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カテゴリ:リサイタル
検証というほどのものではございませんが・・・。
この↓ブライトコプフ版は正確には「ブライトコップ社ライセンス版」で、ヤマハミュージックメディアから出版されているものです。30年以上前に買った輸入版のブライトコプフも持っていますが、ボロッボロになったのでヤマハのライセンス版を買い直しました。日本語のタイトルが追加されている他は、輸入版と全く同じです。シューマンの妻・クララの編集、新訂ヴィルヘルム・ケンプです。 因みにヤマハの楽譜には「ブライトコップ」と印刷されてますが、わたくしは「ブライトコプフ」と読む派です。 「謝肉祭」は、元のブライトコプフ版では全7巻中第2巻に入っていて、第2巻には作品9から13まで、つまり「謝肉祭」「6つの演奏会用練習曲」「大ソナタ1番」「幻想小曲集」「交響的練習曲」が収められてます。一方ヤマハは第3巻で「謝肉祭」「ウィーンの謝肉祭の道化」「クライスレリアーナ」「交響的練習曲」「ピアノソナタ第2番」のカップリング。 売れ筋のみピックアップしたのか、その辺は分かりません。 ヘンレ版と比べると、1ページ目からかなり印象が違います。 上段がヘンレ版。ブライトコプフにはメトロノームの指示があって、番号が振られています。 ペダルの指示も随分違います。 スラーのかかり方もところどころ違っています。これはオイゼビウスの8小節目。 ヘンレ版の巻末に注釈が載っているので、よく読まなければなりません。 できる限りの検証をした上で取捨選択して、自分なりの表現に落とし込みたいと思います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月19日 13時42分37秒
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