カテゴリ:子育て体験日記
添削してもらった感想文を、もう一度清書させて、無事にコンクールへの提出が終了した。 このコンクール、ネットで調べてみたら、けっこうハードル高そうである。 でも、やはり参加することに意義があると思うし、本人にしても、今後も本を読んだら色々書きたいと言っているから、よい体験になったようだ。 夕べの事だが、お風呂からあがってテレビをつけたら、「夏休みの感想文は必要か否か」という内容の番組が始まっていた。タイムリーと言おうか、何と言おうか。。 ネットで読書感想文の見本を公開している人が出てきて、「自分は感想文を書かせられる事で、本を読むのが嫌いになった。感想文ほどバカバカしいものはない。」と発言。 これに対し、あやか姫、めちゃくちゃ憤慨! 「バカバカしいだって! ひどすぎる! あやちゃんは、本を読むのも感想文書くのも好きだよ!」とテレビに向かって、声を荒げていた。 あやかにしてみれば、自分が頑張ったことに対して、ケチをつけられたわけで、7歳児と言えど、怒りたくなるのも無理はないし、「バカバカしい」という表現は確かに言い過ぎかなとも思う。 ただ「読書感想文は絶対に必要であるか否か」を問われたら、私としては肯定も否定もしない。感じ方や考え方は、人それぞれだと思うからだ。 確かに、読書は好きだけど、書くことは苦手な人もいる。反対に手紙など、文章を書くことは好きだが、読書はあまり好まない人もいる。 これは、読書に限ったことじゃない。算数だって、暗算や計算は好きだけど、文章問題は苦手という人もいるだろうし、人間、何かにつけて、得手不得手はあるものだ。 全てが完璧だなんて、まずは、あり得ない事だろうと思う。 ただ、番組を見ていて、一番ビックリしたのは、夏休みの感想文や宿題を代行してやってくれる業者がいて、特に読書感想文に関しては、予約が一杯で間に合わないくらい依頼が多いという今の現実だ。 読書感想文は、9千円ぐらいから~と言っていたが、決して安い値段ではない。 子どもが独断で依頼しているとは考えにくいから、親が容認しているのだろう。 果たして、それでいいのか? 夏休みの宿題がなければ、子どもは楽だろう。でも、この行動で子どもが学ぶことは何か。 「お金さえ出せば、自分のイヤなこと、やりたくない事は他人にやってもらえる。」という考え方を学ぶだろう。 それって、間違っていないか? その子が社会に出たとき、その考えが通用するのか? 私が子どもの頃は、もちろんインターネットもなけりゃ、そんな業者など存在しない。 かといって、仕事で忙しい親が、手伝ってくれることもなかったから、自分でやり遂げるしかなかったし、分からなくて出来ないところは、そのまま持っていくしかなくて、先生に怒られたものだ。 それが、ごく当たり前のことだった。 お金を払ってまで、体裁をつくろうくらいなら、やらせないまま提出させた方が、子どものためではないのだろうか。感想文だって、例え1行でも2行でもいいから、自分自身で書かせるべきではないのか? 今一度考えてみて欲しい・・・と願わずにはいられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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