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テーマ:写真俳句ブログ(37813)
カテゴリ:蝶
苧環や静御前の舞姿
苧環というと、平安の昔、鎌倉八幡宮の舞殿で、頼朝以下東国の武将達の前で踊ったという静御前の歌を思い出す。義経記より。 詮ずるところ敵の前の舞ぞかし。思ふ事を歌はばやと思ひて、 しずやしず 賤(しず)のをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな よしの山 嶺(みね)の白雪 踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき と歌ひたりければ、鎌倉殿御簾をざと下し給ひけり。 敵陣で覚悟の舞を舞う静やあはれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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