カテゴリ:ソラ
昔々大昔、世界の文化は今の私達が想像しているより、もっと進んでいました。 しかし、当時の人々は生活の様子を文字にする手段を持ちませんでした。 それで、これまで我々が出来たのは、科学者の調査に基づく想像のみでした。 その文化の発達したイスラエルの国の人たちは仲良く暮らしていました。 けれども、その人たちの中でもいろいろな性格の人たちがいて、毎日平凡に 暮らすのが好きな人と、もっと国から外に出て貿易をしてみたいと思う人に 分かれました。 国の外に出てみたいと思う人たちをユー族といいました。 ユー、すなわちあなたとお付き合いしたいと言う積極的な人たちでした。 その土地で同じように暮らしていたいと思う人たちは、そのままその土地に残りました。 ユー族の人たちは大きな船を作り、貿易のために海外に出かけていきました。 当時エジプト地方にはもっと多く雨が降り、多くの動植物が穏やかに育っていました。 ナイル川には船が都市の近くまで出入りできるような大きな支流がありました。 ユー族の人たちはその支流をさかのぼって行き、そこで仕事をしようと思いました。 しかし、その頃はエジプトを悪い王様が治めていたために、ユー族の人は 皆捕らえられて奴隷にされてしまいました。それ以後エジプトでは雨が少なくなり、 また、木を切り倒した事で砂漠化が進み、船は砂漠の中に残されたのです。 ユーという言葉が長い間に変化し、彼らユー族は現在ユダヤ人と呼ばれています。 これで何故ユダヤ人が国を持たなかったか、イスラエルの地に戻りたかったかが 分かるでしょう。 それ以後の歴史は、イスラエル人(モーセとユダヤ人)のエジプト脱出の話や 他の多くの物語でご存知と思います。 イスラエルを去らず残った人達は、後にイスラム教を取り入れ生活の基盤としました。 彼らは今、パレスチナ人と呼ばれています。 ユダヤ人とパレスチナ人は異なる宗教を持っていますが、彼らは元々同じ国で 生まれ仲の良い友達だったのです。 それ以後いろいろな宗教が生まれた事は"地球物語"に書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.21 00:31:07
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