2019.12.02 オススメ楽天デビッドカード
楽天デビットカード(JCB)について
デビットカードとは預金口座と紐付けられた決済用カードで、支払いを行うと登録の銀行口座から即座に利用料金が引き落としされます。
テレビCMでお馴染みの「楽天カード」はクレジットカード、「楽天デビットカード(JCB)」はデビットカードです。クレジットカードは1~2か月後の後払い、デビットカードは料金支払い時に自動的に銀行口座から引き落としが行われるという違いがあります。
多くのカード会社がデビットカードを発行していますが、ここでは楽天デビットカード(JCB)について説明します。
年会費永年無料
楽天デビットカード(JCB)は発行手数料無料、年会費無料のカードです。同じく楽天が発行している「楽天デビットカード(VISA)」は年会費1,029円(税込)、「楽天ゴールドデビットカードVISA」は3,086円(税込)かかります。
楽天デビットカード(JCB)は年会費無料なので、使わない時期などがあっても無駄にならず安心ですね。
楽天デビットカードの年会費
カード名 年会費
楽天デビットカード(JCB) 無料
楽天デビットカード(VISA) 1,029円(税込)
楽天ゴールドデビットカードVISA 3,086円(税込)
楽天デビットカードは16歳から申し込み可能
楽天デビットカード(JCB)は16歳から発行可能なデビットカードなので、クレジットカードを申し込めない学生の方でも発行することができます。20歳未満の場合は親権者の同意が必要になりますので、ご家族の方に相談して申し込みをしましょう。
修学旅行や家族旅行、卒業旅行などに行く方で、年齢的にクレジットカードをまだ作ることができない場合でも、デビットカードであれば申し込みができて簡単にカード決済ができます。
クレジットカードと違い、口座残高分しか利用できないので無駄遣いの防止にもなります。
楽天銀行の口座が必要
楽天デビットカードは楽天銀行の口座から利用額を引き落とすので、楽天銀行の口座が必要です。楽天銀行口座を持っていない方は、楽天デビットカードの申し込みと同時に口座開設をすることができます。
楽天銀行デビットカードを持っていると、電気料金、水道料金、ガス料金、電話代金などを自動口座振替で支払うことができるので、公共料金の支払いも楽になります。
楽天銀行へ入金する場合、ゆうちょ銀行から振り込みを行うと手数料無料で銀行振込ができます。また、出金の際もコンビニATMから引き出す場合は262円かかりますが、ゆうちょ銀行での出金手数料は100円で済むので、ゆうちょ銀行で取引することをおすすめします。
支払方法と利用限度額
デビットカードの支払いでは、分割払いができないため、支払い方法は1回払い(一括払い)となります。
楽天デビットカード(JCB)は利用限度額の設定をすることもできるので、無駄遣いしないように設定しておいても良いでしょう。
また、利用限度額を設定しておけば、盗難や紛失があった際に被害を最小限に抑えることもできます。
楽天スーパーポイントについて
楽天銀行デビットカードは、利用金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まります。ここではデビットカードの使用で貯まる楽天スーパーポイントについて説明します。
ポイント高還元率
楽天銀行デビットカード(JCB)は100円の支払いで1ポイント貯まるポイント高還元率カードです。
他のカード会社のデビットカードはポイント還元率が0.2%~0.5%程度ですので、楽天銀行デビットカード(JCB)は破格のポイント還元率です。
楽天デビットカードには他にも種類があり、ポイント還元率0.2%の「楽天デビットカード(VISA)」やポイント還元率0.5%の「楽天デビットカードゴールド(VISA)」があります。どちらのカードも年会費がかかる上にポイント還元率が低いので、楽天銀行デビットカード(JCB)をおすすめします。
楽天デビットカードのポイント還元率
カード名 ポイント還元率
楽天デビットカード(JCB) 1%
楽天デビットカード(VISA) 0.2%
楽天ゴールドデビットカードVISA 0.5%
楽天市場の買い物でポイント2倍
楽天銀行デビットカード(JCB)を使用して楽天市場で買い物をすると、ポイントが2倍貯まります。そのほか、楽天トラベルや楽天ブックスなどの楽天グループで支払いをすると、お得なキャンペーンやポイントアップなどの特典もあります。
ポイントの使い道
貯まったポイントは、会員サービス「楽天ポイントクラブ」にログインすることで、獲得・利用履歴を確認することができます。
楽天スーパーポイントは1ポイント=1円として使用することができ、楽天市場での買い物の割引に使用したり、ANAマイルに交換したりすることができます。
ANAマイルに交換する場合は楽天ポイント2ポイント=ANAマイル1ポイントとなるので、特別な理由がなければポイントは楽天グループのサービスに使うと効率よくポイントを使用できます。
付帯サービスや便利な使い方
楽天銀行デビットカード(JCB)は使用してポイントが貯まるだけでなく、安心して利用できるためのサービスや、お得な特典があるので紹介します。
カード盗難を補償する保険つき
