|
カテゴリ:鑑賞日記
コロナウイルスに対しての安倍総理の発表を受けて、イベントというイベントが軒並み中止になっておりますが、過日、波多野睦美さんのコンサートへ行って参りました。場所は王子ホール。
1日ずれてたら、この公演も中止になっていたかも。 2015年のバルバラのみのコンサートが素晴らしかったので、この度も楽しみにチケットを購入しました。ピアノはその時と同じく山田武彦氏。そして今回はギターの大萩康司氏(前回はバンドネオン)も聞けるとあって期待は膨らみます。 今回のプログラムは「歌い手たちへのオマージュ」と題して、波多野さんが " 大好きな歌手 " に焦点を当てて選んだ歌の数々。 シャンソン、ミュージカル、ラテンからユーミンまで、カラフルな曲が並びました。 1曲目「愛の小径」から山田武彦ワールド炸裂。 どの曲も斬新なアレンジで、その新しいアプローチには恐れ入るばかり。 特に「踊り明かそう」のちょっと無調的なアレンジは面白かったです。 初めて聞いた「アルフォンシーナと海」、素敵な曲でした。 ギター、ピアノ、それぞれ1曲ずつソロもあって、ギターは『ギターのための12の歌』より「イエスタデイ」(武満徹)、ピアノは「ハートに火をつけて」による変奏曲(グルダ)。 ウィーンの巨匠でありながら独自の道を歩んだグルダの曲は超絶技巧のオンパレードで、最後のページは「アドリブ」と書かれているそう。コンポーザー・ピアニスト山田武彦さん、本領発揮です。 プログラム イヴォンヌ・プランタン:「愛の小径」(プーランク) カエタノ・ヴェローゾ:「ククルクク・パロマ」(メンデス) エラ・フィッツジェラルド:「サマータイム」(ガーシュウィン) ジュリー・アンドリュース:「私のお気に入り」(ロジャース) カルロス・ガルデル:「想いの届く日」(ガルデル) メルセデス・ソーサ:「アルフォンシーナと海」(ラミレス) 『ギターのための12の歌』より「イエスタデイ」(武満徹)※ギターソロ ジュリー・アンドリュース:「踊り明かそう」(ロウ) バルバラ:「ナントに雨が降る」(バルバラ) バルバラ:「サンタマンの森で」(バルバラ) 「ハートに火をつけて」による変奏曲(グルダ)※ピアノソロ ちあきなおみ:「黄昏のビギン」(中村八大/永六輔) 松任谷由実:「卒業写真」(荒井由美) アンコールは「アマポーラ」と「ローズ」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月28日 11時50分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[鑑賞日記] カテゴリの最新記事
|