|
カテゴリ:旅行
能登のキリコ祭りの始まりを告げる石川県能登町(旧能都町)宇出津のあばれ祭に旦那といってきました。
7月の第一金、土曜の2日間かけて行なわれる祭りは高さ6~7メートル、約40本のキリコが町を練り、2基の神輿を海や川、火の中に投げ込んで暴れる勇壮さで知られます。いや~町中キリコに埋め尽される姿はなかなか強烈なものがありました。 紀元は約330年前の寛文年間(1661~1672年)、当地に悪病が流行したため、京都の祇園社から牛頭天王(ごずてんのう)を 勧請し盛大な祭礼を始めたところ、神霊と化した青蜂が悪疾病者を救い、喜んだ地元の人がキリコをかついで宇出津八坂神社へ詣でたのが始まりとされています。(町広報より)詳しい紹介はこちら ![]() 富山から下道でいって3時間半~4時間(遠かった~)。夕方5時半に宇出津の港についたらキリコはお休み中でみんな各家庭で祭りのごっつお中。アレレ~。しょうがないので夕食をとる所を物色してみるけど、地元のお祭り、お店の人も祭りモードなのでしょうね、あんまりやってません(涙) いか釣り漁船がずらり立ち並ぶ波止場に人だかりができているので見に行くと、神輿をかついだ男衆が「チョーサチョーサ(と聞こえた)」とやってきて海にむかって神輿を投げ捨て!男衆も海に飛び込んで神輿をしずめ壊します。 ![]() ![]() ![]() しかし、小さなこの町にいったいどこから人がわいてくるのかと思うぐらいの人人人。もちろん観光客より地元の人がほとんど。中にはこの日に帰省している人も多いのでしょうね。 法被をひっかけ、ダボダボの鳶職のあのズボンを着こなす、いなせな?田舎くささもまたいいもんです。旦那は若い娘の胸にさらしを巻いた姿に大喜びです(笑) ![]() ![]() 宇出津の町は漁師町の風情と昔は栄えた家なども立ち並ぶ感じが、なんとも味のある町でした。町中あげて祭り一色に燃える姿はうらやましくもあります。観光ではない、そこに暮らす人の本来の素朴な祭りの原型を見たような気がしました。 能登に夏を告げるキリコ、これから各地で始まります。能登のキリコ祭り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|