楽天銀行デビットカード(JCB)には、第三者不正使用保険(盗難保険)が付帯しているので、万が一盗難にあって不正利用などがあっても安心です。
また、楽天銀行デビットカードのカスタマーサポートは24時間電話を受け付けているので、カードで何か困ったことがあってもすぐに相談できます。
安全に決済できる本人認証サービス
「本人認証サービス」はインターネットでの支払いを安全に行うためのサービスで、楽天銀行デビットカード(JCB)の場合「JCB J/Secureサービス」というサービス名です。
「MyJCBパスワード」を設定することにより、J/Secureの加盟店でのインターネットショッピングで第三者の不正使用を防止することができます。
J/Secureを使用するには、あらかじめ本人認証サービスの登録が必要になります。
ハッピープログラムで銀行ATM手数料無料
ハッピープログラムとは楽天銀行の利用者に向けた優待サービスで、エントリーすると楽天銀行ATM利用手数料、他行振込手数料が一定回数無料になります。また、ハッピープログラム対象サービスでの獲得ポイントが最大3倍になりますので、ポイントも貯まりやすくなります。
ハッピープログラムを利用するにはエントリーが必要です。楽天銀行の公式ページから登録しておくと銀行ATMもお得に利用できます。
nanacoチャージでポイント付与
楽天銀行デビットカード(JCB)ならnanacoチャージをした時にもポイントが付与されます。
nanacoカードを使用している方にとっては、普段使うカードのチャージでポイントが貯まるのは嬉しいですね。
デメリット
デビットカードでは破格のポイント還元率を誇る楽天デビットカード(JCB)ですが、いくつかデメリットもあります。
デメリットを考慮した上で申し込みを検討してもらえればと思います。
付帯保険が少ない
楽天銀行デビットカード(JCB)の付帯保険はデビットカードの盗難補償のみです。カードで購入した物が盗難・破損した際に補償される「ショッピング保険」や、旅行先でのケガや病気の際に補償される「旅行保険」は付帯していません。
ショッピング保険が付帯しているカードが必要な場合は、クレジットカードを検討しましょう。クレジットカードはショッピング保険が付帯していて年会費無料のカードもありますので、年会費無料おすすめクレジットカードをご覧ください。
旅行保険(海外旅行傷害保険)が必要な場合は、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で紹介しているので参考にしてみてください。
クレジットヒストリーが残らない
クレジットカードを使用するとカード会社から信用を得られ、その信用情報をクレジットヒストリーと言います。クレジットカードを使用すると個人情報信用機関という信用情報を管理している機関に情報が残りますが、デビットカードはどれだけ使用しても個人情報信用機関にクレジットヒストリーが残りません。
クレジットヒストリーを残しておけば、将来的にゴールドカードに申し込みをしたり、利用限度額の変更してもらったりする際に審査が通りやすくなります。
将来的にクレジットカードを作る予定のある方は、楽天カードなどのクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
一部デビット決済ができない支払いがある
海外のオンラインカジノなどの一部加盟店では利用ができません。また、ガソリンスタンドの支払いの際に10,000円以上の普通預金口座残高がないと利用できないといった、一部支払いができない条件があります。
残高が少ない時の支払いは、普通預金の口座残高不足で未精算が発生することがあるため、支払いができなくなるよう制限されています。ガソリン代の支払い時には口座残高に余裕がある状態にしておきましょう。
海外利用について
楽天銀行デビットカード(JCB)は、JCBが利用できるお店であれば、海外でも問題なく買い物をすることができます。
ここでは、楽天銀行デビットカード(JCB)が海外でどのように利用できるのか説明します。
ATMの海外利用
海外のATMでは「JCB」か「Cirrus(シーラス)」マークがあれば1日最大20万円まで預金残高から現地通貨の引出しを行うことができます。
デビット利用限度額と海外ATM利用限度額のどちらか低い方が限度額の上限になりますので、海外旅行の際は利用限度額を確認しておくと良いでしょう。
海外の銀行ATMを利用する場合でも、暗証番号は普段使用しているものと同じ番号なので、日本のATMと同じように使えます。
旅行先によってはJCBが使えない
JCBは日本国内では多くのお店で使えますが、海外ではVISAやMasterCardに比べると使えるお店が少ないです。日本人観光客が多い地域(ハワイや台湾)では使えるお店が多いですが、それ以外の地域ではJCBが使えない店舗が多いです。
もちろん提携ATMがあれば現地通貨を引き出すことはできますし、JCBを利用できる店舗もあります。しかし、海外ではVISAやMasterCardに比べるとJCB加盟店が少ないため、海外でカード支払いをしたい方はVISAとMasterCardを選択できる楽天カードを検討してみてはいかがでしょうか。