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カテゴリ:鑑賞日記
毎日よく降りますねえ。
今日はまず東京文化会館の資料室で調べ物。雨でも上野のお山は人がたくさんでした。日曜日ですものね。 9月にバーバー作曲「ノックスビル 1915年の夏」という曲の伴奏をすることになってます。噂には聞いていたけど、弾くのははじめて。 テキストは、バーバーと同世代のジェイムス・エイジーという作家の散文(遺作の自叙的小説「家族のなかの死」のプロローグでもある)。 今回は元々オーケストラ伴奏で書かれているものをバーバー自身がピアノにリダクションした楽譜を使うのですが、オーケストラスコアもチェックします。 本来どの楽器が受け持つメロディーなのか分かると、ピアノで弾くときにも自然と色彩豊かな音色が頭に浮かんで立体的な演奏の助けになります。 最初のテンポ設定も結構違ったりするし。(オケでは八分音符=66、ピアノ版では四分音符=40) ルネ・フレミングとキャスリン・バトルのCDも聴きました。 バトルの方はプレヴィン指揮。「ハニー&ルー」というプレヴィンの曲がカップリングされていて、それも面白かったです。 夜はいつも通ってるイタリア語教室 LINGUAVIVAへ。 初の試み、教室でコンサートが開かれました。 演奏は、マッシモ・マルケーゼ氏。イタリア・サヴォーナ生まれのリュート奏者。 「レオナルド・ダ・ヴィンチ時代の音楽」と題して、1時間の演奏会でした。 デリケートな音色。今日みたいな雨の日は扱うのが大変だそう。 5線ならぬ6線譜! Francesco da Milano、Vincenzo Capirolaといった1400年代生まれの作品、生で聴くのは初めてです。楽譜が残ってるのがすごい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月08日 00時39分11秒
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