カテゴリ:読み聞かせに使った絵本&童話
ここ最近、読み聞かせた絵本と童話を紹介します。 ●こんとあき こんは、おばあちゃんに赤ちゃんのお守りを頼まれて、砂丘の町からやってきた、きつねのぬいぐるみ。赤ちゃんの名前は、あき。 二人は、ずっと一緒に暮らし、あきはすくすくと成長していく。でも、こんは、だんだん古くなって、手がほろこびてしまう。 そこで、砂丘の町にすむ、おばあちゃんに直してもらうため、二人で電車に乗って出かけていくというストーリー。林明子さんの、あったかいイラストは心がなごむ感じがする。 ●おしゃべりなたまごやき ある王さまの、おちゃめなお話。 朝の挨拶と、お勉強の時間が終わると、やっと遊びの時間。この時間が王さまは大好き。 ある日、お城の中を散歩していると、にわとり小屋を見つけ、かぎが差し込んだままになっているのに気づき、にわとり小屋を開けてしまう。とたんにたくさんのにわとりが、お城中にかけまわり、家来や大臣はおおさわぎ! 王さまは、自分が開けたことを告白できずにいるのだが、予想外な結果でバレてしまう。 楽しい作品でした。 ●わすれられないおくりもの まわりの誰からも慕われていたアナグマ。 しかし、よる年並みには勝てずに、ある日亡くなってしまう。アナグマは死ぬことは怖くなかった。死んで体がなくなっても、心は残ることは知っていたから。だから、回りの友人に自分が長いトンネルの向こうに行ってしまっても、悲しまないようにと言っていた。 かけがえのない友人を失った、カエルやキツネやモグラが、どのように、その悲しみを乗り越えていくかが描かれている。心にしみいるお話。あやか姫も、思わず涙ぐんでいた。 ●おたまじゃくしの101ちゃん いちべえ沼に住む、カエルのおかあさんと、おたまじゃくしの子ども達のお話。 ある日、お散歩に出かけたとき、おたまじゃくしの末っ子101ちゃんが、まいごになってしまう。 カエルのおかあさんは必死で捜し、タガメやザリガニに襲われるのだが、子ども達もスクラム組んで、お互いに助け合うというストーリー。101ちゃんが、とっても可愛いお話。 ●はれときどきぶた 小学校3年生で「十円やす」というあだ名の男の子が主人公。 2年生のときから、ずっと日記をつけているのが自慢のたね。しかし、ある日お母さんが、日記を盗み読みしているのを見てしまう。 頭に来た十円やす君は、お母さん達をぎゃふんと言わせるため、デタラメな日記を書くことにした。その日の日記だと嘘を書くことになってしまうから、「明日の日記」にしようとひらめいた。これならば、どんなデタラメでも平気で書ける。 ところが、不思議なことに、次の日から、日記に書いた事が次々起こるようになってしまうのだ。 お母さんが鉛筆のてんぷらを揚げたり、天気予報で「はれ、ときどき、ぶた」と言って、ホントにブタの大群が降ってきたりと、かな~り、笑えるお話。あやかも大笑いしてました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.26 20:30:25
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