混合語です。 モーツァルトがこう書いたかどうかはもう少し調べないとはっきりしません。印刷の段階で誰かが書き直した可能性もあるからです。 さて、もともと宮廷で踊られていたメヌエット。フランスが起源のようです。 舞曲で重要なのはテンポ。 当時(17世紀頃)どうやってテンポを決めていたか。面白い方法が使われていたそうです。 それは脈拍をメトロノーム代わりにする方法。 その方法では、メヌエットは脈拍2回で一小節と数えていたそうです。3拍子だからちょっと半端ですね。 現代人の脈拍数は安静時で男性で60~70程度、女性で65~75程度(らしい)。 指揮台に上がってる時はやや心拍数も上がると思われるので80として計算すると 四分音符=約120 くらい? いいテンポです☆ 因みにほ乳類は生涯で20億回程度脈を打つのだそうです。億! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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